東京・銀座のINAXギャラリー1において、3月5日より「工作の時代 展-『子供の科学』で大人になった-」が開催されている。会期は5月24日まで。開場時間は10時~18時で、日曜祝日休館。入場無料。また6月6日からは、大阪での展示を予定している。
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多くの工作を紹介してきた『子供の科学』。展示物をとおして、これまでの歩みを振り返ることができる |
『子供の科学』は864号まで発行(2008年4月9日現在)。会場では100冊以上の表紙を見ることができるが、それでもほんの一部 |
『子供の科学』は誠文堂新光社から1924年に創刊された科学雑誌。その時代の最新研究や身の回りで起こる現象などをわかりやすく解説し、子どもたちに長年親しまれ続けている。なかでも大きな要素が、設計図や制作方法を載せた「工作」。今回の展示会ではその工作にポイントを置き、ものづくりの魅力を伝えようという内容となっている。
会場には、20点以上の工作を展示。展示会開催にあたり、おもちゃ病院ボランティア「ねじまわし」が再現制作を担当した。また再現工作のほかにラジオ30点以上や付録の設計図なども展示され、『子供の科学』に関係する様々なものを目にすることができる。
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再現工作はボランティアの「ねじまわし」が担当。技術者経験のあるメンバーで構成され、2000年の発足以来1,700個以上のおもちゃを修復している |
「よく飛ぶ紙飛行機」は、1961年より現在まで40年以上続く人気特集。円形の翼を持つものや、ライト兄弟の飛行機を再現したものなど、様々なものが付録されてきた |
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ビンのフタや竹ひごを使って作られた、ハエ追い機。材料は、子供でも手に入れやすいものを使う工夫がなされている(1959年8月号掲載) |
電灯で絵を浮かび上がらせる、まわり灯ろう式電気スタンド。比較的簡単に作れそうに見えても、羽根の角度など正確に計らなければ、うまく絵を映し出すことはできない(1958年6月号掲載) |
展示物を見て驚かされるのは、作品の幅広さ。簡単に作れる紙飛行機から、難しい加工を必要とする映写機までならんだ。子どもたち全員がすべての作品を作れたわけではないだろうが、どの作品も子どもたちに限らず大人の知的好奇心も満足させる本格的なものとなっている。ぜひ、その工作の持つパワーに触れてみてはいかがだろうか。
















