作業服チェーンのワークマンの業績が好調だ。アウトドアウエアなどを扱う一般向け新業態「WORKMAN Plus」が話題を呼び、2019年3月期は9期連続の増収と4期連続の最高益更新を見込む。好業績を支える背景には、約5年をかけたデータ活用の取り組みがあった。
特集
ワークマンのすごいデータ活用
目次
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部長昇進の条件にデータ分析力、ワークマンが徹底するきめ細かなIT教育
ワークマンの好調を支えるのは、全社を挙げたデータ経営にある。IT教育とデータ活用を重視する社風づくりを通して、全社員のデータ分析力を高めている。部長への昇進にはデータ分析力が必須だ。
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一人当たり営業利益5000万円、ワークマンを稼がせる独自システム
社員一人当たりの営業利益が、何と5000万円というワークマン。国内の流通業で屈指の効率経営を実現している秘密はデータ活用にあった。
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好調ワークマン、知られざるデータ経営の正体
作業服専門チェーンであるワークマンの業績が好調だ。原動力はアウトドアウエアなどを扱う新業態「WORKMAN Plus」。なぜこの店は成功したのか。秘密は既存の店舗で培った需要予測による自動発注と、仕入れ先が決める納品数の全品買い取りにあった。