by Twitter @Abe Shinzo

国民の恐怖に全く無関心…コロナが暴いた安倍首相のヤバい資質

メルケルを見てみろ

コロナウイルス禍で、さまざまなことがあからさまになった。政治家の資質もそうだ。一方の極に、明確な哲学に基づき、感動的な言葉で国民に犠牲と協力を求め、政府が行うことを約束したドイツ首相のメルケル。そして、もう一方の極には……

危機にあたって国民の先頭に立ったエリザベス1世

国が存亡の危機に直面した時、先頭に立って国民を奮い立たせた指導者は、歴史上、何人もいる。

1588年7月、イングランド沖に、スペイン無敵艦隊が、イングランドに神の鉄槌を下すべく、その威容を現した。エリザベス女王は、捕らえられて火炙りにされることを覚悟したに違いない。

イングランド女王エリザベス1世 photo by Gettyimages

彼女は、鎧に身を固め、捕虜になる危険を冒して最前線におもむき、全軍の先頭に立った。

そして、歴史に残る演説(ティルベリー演説)を行なった。

我が愛する民よ(My loving people)。
貴方たちの中で生き、そして死ぬために、戦いの熱気の真っ只中に私は来た。たとえ塵になろうとも……
我が神、我が王国、我が民、我が名誉、そして我が血のために! 
 

これを聞いた兵士たちは、たとえ死んでも悔いはないと思ったに違いない。