今回のご紹介するチェアはものすごく価値のあるチェアで美術館に保存されていてもおかしくない逸品である。
そこで、アンティークの価値を残すのであれば手を加えることはその価値を損なう可能性があることをキチンとお伝えしたうえで「家具の病院」へ入院してもらいました。
我々の職人は明治維新後の西洋家具の制作技術を学んだ親方衆の伝統技術を忠実に現代に継承している職人のため、手を加えて良いとならば、さっそく作業開始。
入院直後の様子。「フランク・ロイド・ライト」の「帝国ホテルの椅子」
この状態から、まず現在張られている黄色い革を丁寧にはがす。
ウレタンも経年劣化でヘタっているため、今回は全て取り替え。
グラつきひどいため、脚部と背中の部分を破損しないよう十分に気を付けながらパーツに分解をしていく。
この作業が一番緊張する。
パーツ分解された「フランク・ロイド・ライト」の「帝国ホテルのチェア」
昔ながらの制作技術(いわゆるホゾ構造)のため、パーツに分けてキレに分解することができた。
そこで、アンティークの価値を残すのであれば手を加えることはその価値を損なう可能性があることをキチンとお伝えしたうえで「家具の病院」へ入院してもらいました。
我々の職人は明治維新後の西洋家具の制作技術を学んだ親方衆の伝統技術を忠実に現代に継承している職人のため、手を加えて良いとならば、さっそく作業開始。
入院直後の様子。「フランク・ロイド・ライト」の「帝国ホテルの椅子」
この状態から、まず現在張られている黄色い革を丁寧にはがす。
ウレタンも経年劣化でヘタっているため、今回は全て取り替え。
グラつきひどいため、脚部と背中の部分を破損しないよう十分に気を付けながらパーツに分解をしていく。
この作業が一番緊張する。
パーツ分解された「フランク・ロイド・ライト」の「帝国ホテルのチェア」
昔ながらの制作技術(いわゆるホゾ構造)のため、パーツに分けてキレに分解することができた。