神楽坂明日菜

登録日:2012/10/05 (金) 11:13:58
更新日:2019/09/14 Sat 18:24:49
所要時間:約 9 分で読めます




神楽坂明日菜とは、『魔法先生ネギま!』の登場人物。
主人公と最も関係が深いメインヒロイン
CV.神田朱未


麻帆良学園2-A及び3-A 出席番号8番
誕生日:書類上は1988年4月21日生
身長:163cm
スリーサイズ:83/57/84
血液型:B型
所属:美術部
バイト:新聞配達
寮:643号室(近衛木乃香ネギと同室)

学力は学年最下位、クラスのバカ5人組バカレンジャーの一人でバカレッドを担当している。
反面、身体能力は非常に高く、同じクラスの陸上部の春日美空とはライバル関係。
その俊足に追い付く為、共に登校する木乃香はローラーブレードを着用している。

やたらリーチが長い飛び蹴りが武器。「気」「魔力」の設定すらなかった第2話の時点で、施錠された図書館のドアをぶち抜くほどの威力。
(なお、バラエティー番組『水曜日のダウンタウン』での実験によれば、施錠されたドアを破壊するのは力士のタックルでもムリらしい)

また、非常に貴重な魔法完全無効化能力を所有しており、主に敵性魔法を自動的に無効化する。
箒で空を飛ぶ時に相乗りしても魔法無効化が働いて、明日菜が乗った途端非常に重くなってしまう。
ただし例外もあり空間系、幻術は呪文等を使わないと無効化出来ない。

咸卦法という戦闘技能を習得しているがある事情から一時期忘れており、作中でアドバイスを受ける事で思い出した。


◆容姿
オレンジ色の髪をタカミチから貰ったベルの髪飾りをつけてツインテールにしている。
目は作中で話題になる事はほぼないがオッドアイ。右は、左は
また、股間はパイパンらしく主にネギに悪口として利用される。
キャラの頭身が高めで巨乳も多いので忘れがちだが、かなりのナイスバディ。

髪を解くとネギが姉と慕うネカネに似ている為、ネギは無意識の内によく明日菜の所で寝てしまう(明日菜は嫌がっている)。


◆性格
非常に明るく、元気いっぱい。しかし、ちょっと乱暴な面もあり、よく武装解除呪文を暴発させて明日菜を全裸にするネギに制裁を下している。

親はなく、幼少の頃からタカミチに面倒を見てもらった為、好みのタイプは渋いオジサマ。
反対に、ガキンチョは大の苦手。

元気な一方で、悩んでいる相手は放っておけない面倒見のよさも備えている。


幼い頃から雪広あやかとはケンカ友達で、唯一無二の親友。
また、桜咲刹那とは劇中で段々と仲良くなっていった。


◆序盤
麻帆良学園に赴任してきたばかりのネギと初めて出会った生徒。
そして、速攻でネギの魔法の存在を知ってしまった、記念すべき魔法バレ第一号。

この時ネギに武装解除呪文で全裸にされたせいで、ただでさえ苦手なガキンチョのネギを更に嫌う事になる。

が、魔法バレしているという事でエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルとの戦いでは率先してネギのパートナーとなる。


◆アーティファクト
ハマノツルギ(エンシス・エクソルキザンス)

アスナの魔法無効化能力を備えた大剣……の筈だが、アスナが未熟なせいでカードに書かれている剣ではなく何故かハリセンが出てきた。
一応、こちらでも魔法無効化出来る(式神を魔界に直帰させるなど)。
その後は修行を重ねる事によって剣とハリセンを自在に使い分けられるようになった。
ちなみに剣を初めて出したシーンはギャグパートであるが、一撃で海を十数m割って人間三人をぶっ飛ばしていた。

後にホウマノツルギに成長し、カードもその柄の物が存在するが、劇中で詳しく語られる事はなかった。
あと、モンハンにてタイアップ企画でホウマノツルギが使える。同作では更に上位種のテンマノツルギもある。


その後も事あるごとにネギと共に事件に赴く。その過程で一人で物事を抱えがちなネギの保護者ポジションとなっていた。
少なくとも中盤までは…


◆学園祭編
麻帆良武闘会では決勝リーグの一回戦で刹那と当たるが、感情が高ぶり刃物禁止の大会で剣の方のハマノツルギを出してしまった為、失格となる。

最終決戦では最後まで戦線で活躍した。


◆ネギ・パーティー結成
ネギの父親のナギを探すグループ「白き翼」の部長となる…
…が名誉顧問のエヴァに待ったをかけられ、一週間極寒の中で一人で生活をする試練を課せられた。
途中凍死しかけたりするが無事に乗り越え、部長となる。


◆魔法世界編
序盤、フェイトによってネギ・パーティーが各地に分断された時は刹那と行動、名うての賞金稼ぎとなった。

そしてオスティア終戦記念祭にて無事にネギと合流するのだが……。


偽 物 登 場


敵であるフェイト一味の栞がアーティファクトで明日菜に変身し、本物の明日菜は連れ去られてしまう。
この後、劇中では一週間、読んでいる側からは半年の間、ネギ達は明日菜が偽物である事に気付かなかった。
(といっても人格や記憶を含め(本人にも自分が偽物という自覚がない)、能力以外は完全コピーされているので気付くのは困難だが)

そしてその前後でネギを支えた長谷川千雨とネギが戦う意味となった和泉亜子のヒロイン度が鰻登りしていった為に、影がものっそ薄くなってしまった。

そして、遂に明日菜の正体も判明する。

本名はアスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシア
かつて滅亡した魔法世界の国家ウェスペルタティア王国の最後の生き残りで、その魔法無効化能力により黄昏の姫御子と呼ばれていた。実年齢100歳超。
かつてその力が魔法世界を消滅させる儀式に使われそうになった時は、ナギ率いる赤き翼によって救出される。
赤き翼と暫く過ごした後、アスナとしての記憶を消された上で麻帆良学園へとやってきた。

しかし、フェイトらによって完全に記憶を取り戻し、再度魔法世界を消滅させる儀式に使われそうになる。


◆魔法世界の最終決戦
ネギ達の目標は明日菜の奪還と明日菜の力をもってこそ正しく使えるグレートグランドマスターキーの力で魔法世界で消し去られた人を復活させる事。
しかし、明日菜の眠りは深く、クラスメイト全員の絆の力を持ってようやく明日菜を目覚めさせる。

そうして、長きに渡る魔法世界での戦いは終わったのであった。


◆その後
明日菜は魔法世界を崩壊から救ったが、その代償として100年の眠りにつく事になる。
そして本来の卒業式の一週間前に明日菜はネギ、タカミチと3人だけのひっそりとした卒業式を迎え、100年の眠りにつく――。



そして目覚める明日菜。
予想より時間がかかり、131年後、2135年の世界で目覚める。普通なら「神楽坂明日菜」の人格は消え去る程の長さだが、明日菜は自分を保ち続けた。
しかし、自分を待ってて本来目覚める年まで長生きしてくれた友人も死に、死なない筈の信頼出来るパートナーも既に亡く、
たった一人孤独な世界に放り出されたのであった……。

が、永遠を生きるエヴァと超の助力によりタイムスリップ、眠りについた日まで時を遡る。
こうして、明日菜はクラスメイトの皆と卒業式を迎え、太古の王族の末裔、魔法世界と地球の融和の象徴として多忙な毎日を送るのであった……。

ちなみにネギやエヴァンジェリンとは縁戚関係。



このようにストーリーを追うと普通にメインヒロインだが、やたら長引いた魔法世界編では長期間にわたって別行動をとっていた他、
上記の通りに他のヒロインの人気や彼女らのネギへの献身が目立ったために、特別な設定でもって話の中心にいる明日菜に対して、
「どうせ最後は明日菜が美味しいところを持っていって結ばれるんだろ?他のヒロインはあて馬なんだろ?」という空気が生まれてしまい、
少々反感を買ってしまったきらいがある。
まあ実際はその辺を考慮してか、誰とも結ばれないまま終わったけど…



◆アニメ一期
火葬。謎設定が裏目にでる。


◆アニメ二期
キャラが原作よりバカキャラに。そしてチュパカブラを追いかける事に。


追記・修正は記憶を取り戻してからお願いします。

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