Reaperには便利なMIDI編集機能があるので、打ち込みだけで音楽を作ることもできます。私がそうしてます。 ただしReaper付属のMIDI音源は扱いがなかなか難しく、機能もそんなに多くないので作られる音楽は限られてしまいます。 それを解決する手段がサウンドフォントです。 サウンドフォントとはMIDI音源の音色部分だけをファイル化したもので、有志の方が作ったファイルがネット上に大量に出回っています。 例えばピアノの音色やギターの音色といったファイルが存在し、これらをシーケンサーから読み込むことでMIDIを使って演奏することができるようになります。 サウンドフォントが置いてあるサイトのうち代表的なものをいくつか紹介します。
サウンドフォントは.sf2という拡張子のファイルです。 上記サイトでダウンロードしてきたファイルのうちいくつかは.sfpackなどの拡張子になっていることがあります。 これらの拡張子のファイルは圧縮されているので専用の解凍ソフトを用意する必要があります。 Reaper自身は直接サウンドフォントを扱うことはできませんが、サウンドフォントを用いて発音する機能を持ったVSTiを使うことで、サウンドフォントを使うことができるようになります。 サウンドフォントを読み込んで発音するVSTiはいくつか種類があります。
これらのVSTiをダウンロードしてきて、Reaper上へ読み込みます。 読み込み方・打ち込みのしかたはIndependence Freeを使ってみるのページに書いてあるのを参考にどうぞ。 sfzを複数立ち上げる複数のトラックで別々にsfzを立ち上げるとけたたましい音が発生し、正常に演奏できないというバグ(?)があります。 どうも一つのプロセス内にsfzを複数存在することが原因らしく、これを解消するために別々のプロセスでsfzを立ち上げるようにする機能があります。 設定方法は簡単。VSTiを読み込むウィンドウでsfzを右クリックし、Run as→Separate Processを選択すればOKです。 |
Reaper講座 >