清谷信一公式ブログ　　清谷防衛経済研究所　

国防に関する議論は大いにするべきだと思いますが、バカで情弱で軍事的な教養もなく、経済、時間という概念が理解できない軍オタはリアルワールドの軍事の話をしないほうがいいと思います。
ゲームやアニメの世界と現実の区別がつかず、ネット情報だけを頼りにしているくせに自分は軍事通であると勘違いして、ウエメセで説教する人たちには理を説いても通じません。

まあJSF君みたいにバカは黙っていろ、とは言いませんが（笑


情弱の馬鹿なのに自分は賢い、物知りだと勘違いしているから始末が悪いです。その上、予算や経済、お金という概念が理解できません。その上読解力が中学生レベルもない。

しかも自分の意見と異なる人に「素人は黙っていろ」と恫喝したります。一体何のプロなんでしょうかねえ？

こういう人が間違った知識をドヤ顔で振り回すのは、仮想敵国を喜ばせるだけです。はっきり言えば利敵行為です。



自分の弾が届くところには相手の弾が届くことが理解できない。ゲートとかあの手のラノベの読みすぎでしょう。実際は中国などのほうがドローンやISRの装備が進んでいるので、陸自の砲兵部隊の場所が探知されて、こちらが前にタコ殴りされます。まして中国などは155ミリ砲弾よりもより射程の長い地対地ロケット、ミサイルを多くもっています。















































しかし、まあ実銃を撃ったことは勿論さわったこともなさそうな人たちが、ウエメセで（笑
サバイバルゲームやったぐらいで銃のプロになった気でいるんでしょう。

海外の専門誌を２，3年でも購読すればこんな間抜けな主張はしないでしょう。

そもそもぼくの書いた以下の記事を読める読解力が無いようです。

自衛隊は新小銃の調達数を減らして、P90かMP7を導入すべきでは？
http://agora-web.jp/archives/2045471.html

国産兵器大好きという病気がありきで、冷静に現実の問題が見られないようです。
PDWを導入すると弾種が増えると批判していますが、だったら30年以上かかって
64式から89式への更新ができなかった防衛省、陸自を批判すべきですけどね。それができないのは当局LOVEで、防衛省、自衛隊は正しいという信仰のせいでしょう。

国産じゃなきゃ駄目病の人も多いですねえ。
機銃なんて40年以上も品質偽装してきて、それを陸自は知りませんでしたと間抜けなことを言っているわけです。そういう「軍事のプロ」を信じられますか。性能偽装した劣った兵器を戦時に隊員に使わせたいのでしょうか？

それに国産火器は国際市場の５~１０倍で、しかも機関拳銃なんぞというクズまで調達しています。

国産だから有事に量産できると思っているのでしょう。できません。製造ラインはリーンで、急に量産なんかできません。寧ろ安い外国製を予備銃や部品含めて備蓄するほうが合理的です。

しかもAAVの７．６２ミリ機銃、４０ミリグレネードランチャー、７．６２ミリ狙撃銃、
UH-60に搭載されているミニガン、オスプレイ用の１２．７ミリ機銃、ミニガンも輸入です。これらで使用されている弾薬も輸入です。彼らはいったいどこのパラレルワールドに住んでいるんでしょうか？

弾薬も調達数が少ないのに１６社もあって、少量生産のためにバカ高い。PDWの弾を輸入した方がましですよといっているのですけども、弾薬の高さというのが理解できないでしょう。例えば１回２００円のガシャポンが２０００円もしたら、同じ回数だけできますか？
軽自動車持つのがカツカツの家庭が、ベンツやマセラティ買ったらどうなりますか？
こういうことが想像できる想像力も知性も知能もないわけです。

PDWは無論ライフと同じ射程、威力はありません。ですから文中で二線級に部隊に配備と書いてあるのですが、それが理解できないようです。
この人達はライフル持たせれば誰でもマークスマンレベルの射撃技量が身につくとでも思っているのでしょうが、それはありません。ライフルを実戦で使うためには一定の射撃回数と、撃つだけではなく、様々なシチュエーションを想定した訓練が必要です。

陸自の小銃手でも年間1000発、かつてぼくは毎年2000発程度実弾を撃っていましたが、その半分です。それ以外では指揮官なども含めて検定に必要な射撃は年に５０発です。
小銃手でも射撃回数は少ないです。後方部x隊だと実弾を訓練弾を間違えた、という間抜けな話もありました。小銃手以外の射撃訓練を少ないままで、より高い命中率と実戦能力をもたせるならばPDWは一つの選択です。

そして陸自は今度も30年かけて89式を更新するといっているわけです。後方部隊は30年も、89式を使うことになるでしょう。使用弾は同じですが、教育も兵站も二重になります。
しかも光学照準器の導入も決定していない。40ミリグレネードランチャーも導入だけはきまっているが、まだ具体的には白紙同然です。

しかもカービンタイプの開発の話も聞いておりません。更に申せば諸外国では5.56ミリ弾は威力不足であり、小隊に7.62ミリ弾の自動ライフルを導入するトレンドがありますが、陸自にはそのような構想もありません。平和ボケもいいところです。


ですから安いPWDを導入して戦闘部隊への新小銃を普及を早めろ、といっているわけです。ところがこの手の胡乱な軍オタさんたちは「時間」という概念が理解できないようです。

新小銃の更新が終わるまでどこも戦争を仕掛けてこないとでも思っているのでしょう。お花畑もいいところです。

本来新小銃が諸外国並の値段で、7年ぐらいで更新できるならばいいでしょう。ですが、また89式同様30年もかけるといっているから、新小銃を採用する前提でまだ実戦的な提案をしただけです。

この手の自己評価だけは異様に高い、知ったかぶりで、自衛隊は常に正しい、自分のオタク知識は正しいと信じるのはカルトです。カルトでないならば一度その手の病院にいってきた方が宜しいかと思います。

現実をみる勇気がない人が中国の手先のような現状維持マンセーを主張するのは国益を損ないます。まずはカルトから離脱して中学生レベルの読解力を身につけましょう。話はそれからです。

繰り返しますが、防衛に関する議論は広く行うべきです。それはエビデンスに基づくもので、かつ建設的なものであるべきです。
おたくのマウント取りごっこならば仲間内でファミレスかメイド喫茶でやってくれ。世間様に迷惑を掛けるな。