【デザイン】読まれないビジネス文章は、無価値

はじめに

TECH CAMPを近々卒業する添野です。
本日は、デザインについての記事になります。

皆さんはカッコいい文章、書けてますか?
私は文章をカッコよく書く秘訣を発見しました。
今日はその内容を簡潔にご紹介していきます。

結論

文章をデザインに合わせるということをやって下さい。
どういうことかと言うと、文章の内容よりもデザインを重視するのです。

文章を書いていると内容を膨らませることに夢中になってしまいがちです。
しかし、どんなに有益な文章も読まれなければ意味がありません
文章を読ませるには内容より先にデザインを凝る必要があります。

具体例

悪い例を挙げます。次の文章を読んでみて下さい。
文章のテーマは「TECH CAMPで得た知見」です。
イラスト3.png
なんとなく言いたいことはわかりますし、
それらしい事を言っているのもわかりますが、デザインがイマイチです。

これでは、この資料を読者が読もうと思ってくれないかもしれません。
いい内容の文章を書いても読んでもらえなかったら無意味ですよね。

結論として、以下のようにデザインを修正します。
イラスト.png

こちらの方が明らかに筆者の主張が明確になっているのがわかると思います。
「デザイン云々以前に、文章自体が変わってるじゃないか」と思うかもですが、その通りです

これがつまり文章をデザインに合わせるという事です。

修正方法

具体的な方法を説明していきます。
大きく分けて3つです。

1. 文字数を調整して「オーファン」を消す
2. アウトラインをピッタリ合わせる
3. 「最低限の情報」だけを太文字にする

解説していきます。

1.文字数を調整して「オーファン」を消す

オーファンとは以下の画像に示すような、段落からはみ出た文字の事です。
イラスト3.png

オーファンが多いほど文章は汚く見えます。
なので、どうにかして文字数を調整してオーファンを消します。
どうやっても文字数が合わないなら、文章を丸々書き換えましょう
良い例をもう一度見てみると、オーファンが一切存在しないことに気付けると思います。
イラスト.png

オーファンを消滅させるには文章の言い回しのこだわりを捨てる必要があります。
私が昔働いていた会社の上司はやたら言い回しをこだわりましたが、無駄です
ビジネスにおける文章は、主張さえ変わらなければ言い回しはどうでも良いのです。
そんなことよりも、読者の目を引きつけるということに注力すべきです。
小説を書くならまだしも、読まれないビジネス文章に存在価値はありません

2.アウトラインをピッタリ合わせる

アウトラインとは文章の外枠のことです。
悪い例では、アウトラインがガタガタです。
イラスト3.png
これを揃えてやることで、精錬された文章に生まれ変わります。
イラスト4.png
アウトラインのために、文章を丸々書き換えなきゃいけないなら、書き換えてください。

3.「最低限の情報」だけを太文字にする

文章を書くうえで重要なところを太文字にするという事は一般的に行われますが、
「重要」の基準って曖昧ですよね。

文章において重要な部分とは、その文字だけを残しても主張が伝わる部分の事です。
試しに、良い例の太文字以外を全て非表示にしてみます。

イラスト4.png

どうでしょうか。このように断片的な情報だけでも、筆者の意図がじゅうぶん伝わると思います。
つまり、主張を伝えるための「最低限の情報」だけを太文字にすれば良いのです。

おまけとして、この記事の序盤の太文字だけを抜き出したテキストを置いておきます。

デザイン
文章をカッコよく書く秘訣
文章をデザインに合わせる
文章の内容よりもデザインを重視
読まれなければ意味がありません
内容より先にデザインを凝る
TECH CAMPで得た知見
デザインがイマイチ
読もうと思ってくれない
読んでもらえなかったら無意味
筆者の主張が明確
文章自体が変わってる
その通りです

もうお分かりかもしれませんが、太文字だけでも十分な情報を得られます
それくらい、太文字の使い方は重要だという事です。

まとめ

カッコいい文章を書くために、文章を書く際は下記3点をおさえましょう。

1. 文字数を調整して「オーファン」を消す
2. アウトラインをピッタリ合わせる
3. 「最低限の情報」だけを太文字にする

この記事は以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!


添野文哉(@enjoy_omame)
https://twitter.com/enjoy_omame

enjoy_omame
TECH CAMPというスクール出身です。 Rails系男子。hamlとjQueryが好きです。
ユーザー登録して、Qiitaをもっと便利に使ってみませんか。
  1. あなたにマッチした記事をお届けします
    ユーザーやタグをフォローすることで、あなたが興味を持つ技術分野の情報をまとめてキャッチアップできます
  2. 便利な情報をあとで効率的に読み返せます
    気に入った記事を「ストック」することで、あとからすぐに検索できます
コメント
この記事にコメントはありません。
あなたもコメントしてみませんか :)
すでにアカウントを持っている方は
ユーザーは見つかりませんでした