埼玉 自宅待機の2人死亡、知事「責任重い」
埼玉県内で新型コロナウイルスに感染し、自宅待機していた患者2人が相次いで死亡したことについて、大野元裕知事が24日朝に「責任は重い」と述べました。
埼玉県内では、入院の調整がつかないことなどを理由に自宅待機していた、白岡市に住む50代の会社員の男性が今月21日に死亡したことがわかっていましたが、23日、さらに、東松山市で自宅待機中だった70代の会社役員の男性も死亡したことが明らかになりました。
「このような事態となった我々の責任は重いと考えており、その対応方針について、変更するための検証をしたい」(埼玉県 大野元裕知事)
大野知事は24日朝、このように述べたうえで、軽症の患者の自宅療養を認めている今の方針を転換し、原則として病院やホテルなどの宿泊施設で受け入れることを明らかにしました。