いま注目の若手俳優、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)。20歳とは思えない存在感を放つ彼が着けるのは、誕生70周年を迎えたオリエントブランドの最新モデル。じつは、眞栄田とオリエントには浅からぬ縁があった。
<Main photo>Tシャツ¥25,000、コート¥93,000〈ともにAcne Studios/アクネ ストゥディオズ アオヤマ〉 時計 ¥45,000〈ORIENT/オリエントお客様相談室〉
Photos: マチェイ・クーチャ Maciej Kucia @ AVGVST(model) 、星 武志 Takeshi Hoshi @ estrellas(still life) Styling: MASAYA(model)、石川英治 Eiji Ishikawa @ T.R.S(still life) Hair & Make-up: Misu Words: 川上康介 Kosuke Kawakami
「伝統には意味があり、守らなければならないものもあると思うようにもなりました」
落ち着いた雰囲気はとても20歳とは思えない。撮影に追われる日々だが、「やりたいことしかやっていない」と言い切る。
「無駄な時間は、過ごしたくない。目標は30代で世界の舞台のスタートラインには立つこと」
足元をしっかりと見つめ、媚びることをしない。そんな眞栄田郷敦にオリエントの実直な腕時計が似合うのは、当然なのかもしれない。この日彼が着けたのは、ブランド誕生70周年を記念して復刻した名機「ウィークリーオートオリエントキングダイバー」。デザインは1965年に登場したオリジナルモデルをほぼ踏襲しつつ、機能をアップデート。伝統と革新の両方を追求するオリエントの真骨頂といえる1本かもしれない。
「学生のころは、伝統っていわれると、変えていくべきものだと反発していました。いまを生きている自分の感覚のほうが大切だって。でもこの仕事をはじめてから、伝統には意味があり、守らなければならないものもあると思うようにもなりました」
1970年代、オリエントの“顔”は、眞栄田の父・千葉真一だった。日本から世界へと活躍の場を拡げていた千葉は、まさに世界へと羽ばたきつつあったブランドの姿とも重なっていた。同じ俳優という道を進む彼は、父の存在をどう見ているのだろうか?
「偉大な俳優だと思いますし、見習うべきところもたくさんあります」
いまはただひたすらに仕事に打ち込む日々。「欲しいのは演技力。自分の演技に納得できたことはありません。悔しい思いばかりしています。でも先日、キャラクターにすっと入り込み、“役を生きる”感覚を少し味わえたんです。初めて俳優という仕事の楽しさを感じました。またあの感覚を味わいたいんです」
受け継ぎ、そして未来へ。オリエントもまた伝統を受け継ぎ、未来へ向けて走り続けている。
ORIENT
ウィークリーオートオリエントキングダイバー
1965年に登場した「ウィークリーオートオリエントキングダイバー」を復刻したモデル。ISO規格準拠したダイバーズ・ウォッチではないが、20気圧防水を備えている。質感と判読性の向上を目的として、6時位置の曜日表示は初代をベースにわずかに書体を太くしたフォントを採用。さらに特徴的なアロー針を新設計するなど、忠実かつ上質にアップデートしている点が見逃せない。復刻とは思えないモダンな雰囲気で、見た目品質は価格以上のものがある。
[RN-AA0D11B] SSケース&ブレスレット、ケース径43.8mm、自動巻き。¥45,000(国内限定1000本)
眞栄田 郷敦(まえだ ごうどん)
2000年、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身。名前は、父・千葉真一が脚本を書く時に使っていたペンネームの「GORDON」に由来する。2019年に映画『小さな恋のうた』で俳優デビューを果たし、TBSのドラマ「ノーサイド・ゲーム」が話題となる。現在、TBS火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」に出演中。長野オリンピック・スキージャンプ団体の金メダル獲得秘話を映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(全国東宝系・6月19日公開)に出演予定。
https://maeda-gordon.com/
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