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週刊!DMデッキ開発部DASH
週刊!DMデッキ開発部DASH
最新構築デッキバックナンバー記事検索開発部の軌跡TOPへ戻る Vol.64 「アウトレイジへの期待が高まりに高まりMAXで、ついにアウトレイジ濃度100%!?攻守完璧な最強の皇を使いこなせ!火水自然《無限皇 ジャッキー》デッキ!!」」※キャラクターアイコンをクリックすると詳細をご覧になれます。
今回のメンバー
熱血パワーは無限大!

ユウ
「オレは今、猛烈に熱血しているーー!」

エーツー
「どうしたんですか、ユウさん。突然」

ユウ
「エーツーくん!君も僕と同じ熱血キャラならわかるだろ!」

エーツー
「え、あ、はい」

ユウ
「本当にわかってる?」

エーツー
「いや、無理じゃないですか、いきなりじゃ……」

ユウ
「そっか……」

エーツー
「あ、ユウさんの熱血度が一気にダウンした……どうしよう、僕が悪いのかな……

トモ
「トモちゃんチェックです!」

エーツー
「あ、トモちゃん!助けて!」

トモ
「大丈夫です、エーツーさん!トモちゃんにおまかせ!です!」

エーツー
「結局、どういうことなの?」

トモ
「かくかくしかじか、こういうことです」

エーツー
「なるほど……」

エーツー
「ユウさん!」

ユウ
「なんだい……」

エーツー
「うわ……ものすごいテンション下がってる……」

エーツー
「大丈夫です、ユウさん!僕も分かりました!」

ユウ
「いや、さっき自分で言ってたじゃん、いきなりじゃわからないって……同じ熱血キャラのエーツーくんならわかってくれると思ってたんだけどな……」

エーツー
「そうでしたけど、わかりました!熱血のパルスは伝播するんです!」

ユウ
「おお!そうだよね、熱血のパルスは伝播するよね!」

エーツー
「そうです!これのことですよね!」

動画の公開は終了いたしました。

エーツー
「熱血のサムライ、ナレーター侍さんが使っていたデッキの話ですよね!」

ユウ
「そう!まさにそれだよ!やっぱり、熱血のパルスは伝播するんだね!やったー!」

エーツー
「熱血!」

ユウ
「パルス!」

エーツー
「熱血!」

ユウ
「パルス!」

エーツー・ユウ
「熱血!」

トモ
「え!!???」

エーツー・ユウ
「熱血!」

トモ
「え!!???え!!?????」

エーツー・ユウ
「熱血!」

トモ
「……だから、やりませんよ……」

エーツー
「ダメだよ、トモちゃん。また、ユウさんのテンションが下がっちゃう」

トモ
「いや、そうかもしれませんけど……」

エーツー
「だったら、わかるよね、トモちゃん」

トモ
「……やるわけないじゃないですか……」

エーツー・ユウ
「熱血!」

エーツー・ユウ
「熱血!」

エーツー・ユウ
「熱血!」

トモ
「……ぱ、パルス……」

エーツー・ユウ
「Yeah!!」

トモ
「だから、なんなんですか、これは!もう!」

ユウ
「いや、よかったよ、トモちゃんのパルス、よかった。いい熱血だったよ!」

エーツー
「で、あれですね。こないだユウさんが出会ったナレーター侍さんに感銘を受けて、ユウさんも熱血濃度の高いデッキを作りたい、ってことですね」

ユウ
「そうそう、そういうことだよ、エーツーくん」

ユウ
「どうやら、師匠のデッキも開発部で作ってたみたいだし、僕も、師匠のようなデッキを使いたいわけだよ!」

エーツー
「あぁ……でも、あのデッキ僕達じゃないからなぁ」

ユウ
「どういうこと?」

八重子
「エーツー様!かくまってください、ですの!」

エーツー
「あ、八重子ちゃん!」

エーツー・ユウ
「熱血!」

八重子
「パルス!ですの!」

トモ
「八重子さん、なんでいきなり対応できるんですか?」

八重子
「なにいってるんですの、トモ様。エーツー様を愛するものとして、これくらいわかって当たり前、出来て当たり前ですのよ。熱血のパルスは伝播するに決まってるんですの。それくらい、あのゼロ文明ですらわかってることですのよ?それとも、トモ様、わからないんですの?」

トモ
「むぅ……」

エーツー
「で、どうしたの、八重子ちゃん」

八重子
「いや、なんかエーツー様とユウ様が面白そうな話してたから混ぜてもらおうと思ったんですの」

エーツー
「なんか、かくまってとか言ってなかった?」

八重子
「なんでもないんですのよ」

エーツー
「そっか」

ユウ
「で、僕たちの作ったデッキじゃない、ってどういうこと?」

エーツー
「いや、あのデッキって、デッキ開発部を飛び出したことになってるアンちゃんとハルくんのチームが作ったデッキじゃないですか」

ユウ
「あ、そういえば、そんな設定あったね!」

トモ
「アンちゃんさん、怒りますよ、それ聞いたら」

エーツー
「まぁ、そういうわけなんですよね、どうしましょう」

ユウ
「いや、むしろちょうどいいじゃない。オレはアウトレイジ濃度が極限にマックスで熱血もマックスなデッキを使いたいだけなわけだし、師匠と同じデッキを使ってもしょうがないわけだからさ。アンちゃんたちと別のアプローチでアウトレイジがマックスに入ってるデッキを作ろうよ」

八重子
「ですのよ、エーツー様!」

エーツー
「なるほど……じゃあ、なんかアウトレイジを大量に入れる意味があるデッキを考えますか」

アウトレイジ濃度無限大!

トモ
「トモちゃんチェックです!」

エーツー
「どうしたの、トモちゃん」

トモ
「アウトレイジを大量にデッキに入れる意味がある素晴らしいカードがあるじゃないですか!」

ユウ
「なに?」

『デッド&ビート』の商品画像

トモ
「9月21日発売予定のエピソード3第2章『デッド&ビート』のビクトリーカード……」

無限皇 ジャッキーのカード画像

トモ
《無限皇 ジャッキー》です!」

エーツー
「あぁ、なるほ……」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

八重子
「ひぃぃ!」

エーツー
「どうしたの、八重子ちゃん」

八重子
「な、なんでもないんですのよ!」

ユウ
「どうしたの、ユウヤくん」

ユウヤ
《無限皇 ジャッキー》を使ったデッキなら、僕、もう作ったよー」

偽りの名 ドレッド・ブラッド ヒラメキ・プログラム

ユウヤ
前回ケンジお兄ちゃんと一緒に紹介した《偽りの名 ドレッド・ブラッド》《ヒラメキ・プログラム》してわぁい、コンボーするデッキだよー!」

トモ
「主任がイベントで使ってたやつですね!」

ユウヤ
「そうだよー」

エーツー
「なるほど。確かにユウヤくんの作ったこのデッキも凄い強いし完成度も高いね」

ユウヤ
「でしょ?だから《無限皇 ジャッキー》のデッキはもう作る必要はないと僕は思うんだー」

エーツー
「そんなことはないと思うよ、ユウヤくん」

ユウヤ
「そうかなー。だって、4ターン目に《無限皇 ジャッキー》を出して相手の呪文を封じるのが一番強いし、わぁい、コンボーだと僕は思うもん。ね、八重子お姉さん」

八重子
「そ、そうかもしれませんのね……」

エーツー
「いや、ユウヤくん、たしかに、《無限皇 ジャッキー》を素早く出すってのも《無限皇 ジャッキー》の強い使い方かもしれないけど、それじゃ、《無限皇 ジャッキー》の全部を使い尽くしてるとはいえないじゃない」

トモ
「そうですね!《無限皇 ジャッキー》には、アタックするときに、山札の上のカードを墓地に置いて、それがアウトレイジだったらバトルゾーンに出せるっての能力があります!ユウヤさんのデッキだと、中々うまくアウトレイジをバトルゾーンに出すことが出来ないじゃないですか!

紅神龍バルガゲイザー 竜星バルガライザー

エーツー
「同じような能力を持つ《紅神龍バルガゲイザー》《竜星バルガライザー》を使うときに、デッキのほとんどをドラゴンにするみたいに、《無限皇 ジャッキー》の場合も、デッキのほとんどをアウトレイジにすれば、アタックするだけでアウトレイジをどんどん増やせるデッキになるんだよ!」

ユウ
「そうだね。デッキの全部をアウトレイジにするデッキでも、アンちゃんたちのチームとエーツーくんたちの開発部で違うやり方があるように、《無限皇 ジャッキー》にも色々な使い方があると思うよ!なにより、そのほうが熱血じゃないか!」

ユウヤ
「そうかなー」

アクア・アナライザー 転生プログラム

ユウヤ
「僕は《竜星バルガライザー》も、《アクア・アナライザー》とかで山札の上を操作して《転生プログラム》とかで出す方が、わぁい、コンボーだと思うよー」

八重子
「ゆ、ユウヤ様?多分、シュウ様も同じようにいうと思うんですのよ、八重子は」

ユウヤ
「シュウお兄ちゃんもかー……じゃあ、そうかもしれないー」

エーツー
「やっとわかってもらえた……というわけで、作り上げたのがこの……」

ユウヤ
「コンボはー?」

エーツー
「え?」

ユウヤ
「コンボはー?僕、コンボがないとやだよー」

八重子
「ゆ、ユウヤ様……」

エーツー
「まかせとけ!このデッキにも《無限皇 ジャッキー》にピッタリのコンボがはいってるぜ!」

侵入する電脳者 アリス

エーツー
「それが、この《侵入する電脳者 アリス》だ!」

ユウ
「えっと、アウトレイジがアタックするときにカードを引けて、さらにコスト7以上のクリーチャーがアタックするときに、カードを1枚引いて、山札の上に置く?つまり、コスト7以上のアウトレイジがアタックするときは、2枚引いて、1枚山札の上に戻すわけだね?」

エーツー
「そうです!だから、コスト8の《無限皇 ジャッキー》がアタックする場合、2枚引いて、山札の上に1枚戻せるわけです」

トモ
「ということは……」

百万超邪クロスファイア 獣音鼓笛グローバル

ユウ
《無限皇 ジャッキー》がアタックするときに、手札からコストの高いアウトレイジを積み込める、ってことだね!」

エーツー
「そうです!」

疾封怒闘キューブリック

エーツー
「ユウヤくんのデッキにも入ってましたけど、《無限皇 ジャッキー》の能力は一度墓地に行くので、《疾封怒闘 キューブリック》を積み込めば、マナゾーンの条件を満たしてる前提ですけど、相手のクリーチャーを手札に戻しつつ、さらにコストを踏み倒したスピード・アタッカーでアタック!とかもできますよ」

トモ
「なるほど、素晴らしいコンボですね!どうですか、ユウヤさん?」

ユウヤ
「………」

ユウ
「どう、ユウヤくん?」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

エーツー
「よかった、満足してもらえたみたいで」

八重子
「すごいですの、エーツー様!素敵ですの!」

エーツー
「というわけで、作り上げたのがこのデッキだ」

枚数 コスト レアリティ 文明 名前 収録弾
4 8 / DMR10
2 4 / 使 限定プロモ
4 2 自然 《一撃奪取 ケラサス》 DMR09
4 3 《終末の時計 ザ・クロック》 DMR09
2 5 《全力艦長 イカリ》 DMD11
4 2 自然 《蛙跳び フロッグ》 DMR09
4 2 《一撃奪取 マイパッド》 DMR09
4 5 / DMD11
3 5 《侵略する電脳者 アリス》 DMR10
2 7 《百万超邪 クロスファイア》 DMD09
3 4 《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》 DMR10
1 8 自然 《獣音鼓笛 グローバル》 DMR09
3 7 / DMR08S
デッキの動かし方
画像
一撃奪取マイパッド 蛙跳びフロッグ

エーツー
「このデッキは全部アウトレイジのデッキ!だから、序盤にマナを増やしたりコストを減らすのももちろんアウトレイジを使うよ」

一撃奪取ケラサス

八重子
「エーツー様?たしかに序盤を支えるアウトレイジとして《一撃奪取》たちは素晴らしいですの。でも、《一撃奪取 ケラサス》《無限皇 ジャッキー》のコストを下げられないんですのよ?」

飛散する斧プロメテウス

エーツー
「うん、そこは僕も悩んだところだったんだけど、《蛙跳び フロッグ》を使うために十分な自然のアウトレイジが必要だってことと、マナを増やしながら手札を調整できる超強力なアウトレイジ《飛散する斧 プロメテウス》も早く出せるから《一撃奪取 ケラサス》を使ってるんだ

一撃奪取トップギア

エーツー
「ただ、《無限皇 ジャッキー》を素早くだすなら、《一撃奪取 トップギア》もありだから、入れ替えて試してみても面白いかもね」

ユウ
「同じようなデッキでも、ちょっとカードを入れ替えるだけで、全然別のデッキみたいになるもんね」

日曜日からの使者メーテル

トモ
《飛散する斧 プロメテウス》だけじゃなく、《日曜日からの使者 メーテル》でもさらに手札をせいりしていくんですね!」

エーツー
「うん。このデッキはとにかく《無限皇 ジャッキー》を手に入れたいし、《無限皇 ジャッキー》と組み合わせて使いたいカードも多いから、とにかく手札を整理することが重要なんだ

ユウヤ
「デッキ全体がわぁい、コンボーだねー」

突撃奪取 ファルコン・ボンバー

ユウ
「ひっそりと入っている《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》もかなり熱血なカードだね!こいつがいれば、《無限皇 ジャッキー》から出したアウトレイジにすぐスピード・アタッカーを付けて、いきなりゲームに勝つことができたりしそうだね!

エーツー
「そうですね。こいつもかなり強力なカードですから、《無限皇 ジャッキー》と組み合わせるだけじゃなくて、序盤からバンバンとアタックしまくるデッキにもできますね」

『1<SUP>st</SUP>デッキアウトレイジ・ダッシュ』

八重子
「この《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》は『1stデッキアウトレイジ・ダッシュ』にいれても強そうですのね」

エーツー
「そうだね、よく気がついたね八重子ちゃん」

八重子
「えへへ、褒められたんですの」

ユウ
「そして、《無限皇 ジャッキー》が登場したら、様々なコンボを駆使して、一気に勝負を決める、ってわけだね」

エーツー
「そうですね。ただ、デッキ全体がアウトレイジになっていて、コンボが無くても《無限皇 ジャッキー》でアウトレイジをだしまくれるんで、コンボだけにこだわらなくても大丈夫になってます」

トモ
「ちなみに、《無限皇 ジャッキー》の呪文を封じる能力は、厳密にはコストを∞にして払えなくする能力ですから、シールド・トリガーみたいにコストを払わないで使える時には効果がないことは注意したいですね!ここもトモちゃんチェックです!

ユウ
「やっぱ、デュエマの一番の魅力は、同じようなコンセプトやカードを使っても、少し入れ替えるだけで、全然違った動きをできるところだね。正直、同じような全部『アウトレイジのデッキ』で、師匠のデッキとここまで違う動きになるとは思わなかったよ」

ユウヤ
「僕の《無限皇 ジャッキー》デッキとも、同じカード使ってても動き違うしねー」

エーツー
「無限大の能力を持ったクリーチャー登場で、デュエマの魅力も無限大!」

ユウ
「能力とカードの組み合わせが、デュエマの魅力をマックスにする」

ユウ
「君も、君だけのアウトレイジデッキを見つけ出せ!」

動画の公開は終了いたしました。

DASHTV埋め込み

ユウ
「ちなみに、今回のデッキをあの方が使ったプレイは、こちらのDASHTVでもチェックできるぜ!オレの熱血プレイ、絶対チェックしてくれよな!」

ケンジのはみ出し豆知識コーナー

ケンジ
「僕の弟がなんか大変なことになってますが、みなさん、僕は元気です!」

ケンジ
「さて、みなさんおまちかねのデッキ開発部プロテクトの新情報です!」

タカラトミーモール

ケンジ
「ヤギーさんからの情報によるとプロテクトは9月10日13:00のタカラトミーモールリニューアルにあわせて、4種セットで限定商品として販売されるそうです!」

アン
「よっすよっす」

ケンジ
「あ、アンちゃんさん……どうしたんですか?」

アン
「そりゃ、プロテクトの話と聞いたら、人気投票一位でプロテクト化が決定してるアンちゃんが参加しないわけにはいかないじゃないすか。今回は本編で出番なかったっすしね」

ケンジ
「ですね!では、肝心の人気投票の結果を……」

アン
「ちょっと待った!っす!限定商品ってことは、手に入らない人もいるかもしれないってことっすか?せっかくアンちゃんがプロテクトになるのに、それはアンちゃんちょっとさみしいっすよ?」

ケンジ
「安心してください!限定商品といっても、受注生産ということなので、購入した分だけ作られます。だから、欲しい人はみんなゲットできる、ってわけです」

アン
「なるほどっす。それなら安心っすね、アンちゃんだけに」

ケンジ
「なんかよくわからないですね……それはそれとして、肝心の人気投票の結果を……」

アン
「ちょっと待った!っす!さっきうっかり、聞き逃したんすけど、プロテクトは4種セットなんすか?バラ売りはないんすか?

ケンジ
「ヤギーさんの話では今のところは考えてないみたいです。それどころか、受注数が揃わない場合は、商品化出来ない可能性もあるとか……

アン
「な、なんということっすか!それは聞き捨てならないっすよ!こう見えて、アンちゃん、自分がプロテクトになる日をワクワクドキドキで待ってるんすよ!期待させるだけさせてダメかもってひどいじゃないっすか!」

ケンジ
「まぁ、その辺は、みなさんを信用するってことで。多分大丈夫ですよ、アンちゃんさんなら!その代わり、と言ったらなんですけど、代わりに凄いおまけが付くらしいですよ

アン
「おまけ?なんすか?」

ケンジ
「なんと、アンちゃんさんや八重子さん、リリィやトモちゃんさんといった女性開発部員が書かれたデッキケースがおまけでついてくるらしいです!」

アン
「なんと!」

ケンジ
「しかも、デッキケースのイラストを書いてくれてるのは、《霞み妖精ジャスミン》などのイラストでお馴染みのTanruさんです!」

アン
「またまたなんと!!Tanruさんのイラストじゃ、アンちゃん、実物より素晴らしくなっちゃうじゃないっすか、まいっちゃうっすね、もう」

ケンジ
「じ、実物のアンちゃんさんも素敵ですよ!というわけで、プロテクト4種セットに、購入特典で特製デッキケースがついて、2,666円(税抜)らしいですよ。では、いよいよ、順位の発表ですが……」

アン
「ちょっと待った!っす!」

ケンジ
「なんですか、まだなんかあるんですか?」

アン
「タカラトミーモールはまだリニューアル中だから、実際のプロテクトの画像は見れないんっすよね?」

ケンジ
「9月10日の13:00まで待ってもらうことになりますね」

アン
「じゃあ、発表もその時に合わせたほうがよくないっすか?リニューアルされて実際のプロテクトの画像を見るまでみんなにドキドキしてもらった方がよっぽど楽しいんじゃないすかねぇ」

ケンジ
「いや、そうかもしれませんけど……アンちゃんさんはプロテクト化が決定してるから余裕があるなぁ……」

アン
「いやいやいや、むしろ、アンちゃんも必死っすよ!だって、受注数足らなかったらアンちゃん、プロテクトになれないんすよね?そりゃ必死っすよ、すでに決定したって聞いてるだけに、っす!こうやって、みんなに実際にタカラトミーモールにいってもらって、ついでに予約してもらっちゃおうみたいなそういうずる賢い作戦だって考えるっすよ、そりゃ!」

ケンジ
「え?」

アン
「なりふりかまってらんないんすよ、こっちは」

ケンジ
「いや、そりゃわかりますけど、そういうのってわざわざこうやって表立っていうことなんですか?」

アン
「裏表がないのがアンちゃんの魅力っすからね」

タカラトミーモール

ケンジ
「たしかにそうですけど……じゃあ、アンちゃんさんもそういってますので、実際にだれがプロテクトになったかは、9月10日の13:00にタカラトミーモールで確認して下さい!」

アン
「ちなみに、順位に関してのもうひとつの情報っすけど、4位から6位の3人はものすごい票数が近くて、5位と6位を足切りするのは、投票してくれたみんなに申し訳ないとヤギーくんは考えたらしいっす。というわけで、1位から3位の3人は、一人だけでのプロテクト、そして最期のひとつは、4位から6位の3人が書かれたプロテクトになるらしいっすよ」

ケンジ
「おー!じゃあ、ドンドン順位が上がってた僕も入ってるかもしれないですね」

アン
「あれ?ケンちゃん、最終順位聞いてないんすか?」

ケンジ
「最終順位はヤギーさん、教えてくれなかったんですよー」

アン
「そ、そすか……まぁ、うん、そすね。楽しみ、っすね。楽しみにする権利はみんなに平等にあるっすよ」

ケンジ
「そういう言い方やめてくださいよ!っていうか、アンちゃんさん、僕よりプロテクト化計画に詳しいじゃないですか。なんで最初知らないふりしてたんですか?」

アン
「そりゃ、あれっすよ。なんも知らないフリして、情報を引き出しみんなをアンちゃんの魅力でたぶらかし、そして、それを読んだみんなを騙すことを謀る。その結果、なんとしてでも予約受注数を達成させる!それがアンちゃん26の秘密のひとつ、『謀り誑かす(オーダー・ボーダー)』っす!」

ケンジ
「だから、なんで騙すとかいっちゃうかなぁ……」

TM & © Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids