東京・江戸川区の工場で上司刺される、中国籍実習生の女逮捕

　２３日午前、東京・江戸川区の水産物加工会社で５２歳の男性社員が胸を包丁で刺されて重傷を負い、中国籍の技能実習生の女が逮捕されました。

　警視庁によりますと、２３日午前８時すぎ、江戸川区の水産物加工会社の工場で「女に刃物で刺された」と通報がありました。警察官が駆けつけたところ、５２歳の男性社員が左胸を包丁で刺されて倒れていて、近くにいた中国籍の技能実習生、チョウ暁ジ容疑者（２２）が殺人未遂の疑いで緊急逮捕されました。男性社員は病院に運ばれましたが、全治１か月の重傷です。

　チョウ容疑者は工場の食堂で男性社員と口論になり刺したということで、取り調べに対して容疑を認め、「殺すつもりだった」「悪いのは日本人だ」と供述しているということです。