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台湾からマスク2万枚、中伊豆LC仲介 伊豆市、投票所で配布

(2020/4/16 14:48)
鈴木委員長(右)にマスクを手渡す内田会長(中央)ら=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
鈴木委員長(右)にマスクを手渡す内田会長(中央)ら=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 伊豆地域と交流のある台湾・台北市のロータリークラブ(RC)の関係者から15日、伊豆市選挙管理委員会にマスク2万枚が贈られた。マスクは同日から期日前投票に訪れた市民に対し、受付時に啓発品として配布している。
 台湾のRC関係者と親交のある同市の中伊豆ライオンズクラブ(LC)によると、市民から「投票に行きたいがマスクがなく、新型コロナウイルスが怖い」などの声があった。中伊豆LC関係者が台湾の知人に問い合わせたところ、マスクを確保できたため、寄贈が決まった。
 中伊豆LCの内田和志会長らが同市の修善寺生きいきプラザを訪れ、市選管の鈴木延尚委員長に手渡した。内田会長は「投票率の向上に役立ててほしい」と話し、鈴木委員長は「有効に使わせていただきたい」と感謝した。
 マスクは市内5カ所で実施している期日前投票所と、19日の投票日に市内28投票所で配られる。

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