子連れ海外旅行、子どものトイレ必勝法~小学生のおむつは恥ずかしいことじゃない~

【写真】インドネシア/世界遺産:ボロブドゥール遺跡も、小学1年生の長女はおむつを履いて制覇しました。2018年8月。

子連れ海外旅行の悩み:トイレ問題

今日は、子連れ海外旅行のトイレ問題について、私たちの対策を紹介したいと思います。

皆さんご存知の通り、日本ほど、街中のありとあらゆるところに24時間無料で利用可能な清潔なトイレのある国なんて、世界中のどこにもありません(多分)。台湾やタイなどはコンビニも多く、日本と状況は似ているので心配ありませんが、ミャンマー、インドなどの発展途上国になると、状況はあまりよくありません。

ヨーロッパも、トイレ事情は結構厳しいです。

観光スポットの入口にはトイレはありますが、広い観光地の中の方にはなかったりもします。そしてその観光地の標準見学時間は1時間以上だったり。

以前、スウェーデンのストックホルムで、日曜日の午前9時頃、私が用を足したくて焦っている時にやっとのことで駅の公衆トイレを見つけ、「やった~~~」と思って突撃したら扉に鍵がかかっていて、よく見たら「日曜日のオープンは午前10時から」と書いてあって絶望的な気分になったこともありました。

その時は、焦って近くの売店に頼んでも断られ、さらに絶望し、いよいよもう漏れる、少し漏れたかもしれない、というところで喫茶店に駆け込んでお店のトイレで用を足させてもらったけれどパンを不当に高く売りつけられた・・・なんて苦い思い出も。

大人でもそんな状況です。子どもは「おしっこでる」と言い出してから15分も我慢できないこともしばしば・・・。そんなのを連れて、ヨーロッパを街中観光したり、見学に1時間以上かかる広い観光スポットに突入とか、無理があります。

遊園地やプールなどに1日行くのであれば、行き帰りだけ十分気を付ければトイレの心配はないと思いますが・・・、それでもお出かけ先での夜のおねしょは警戒の必要があります。

解決方法は、おむつです

私たちの解決方法は、おむつの装着です。

何か、もう小学校2年生になる長女に悪くて、この記事、書こうかどうしようかずっと迷っていたんですけど・・・(^^;。トイレ問題は、子連れ海外旅行には避けて通れない重要課題ですもんね。誰かのお役に立てればと、発表してしまうことにしました。

海外旅行中は特別だと言い聞かせ、とっくにおむつの取れている長女に、パンツの代わりに、おむつを履かせます。

保育園年中組の時に行った、夏のスウェーデン&フィンランド&エストニア旅行の時も。

冬のイタリア旅行の時も。

保育園年長組の時に行った、夏のシンガポール&インドネシア&マレーシア旅行の時も。

冬のミャンマー旅行の時も。

小学校1年生の夏に行った、インドネシア旅行の時も。

そして2019年9月、小学校2年生ですが、おむつを履かせてチェコとドイツに出かけてきました(旅行後に写真と共に追記)。

昨日、試しに履かせてみたら、サイズ的にはまだ履けましたので、ほっと一安心(^^)/

おむつで用を足さないのが前提

パンツの代わりにおむつを履かせますが、当然、おむつでは用を足さないのが大前提です。飲食店に入ったら必ずトイレ。駅やバスターミナルなど交通のポイントでは必ずトイレ。見学時間のかかる大きな観光スポットでも入場前後に必ずトイレ。海外旅行中は、もう、行き過ぎるほど、トイレトイレトイレ。

これらは、大人のためでもあります

これまでに行った数回の旅行で、長女がおむつでおしっこをしたのは全部で3回。

保育園年中組の時に行った、夏のスウェーデン&フィンランド&エストニア旅行の時に1回。冬のイタリア旅行の時に2回。いずれも4歳の時ですね。

おむつの取れた子どもが、おむつでおしっこした後って、結構気持ち悪いみたいなんですよね。

普通に歩いていたのに、急に足を広げてガニ股になります(^^; その様子がおかしくって(^^;

【ローマ】「フォロ・ロマーノ」散策中におむつでおしっこをした長女。それ以降、ずっとガニ股になりました(^^)/。2017年1月。長女年中組。
【ローマ】おしっこが出たので、足を広げたままゆっくり歩いています。
【ナポリ】サン・テルモ城で。ベスービオ火山を眺めながらのおむつ替え。

その後は、トイレを探して、トイレでおむつを交換します。

でも、イタリア旅行でした以降、これまで3年以上、一度もおむつで用を足してはいません。

それでも、今年の旅行でもおむつを履かせます。

親の安心、子どもの安心のためです(^^)/

ホテルに泊まるときの、万全のおねしょ対策でもあります。

【シンガポール】2017年7月、ホテルでの1コマ。年長組の長女もおむつでくつろいでいます。
【マレーシア】マラッカのバスターミナル到着時。おむつを履いてベビーカーにまで乗る長女(眠くて歩けない状況)。長女年長組。2017年7月。
【マレーシア】クアラルンプール近郊の「バトゥ洞窟」。長い上り階段も、おむつを履いて制覇しました。長女年長組。2017年7月。
【ミャンマー】現在旅行記連載中のミャンマー。バガンでの馬車観光も、おむつのおかげで安心して楽しめました。長女年長組。2018年2月。
【ミャンマー】バゴーのチャイプーンパヤーにて。コンビニがなくたって、おむつを履いていれば安心。長女は年長組。2018年2月。
【インドネシア】バンドンのアジア・アフリカ会議博物館の横のブラガ通りで。小学1年生の長女も万一のためにおむつ装着。2018年8月。
【ドイツ】ベルリン駅にて。長女小学2年生。1日中おむつ装着です。2019年9月。
【ドイツ】ドレスデン近郊のバートシャンダウの温泉プール着替えシーン。長女小学2年生。2019年9月。
【チェコ】世界遺産:チェスキー・クルムロフの街だっておむつで制覇。長女小学2年生。2019年9月。

大人の対策について

発展途上国でトイレのない高速バスに10時間乗るような旅程も組む私たち。結構、大人のトイレも心配しています。

東南アジアで何回か長距離バスに乗ってわかったんですが、全体的に、日本の高速バスに比べてトイレ休憩が少ないんですよ。

2017年にシンガポールからマレーシアのマラッカに行ったときなんか、マレーシアに入国してから所要3時間、トイレ休憩は1回もありませんでした(マレーシア入国時の、出入国手続きを行う国境にトイレはあります)。

その時は、たまたま3時間おしっこが出そうにならなかったので良かったんですが。

下痢の時とか、そんなバスに乗るの、あまり考えたくないですよね。

私たちが一応している対策は、携帯用トイレの持参です。

でも、幸い、使ったことは一度もありません。

ってゆーか、例えば満席の高速バスの座席で携帯用トイレを使うって、どういう図でしょうか。一応手荷物にはパパと私の分ということで2つ入れていますが、使う姿がイメージできません。

まだ、子どものおむつを3枚重ねてそこに向かって用を足した方ができそうかなと・・・(^^;

あっ! わかった!

長距離バス乗車時の最善のトイレ対策は、「大人用おむつの装着」なのかもしれません(真剣に言っています)。

次回、ミャンマー旅行記に戻ります。

保育園年長組がおむつを履いて旅行した旅行記はこちら↓

※子連れミャンマ―旅行記を第1話から読んでみる方はこちら

小学校1年生がおむつを履いて旅行した旅行記はこちら↓

※トラブル連発!子連れインドネシア旅行記の第1話はこちら

小学校2年生がおむつを履いて旅行した旅行記はこちら↓

※世界遺産満載!子連れチェコ・ドイツ旅行記の第1話はこちら

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