新型コロナ感染症に関する最近(4月下旬)の新聞記事から
2020年04月22日
新型コロナ対策について、最近の新聞記事等をまとめてみました。
この度のコロナウィルスは2002,3年のSARSに比べて弱毒性だが、感染力がけた違いに再感染もありうる。長期戦になるかもしれないので、自分も含めて誰もが感染しているという前提に立って注意して行動するよう呼び掛けています。
「免疫は感染するかワクチンの接種で獲得できる」とありますが、新型コロナウィルスの収束には約6割の人が免疫を持つ、「集団免疫」を獲得する必要があるとしています。それまで感染が続く可能性があるということですね。
ペットへの感染についてもまだわかっていないことが多いようです。
ニューヨークで苦闘しておられる日本人医師からのインタビューでは、重症化した患者のICUでの治療について、ニューヨークでは人工呼吸につながれても8割の人が助からないとのこと。また、人工呼吸器利用の難しさも色々あるようです。
ただ、高血圧、糖尿病、肥満など血管系の持病が多い米国と日本では状況が異なるとされています。
おそらくこれから長期化する可能性を考えておく方がいいかもしれません。
ところで、この性の悪い新型コロナウィルスがどこから来たのかということについて、米中の間で、最近ホットな議論の応酬があるようです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200417
/k10012392301000.html
ダライラマ14世も世界に向けて特別メッセージを出しています。
https://www.tibethouse.jp/news_release/2020/20200402_hhdl_20200330.html
今回のウィルスが全く天然のものであるとすれば、より早い集団免疫の獲得も可能であると思います。
最後に、どちらも広い視野を持つ自然科学者と社会科学者のお二人の論説の紹介記事です。
五箇さんは生態学の立場から、原生林等の無秩序な開発と急速なグローバル化が我々の社会にウィルスを爆発的な速さで送り込むことになっているとし、真に持続可能な社会構造への転換を考えるべきであるとされています。
ちなみに、先日うべっくるのTwitterに、市の環境政策課から紹介された、Youtubeを紹介したところ、5500を超えるインプレッションがあり、驚きました。
内田さんは哲学者の立場から、東京五輪にこだわった初期対応の遅れ、大手マスコミの報道姿勢の問題点と、海外からの信頼の失墜、日本の政治文化の問題点を指摘されています。
国民一人一人が目覚め、いま何が大事なのかを考え行動しなければならないと思います。 (文責:浮田)
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