登録日:2017/08/28 Mon 5:55:18
更新日:2020/04/17 Fri 06:05:21
所要時間:約 12 分で読めます
私はもう選んだのです……マークス兄さんたちと共に行く道を!
■概要
ここではifのカムイから順に説明する。
ifのカムイ
マイユニットとしては初の単独主人公。性別、容姿や誕生日はプレイ開始時に設定可能。
軍の中で一番特別な力を秘めている。
人気投票男性部門5位、女性部門1位。英雄総選挙女性部門5位、総合部門9位(女)、41位(男)。
白夜王国に生まれ、暗夜王国で育った未来を選びし王子/王女。
白夜王族の一員だが、幼少期に暗夜王国に攫われてしまい、白夜王族であると言う事実を知らずに長い期間幽閉された生活を送っていた。
ある時幽閉から解き放たれ暗夜王・
ガロンの命により、
暗夜王族として白夜王国との戦争に参加する事になるが白夜軍に捕まり、そこで本当の兄弟達と母親である
ミコトと再会を果たす。
が、ガロンから渡された剣「ガングレリ」が暴走し、ミコトに庇われ、目の前でミコトが殺されてしまう。
白夜王国側につき祖国のため共に育った兄弟達に剣を向けるか、
暗夜王国側につき共に育った兄弟達とともに祖国と本当の兄弟達を侵略するかという究極の選択を迫られる事になる。
※
アクアと共に両方の軍に攻撃を仕掛け争いを止めるという脳筋な選択肢もあります。
始祖竜の血を色濃く継いでおり、体の一部を竜に変形させたり、竜石を使い竜そのものになる事もできる。
■性格
幽閉され外の世界の厳しさを知らなかったせいか、歴代主人公の中でもひときわ甘ちゃん。そして当然、かなりの世間知らずでもある。
戦争を望んではおらず、殺した敵兵達の夢を見て苦悩したり、敵対している兄弟達に「戦いたくはない」「兵を退いてくれ」と頼み込んだりと戦いに対してはかなり消極的。
■家族構成、人間関係
父親スメラギは暗夜軍からカムイを庇い、目の前で殺されてしまった。
ヒノカは幼少期はお淑やかなお姫様だったがカムイが攫われたことにショックを受け、槍を手に取り武人としての道を歩む事になる。
タクミは幼少期からカムイ奪還の事ばかりを考える兄姉を見て育ち、
カムイに嫉妬心を抱いておりよく思ってはおらずカムイを目の敵にしており、暗夜ルートでは憎しみを爆発させ何回もカムイの敵として立ちはだかる事になる。
一方、白夜王国編では交流を重ねると「カムイの弟」としてデレてくれる。
暗夜王国では父「ガロン」兄「
マークス」、姉「
カミラ」、弟「
レオン」、妹「
エリーゼ」。
暗夜王国での兄弟仲は非常に良く、幽閉されていた頃も兄弟達がよく遊びに来ていた。特にカミラからは溺愛されている。
また、交流が殆ど無いため家族といえるような関係では無いが、暗夜王国で生まれ白夜王国で育った王女
アクアがいる。
臣下に
ジョーカー、
フェリシア、
フローラがいる。
教育係に
ギュンターがいる。
ジョーカーとフェリシアは王城の中で居場所がなかった所をカムイに声をかけられ救われ、カムイに絶対の忠誠を誓っている。
その数奇な運命からか人を惹きつける「不思議な魅力」を持っており、非常にモテモテ。
[]
実は透魔王国の王族。
母親のミコトは無限峡谷から行ける幻の王国、透魔王国の王女である。
実の父親は全ての黒幕である始祖竜・が獣の衝動に支配され狂う前に心を切り離してできた分身体。
つまりカムイが竜に変身できるほどの竜の血が濃いのはこのためであり、ハイドラは水の力をつかさどる神祖竜でもあるため、水を使う力も受け継がれいている。
獣の衝動に支配されたハイドラ(本体)の暴走により透魔王国が滅んでしまい、ハイドラ(分身体)に透魔王国の外に逃がされミコトと共に白夜王国の王族に、なったのである。
リョウマ達は透魔王国から逃げてきたミコトとスメラギが再婚してできた義理の兄弟であり、白夜王国が祖国という訳ではない。
ちなみにこの事実を知っているのはミコト、スメラギ、リョウマだけで、
ヒノカをはじめとする白夜関係者はカムイはスメラギとミコトとの間で生まれた子であると思い込んでいた(暗夜王国側でもマークス達はカムイの生まれは白夜王国だと思い込んでいた)。
また、透魔王の娘・アクアとは従兄弟同士の関係である(彼らの母親であるとミコトが姉妹であるため)。
ちなみにによると、時系列で今作の未来にあたるとのはカムイの生まれ変わりであり(if→紋章の謎→覚醒)、
自身もが見えるという。
■性能
初期クラスは剣と竜石を使える専用クラス・ダークプリンス/ダークプリンセス。
白夜王国では杖を使える白の血族、暗夜王国では魔法を使えるダークブラッドにクラスチェンジする。
主人公兼マイユニットだけあって力を中心に成長率がバランス良く設定されており、得意不得意設定によりある程度操作可能。
速さや力を得意にしてアタッカーとして使ったり、魔力が伸びるのを活かしてサンダーソードを振らせたり、竜石を使って壁役をやらせたりと運用法は様々。
主人公特権でパラレルプルフによる転職先を自由に選択できる。
『
覚醒』の
ルフレのようにいつでも何にでも転職できるわけではなく、今回はゲーム開始時に転職先となる資質を1つだけ選ぶことになる。
支援A+にできるキャラは存在しないが、支援Aの同性キャラに対してA+と同じようにバディプルフを使い相手のクラスに転職できる。
支援Aは同時に何人でも成立できるため、手間はかかるようになったが今作でも他の仲間に比べて転職の自由度が圧倒的に高いことに変わりはない。
(ただし同性でも結婚できる
ゼロおよび
シャラとの支援Aは異性と同じ扱いになるためバディプルフの対象にできない)
支援S(結婚)=マリッジプルフの相手はバディプルフで賄えない素質を持っていることを基準にするのも手。
キャラメイク時にバディプルフでは得られない素質を設定しておくと自身や伴侶のスキルの幅が大きく広がる。
白夜編の
アーマーナイトや
ダークマージ、暗夜編の
鬼人や
侍、透魔編の
薬商人など希少かつスキルも優秀な職を選ぶのがおすすめ。
主人公だけあって基本ステータスも育成の自由度も高い総じて優秀なキャラ。
自分だけのカムイを作り出そう。
ただし魔防の成長率は並以下なので、よほど成長に恵まれていない限り、魔法系ユニットの攻撃範囲にはあまり入らないようにしたい。
FEのドラゴン系は基本的に魔法に弱いことが関係しているのかもしれない。
また、気にする機会は少ないが、兵種・装備に関係なく竜特効に引っかかるという固有の弱点がある。
専用武器「
夜刀神」は刀にカテゴリーされる武器で、説明に記載されてはいないが装備中速さが1上がり守備魔防が1下がる効果がある。
序盤は鋼の刀程度の性能だが、中盤と最終盤に形状が変化し、所持中にルート毎に異なるステータス補正が加わる。
白夜では力・速さ、暗夜では守備・魔防、透魔では力・速さ・守備・魔防に補正がかかる。
最終的な武器性能は高いのだが、リョウマの「雷神刀」とマークスの「ジークフリート」がデメリット無しで間接攻撃可能と超ハイスペックなため、
間接攻撃できない「夜刀神」はただのお守りと揶揄される事が多い不遇な神器。
このためカムイの真の神器はサンダーソードだと言われることもしばしば。
個人スキルは、支援を結んだ相手が前衛にいる時与えるダメージ+2、受けるダメージ-2の『不思議な魅力』
支援相手を選ばないこともあってサポートキャラとしても非常に優秀。
『不思議な魅力』の持ち主だけあって、ほぼ全ての相手と支援を結べ、結婚可能。
■台詞
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
サービス開始当初から男女ともに参戦。
男カムイは初期レアリティ☆4~5の剣歩兵で、専用武器「夜刀神」(通称トウモロコシ)を持ち、ステータスも全般的にバランスが取れている。
スキルは守備のステUPと規定HPがある場合に敵が真横を移動できなくする『進軍阻止』。
……はっきり言ってあまりにもどうでもいい。それでも主人公かお前。いや守備は使えなくもないけどさ……
夜刀神の固有能力は有用スキルの『飛燕の一撃』相当で初期組にしては良い方なのだが、
もっといい専用武器を持つ剣士も、もっといいステータスを持つ剣士も、そしてもっといい初期スキルを持つ剣士も山ほどいるのでどうにも空気である。
後に武器錬成の実装により夜刀神の特性が「自身の全能力+2、2マス以内にいる支援を結んでいる相手は全能力+4」というなかなかユニークな代物に変更。
ヒーローズの支援システムは1対1なので、出撃4枠の中で常に特定のユニットと出撃することを強要されるという扱いづらいものだが、面白味はある。
女カムイは☆3~4の青属性の竜。周囲の敵にデバフを撒き散らす『闇のブレス』を使う。
「速くて硬い」というなかなか良いステ振りで、攻撃の低さもブレスが魔法ダメージなことである程度カバーできるが、
初期から青竜では遠距離反撃武器を持つ
ノノが幅をきかせているためイマイチ影が薄い。
汎用性の高いCスキル『攻撃の鼓舞3』を☆4で入手するため、スキル継承素材としてお世話になるプレイヤーは多い。
2017年8月の「暗夜の夏」英雄召喚では女カムイの水着版が実装。
クラスが飛行魔道士に変更されており、バニーカミラと並ぶ貴重な飛行魔として当初から大当たり扱いされ、多くのプレイヤーがガチャに散った。
ステータスが攻撃型なので飛行バフを乗せて威力を上げたブラーブレードによる超火力キャラとして使える。
反面、防御面はそれなりなのでバニーカミラのようにレイヴンを付けて弓に有利な飛行に仕上げるのには向いていない。
■大乱闘スマッシュブラザーズ
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii UにDLCファイターとして参戦。
参戦PVでは運命の分岐点で突如湧いて出た
第4の選択肢「大乱闘に参戦する」を選ぶという暴挙に走る。
竜に変身できるという特徴が強調され、基本的には剣士だが竜化を使った奇抜なアクションを駆使する戦闘スタイルになっている。
復帰力と空中横移動力に若干難があるが、リーチの長い竜穿を使った攻撃に、着地隙の少ない空中攻撃、飛び道具や威力の高いカウンターを持っているなど、剣士系の中でもトップクラスに扱いやすい性能になっている。
B/竜穿射
溜め飛び道具攻撃。溜めてスタン効果のある球を飛ばした後、目の前に吹っ飛ばし力の高い攻撃をする。
元ネタは間接攻撃で竜穿が発動した時のモーション。
→+B/跳槍突
斜め下を竜穿で攻撃する。
地面スレスレで出すと地面に突き刺さり敵を拘束する事ができ、地面に刺さった状態で追加入力で更にキックが出来る。
元ネタは近接攻撃で竜穿による必殺が出た気のモーション。
↑+B/翔竜翼
斜め上に飛び上がる連続ヒット復帰技。
縦横共にそこまで大きく動くことができず微妙で、復帰技としてはかなり弱い。
↓+B/反竜穿
FE勢お約束ののカウンター技。発動するとカムイの体が光り、攻撃が当たると竜に変身し水流で反撃する。
全方位、広範囲、超超高威力反撃のかなり強力なカウンターで乱闘タイマン共にフィニッシュ技として活躍できる。
最後の切り札/激流咆
自身の周囲に光の柱を立ちのぼらせ、当たった相手を水流で押し流し大きく吹っ飛ばす大技。
出典:ファイアーエムブレム無双、2017年9月28日発売、オメガフォースTeam NINJA、コーエーテクモゲームス、
©Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS、 ©コーエーテクモゲームス All rights reserved.、 Licensed by Nintendo.
無双シリーズコラボのFE無双にも、当然の如く参加。パッケージにもある通り、基本的に女性版で参加する。
ただプレイアブルキャラになるのは若干遅めの13章。両国の長兄達と共に仲間になる。
なお、その13章では洗脳されて
赤オーラ状態のマークス&リョウマと共に襲いかかってくる。端的に言うと
呂布×3。何という悪夢。
当然ながら突っかかってもロクにダメージは与えられず返り討ちに逢うのがオチだが、一応竜特攻が通るのでクロムなどの竜特攻武器の使い手で敢えて挑むのもあり。今作の特攻効果はかなり強いので(難易度にもよるが)ダメージは通る。
残念ながら倒しても暫くすると戦線復帰してくるのだが、少しの間その場で動かなくなるので戦闘はかなり楽になる。
ちなみに男性版はヒストリーモードで登場。クリアすると使えるようになる。
クラスはダークプリンス&ダークプリンセス/白の血族&ダークブラッド。
モーションは体術や竜変化も用いる独特なモノで、かなり癖が強いので注意。
ちなみに竜特攻が効いてしまうので、間違ってもマルスとかクロムとかにぶつけないように。マッハで死ぬよ!
外伝/Echoesのカムイ
概要
2章で
セリカ軍に加入する仲間ユニット。
海賊ダッハへの復讐の為、バルボに雇われた傭兵。
大きな目と緑色の髪が特徴。
CV:松田修平
セリカ達とともにダッハを倒した後に「金を払ってくれるんならあんたでもいい」と言って仲間に加わる。
「だけどドラゴンゾンビは勘弁してほしい」と口にして、プレイヤーにドラゴンゾンビはエンジェルで倒すのだと攻略法を教えてくれる。
直後にそのドラゴンゾンビを攻略する「海の祠」が控えているので、やや説明的な台詞である。
普通にプレイしていると確かに2章時点のドラゴンゾンビは凄まじく強いので警戒するに越したことはない。
海を渡った後も雇われ続けたのかは不明だが最終決戦まで同行する。
戦争後は
ジェシーの作る傭兵王国の建国に協力したことが語られる。
ジェシーが死亡していると、彼が自ら王となっている。作中では描写されないが指導者としての才覚もあったのかも知れない。
Echoes
『Echoes』発表時には、かなりの脇役なのに当時の最新作の主人公と同じ名前になってしまったため、リメイクついでに改名されたりしてしまうのではと危惧されたが、そのまま登場した。
しかし、黒髪で糸目と容姿が大幅に変わっており、『外伝』の面影は完全になくなった。
『
覚醒』のレンハや『if』の
アサマによく似ている。
設定も、遠国から来た流れ者で、束縛を嫌う大らかな人物と脚色が加えられた。
2017年のエイプリルフールに発表された偽企画では暇武猪(カムイ)として紹介された。
馬流暴(バルボ)と刀を交えるも、その人柄を見込んで彼の所属する警護組織「素風亜(ソフィア)組」へ身を寄せた元浪士という設定だった。
性能
成長率は速さが40%、HPが30%と高く、それ以外は20%前後。
魔防が2しかないため、同職の
セーバーやジェシーに見劣りする。
セーバーはカムイより早い時期に仲間になり、魔防の初期値や守備の成長率が高い。
ジェシーは3章で加入し、これまた魔防の初期値が高い上、力・技・速さの成長率が優秀。成長率だけ見たらカムイの上位互換である。
カムイはセーバーに比べて序盤から追撃がしやすいのが長所。力がうまく伸びてくれれば活躍してくれるだろう。
魔戦士になればクラスチェンジのボーナスで魔防の低さも克服できる。
Echoes
基本的な性能は『外伝』と一緒だが、
村人ループを経て
魔道士・賢者にクラスチェンジをすると、敵1体の動きを封じる「フリーズ」を習得できるようになった。
フリーズが使えるのはカムイ以外では
エフィのみと貴重な魔法となっている。
さらに重さ1で必殺率も20と高い強力な魔法「エクスカリバー」も習得でき、この魔法の使用者の中ではクリフと並び最高の速さ上限値41を誇る。
普通にプレイしていると村人ループをする前にクリアしてしまうので、やりこみの範疇だがパワーアップしたカムイを一度は試しておきたい。
また、雇い主の
バルボと、その部下のレオとの三角支援が可能。
レオはセリカ軍で唯一の初期
アーチャーで対魔法系や飛行系等を中心に活躍するが、典型的な
アーダン型アーマーであるバルボは魔法系の敵が増える中盤以降が辛い。
追記・修正は未来を選びし者達にお願いします。