【3/29更新】【REAPER】MIDIから音声オブジェクトを自動生成するスクリプト
目次
はじめに
当記事では以前紹介したMIDIから音声オブジェクトを自動生成するスクリプトのスクリプトの改良版をスクリプト製作者様のePiさんの許可を得て公開します。
スクリプト製作者
ePi
Twitter: @ePi5131
scrapbox: https://scrapbox.io/ePi5131/
スクリプト概要
このスクリプトは、
こんな感じのMIDIを
こんな感じにMIDIに対応したピッチ、長さの空のオブジェクトに変換するスクリプトです。
以前紹介したbfutさんのスクリプトとの違いは、和音が自動で複数トラックに展開されること!
あとは小さい違いとして、オブジェクトの前後にフェードイン・アウトが設定されてたりとか。
ほかにも生成後のオブジェクトに謎のMIDIノートが置かれなかったりとか、作業時により便利なつくりになっています。
とても便利なスクリプトに仕上がっています。これはありがたい!
20200317 ePiさんからスクリプトの更新版を頂きました。
今回の更新では、midi2item本体の更新に加え、ドラムトラック向けのmidi2itm(drum)が追加されました。
midi2item(drum)では、下の画像のように、MIDIノートのピッチごとにトラックを作成します。
シュペランカー戦法にも応用できますね。
20200324 ePiさんから再度スクリプトの更新を頂きました。
- MIDIアイテムのループへの対応 がなされました。
- 同一トラックの複数のMIDIを選択し実行した際に同一トラックに展開されるようになりました。
20200329 コードの修正が行われました。
導入方法
このスクリプトはとくに面倒な導入はありません。
https://ytpmv.info/contents/midi2item.zip (旧版)
https://ytpmv.info/contents/midi2itemv1.1.1.zip (最新版)
からファイルをダウンロード・展開して、
C:\Users\[username]\AppData\Roaming\REAPER\Scripts 等の適当なフォルダにコピーします。
メニューからアクションリストを開き、ReaScriptの読込(L)…を押しファイルの読み込みを行います。
ファイルを読み込んだら、アクションリストに Script:midi2itemが表示されると思います。
実際に使うときはツールバーに登録しておくと簡単に呼び出せて便利ですね。
使い方
MIDIを読み込むなり、耳コピしてMIDIを用意します。
MIDIを選択した状態でスクリプトを実行すると空のオブジェクトに変換されます。
空のオブジェクトを選択して、F2キーを押し、
新規ファイル選択、をして、使いたい素材を選択します。
生成されたオブジェクトはC5からの相対位置でピッチが設定されているので、素材の音高によってはShift+9,0で調整します。
これでおわり。簡単でしょう?
注意事項
ちょっと古いREAPERでは
こんな感じでエラーが出ることがあります。
REAPERのバージョンはv 5.984 以降のものを使用してください。
以上。ePi先生ありがとうございました~☆
ノシ
コメント
こちらのすぷりくと?ではできました。ありがとうございます。