高知)水没した大川村旧庁舎が見えた 早明浦ダム

森岡みづほ

2019年1月26日03時00分

写真・図版 大川村旧役場庁舎の屋根が見えだした早明浦ダム=2019年1月、高知県大川村船戸、森岡みづほ撮影
大川村旧役場庁舎の屋根が見えだした早明浦ダム=2019年1月、高知県大川村船戸、森岡みづほ撮影

 降水量が少ない影響で高知県嶺北地方の早明浦ダムの水位が下がり、旧大川村役場が姿を現しそうだ。25日には四角い屋根が水中から浮かんできた。大川村井野川の川上文人さん(65)によると、夏や冬の雨の少ない時期に旧庁舎が顔を出すという。

 水資源機構早明浦ダム・高知分水管理所によると、ダム湖面の標高に当たる「貯水位」が305メートルを下回ると旧庁舎が顔を出すことがあるという。25日午後1時時点で、貯水位は305.68メートルを記録した。(森岡みづほ)

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