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ハオルチア実生のポイント

どうも栽培マンです。

ハオルチアの実生に関して、いろいろ試行錯誤の末に少しだけ上達したのでポイントをまとめたいと思います。

【2018年4月播種】
①播種はバーミュキライトなどの無菌の用土で、湿度は100%が良い。

・無菌の用土はコケも付きにくく、発芽率も良いです。この時密閉して湿度を100%にしておく事で発芽率が更に良くなり、成長も早くなります。

うちは腰水した鉢にサランラップを被せて密閉していますが、透明のタッパーなどを使うと手っ取り早いと思います。

密封する事で、きのこバエなどの侵入も防げますので一石二鳥です。(きのこバエの幼虫は発芽初期の柔らかい葉を食べてしまいます。)

【2018年9月植替え1回目】
②葉っぱが3枚くらい出たら1回目の植替えを実施、その際に用土を肥料入りのタキイのたねまき培土に変更する。

・発芽後、葉っぱ3枚位になったら最初の植え替えを実施するのですが、成長を加速さす為に用土を肥料入りのタキイのたねまき培土に変更し、コケが生えてこないように表面は無菌のバーミュキライトなどでマルチングします。

この植替えから実生苗の成長スピードが急激にアップします。

【2019年1月】
タキイのたねまき培土に植替えてから成長の遅いピクタ系でも4ヶ月半でここまで大きくなります!

これで実生9ヶ月経過なのでなかなかのスピードだと思います♪


③常に加湿

・湿度は上げておいた方が断然成長が早いです。その為、植替え後も常にサランラップを被せて湿度を保ちます。

この3つのポイントを押さえておくと、発芽率も良く、実生1年で安心サイズまで育てる事ができると思います。
【2018年4月播種】

因みに全く同じやり方で、成長の早いシンビ系の交配種は斑入りでもこのサイズになりました。

特に左上の苗に至っては今年中に花芽が上がりそうな勢いですw


※この用土はかなり有能です。

コメント

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凄く参考になります!

最初の植え替え後、カビを恐れて湿度を
上げるのをためらっていたんですが、
マルチングという手もあるんですね。
殺菌剤を時々撒いたりはされますか?
よろしければ教えて下さい。
用土もぜひ試してみたいと思います。

Re: ハオルチア実生のポイント

こんばんは。

少しでも参考になれば良かったです。

殺菌剤は今は使用しておりません。逆に、「連作障害が気になる土に」という名の有効微生物土壌改良剤を少し混ぜてます。
これは土壌菌のバランスを整える効果があり、特定の菌が増えて起こる立ち枯れ病に有効との事で採用しております。

ホームセンターなどで簡単に手に入るものです。

試してみます

お返事大変恐縮です。
密閉容器内で最初の植え替えを待っている苗があるので、早速試してみたいと思います。
ありがとうございました。

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