Reaperには最初から高機能なプラグインが多数付属しています。 これらを使うだけでかなり本格的なレコーディング&ミキシングが可能です。打ち込みをするには若干物足りないですが…(ノ∀`) というわけでこれらのプラグインを紹介します。 なお、Reaperを使っていない方もこちらからプラグインだけを単体でダウンロードすることも可能です(ReaNINJAMなどReaper専用のものを除く)。 ReaCompコンプレッサーとはそれくらい重要なエフェクターです。 音量の差を調節するエフェクターで、音量と大きなところを圧縮して小さいところとの差を減らし、その後全体的に音量を上げることで歪まないように音量アップすることができます。 ですが使い方を覚えるのが結構大変なので、慣れるまではプリセットの中から良さげなのを選ぶような使い方になるでしょう。 …というか私も完璧に使いこなせてはいないのですw
ReaControlMIDIReaDelayやっほーやっほーやっほーやっほーやっほーやっほー… みたいな。やまびこ同士の間隔や回数、数や定位などを細かく設定することができます。
ReaEQ高い音・低い音・澄んだ音・曇った音・重い音・軽い音……という知覚は音の周波数という要素によって表されます。 周波数を調整することによって音の印象を変えることができます。詳しいことはここには書きません。 調整つまみの数は左下の"Add band"と"Remove band"で増減することができます。デフォルトでは4つのつまみがあります。
ReaFIR周波数領域の処理がこれ一つで行えるのです。
特にCompresserとSubtractが強力。 Compresserは特定の周波数だけがやたら強かったりして音全体の周波数にバラツキがあるときに、それを抑えるようにすることができます。 Subtractはノイズを含む音源から必要な音だけを取り出したいときに使います。 ReaGate必要のない音が音源に含まれているとミックスをしたりするときにいろいろ問題になったりするので、ゲートを使って必要な音だけが聞こえるようにします。 音が左側の上下スライダーで設定したレベル以下の入力音は無音として扱われます。
ReaInsertが、まだ私はちゃんと使ってませんw ReaNINJAM世界中のミュージシャンとセッションができるという画期的なシステムなのですが、あまりユーザーがいないようでまだまだこれからという感じです。 ReaPitch適切にAlgorithmを設定することによってかなり精度の高い処理ができます。
ReaStreamこれによって一台のマシンでは負荷が多すぎて作業ができないとかメモリが足りないとかいう場合に複数のマシンを連携させて作業を行うことができるようになります。 セッションなんかもできる…のか?私は使ってないのでよくわかりません(ノ∀`) ReaTuneタブのところをTunerにするとチューナーとして動作し、画面にピッチが表示されます。 "Send MIDI events when pitch changes"にチェックを入れるとチューナーの動作に合わせてMIDI信号が送られるようになります。 これによって、たとえば鼻歌でMIDI打ち込みをしたりすることができます。私はやりませんがw タブのところをCorrectionにすると入力音が半音階にハマるように自動的にピッチが修正されます。 多少音痴の人でもうまく歌えるように聞かせることができます。 タブのところをManual Correctionにすると、入力音の高さを強制的に指定した高さに変更することができます。 ものすごく音痴の人でもこれで細かく調整すればうまく歌えるように聞かせることができます。 私はやりませんがw ReaVerbインパルス応答というパラメータを与えることによってリアルな音の残響を作り出します。 コンボリューションについての詳しい解説はここではしません。 ReaVerbate
ReaVocode仕組みとしては楽器の音の周波数を声の周波数と掛け算(っぽいこと)をしてやるという簡単なものですが、とても面白い音ができあがります。 こいつは使い方がちょっと特殊なのでここにメモ。 1. シンセ音・ボーカル音・ReaVocodeの三つのトラックを用意する 2. ReaVocodeトラックを4ch入力するように設定し、1,2chにシンセ音、3,4chにボーカル音を入れる ↑見えにくいですが、下の方の赤い四角のところをクリックすると受け取るチャンネルのリストが表示されるので、"3/4"を選んでください。そしてシンセ音とボーカル音のトラックにそれぞれ音源を入れてやると、ReaVocodeトラックからボコーダーされた音が出力されます。 ちなみに私はいつも「どっちがボーカルだったかなー?」と迷うのですが、ReaVocodeのGUI内で"Invert signal inputs"というところにチェックを入れると、シンセ音とボーカル音のトラックを入れ替えることができます。 つまり、どっちに入れてもいいのですw ReaVoiceReaPitchと違ってMIDIノートで和音を入力すれば和音が出力されます。一人でもコーラスができるのです。 ただしMIDIの音の指定の仕方が若干ややこしいので慣れが必要です。絶対的な指定ではなく相対的な指定なのです。
ReaXComp簡単に使うならReaFIRの方が楽ですが、より本格的に細かいことをやろうと思ったらこっちの方がいいと思います。 でもこれを使い始める前にちゃんとコンプレッサーの動作を理解するのが先ですw ReaSamplOmatic5000サウンドフォントが使えれば便利なのになぁ…… ReaSynDr簡単なクリック音くらいにしか使えない。 ReaSynthでもまぁこれで本格的な音作りをしようと思ったらかなり大変だと思います。 素直に他のソフトシンセを使った方がいいでしょう。Synth1とか。 |
Reaper講座 >