これはリーマンショック以前の御話です。
現在は以前程の様にあからさまな熱い過剰濃厚接遇は受けて居られないそうです。
大昔バブル全盛期の89年に販売開始され大先生様方に良く評論して貰う為に20数台雑誌社通して各大先生に無料で貸し付けられて、暫くすると希望者には殆どロハで売って頂いた某国産2座スポーツカーは有名ですが、その残り香で今も4時間耐久プレス対向レース等が開催されて居ますが、依然と段違いで今年に関しては全く盛り上がって居りませんでした。
我々が参加すレベルの非公認の方がまだ観客が多かったです。
まあ、それはさて置き、わたくしの御気にの風変わりな某評論家諸氏や若手自動車ライター諸氏の御話では、その手の業界人になられて人気が出ると、要するに雑誌屋からお声がかかると、ほぼフル装備で各メーカーインポーター主催の試乗会(国内外)に御招待され、後々広報車をレンタルされおべんちゃら記事を書くと又御招待濃厚な接遇に発展するとの事です。
某獨スポーツ車御用先生は、侵入速度遅すぎて永久アンダー・ステア・マンですが、超高性能タイヤを持ってしても、何故か公道速度域でも簡単にオーバーステアにさせる事が出来る『特殊視覚』と『特殊判断可能な大脳半球』お持ちだそうですので、何時も褒め捲りです。男は黙ってサッポロビールで無くて、@@@だそうです。。。。74年までなら納得ですが、それ以降は中々常人の腕では厳しいモノが有ります。
当然です、クルマが人気が有った20世紀精々リーマンショック以前までは、褒めたり最高と唸れったり、男は黙って@@@等、ヨイショすればクルマはそれなりに売れましたから。
当然ヨイショ屋に各メーカーやインポーターは濃厚接遇して下さいます。
先生様方は非日常的な最高に管理された状態の新車又はそれに準じたクルマ又は濃厚な広報チューンを施されている御クルマにお乗りに成り、評価されています。
中にはVWポロGTIが7000回転以上回る仕様も有るらしく、やはり素晴らしい『特殊視覚』と『特殊判断可能な大脳半球』の持ち主の先生曰く『7000回転以上で吹けが悪く成る』と仰せです。
ポロGTIのレッドゾーンは7000回転だった記憶が有ります。
又音楽制作しながら自動車評論も方暇でされる天才児(未だに『僕ちゃんで』す。)も居られ大変な世界です。
間違った評論を墓場までお持ち返り予定の戦前車と英国伊太利亜車専門の呼吸困難ミイラ男ウルトラ満先生まで居られます。
プリウス試乗中常時左手手忘れGTR評論出来ない大先生まで。
リーマン直後の東京モーターショーで外国車の出店が激減した時、大先生連合軍はビビったのか、解説ガイドを買って下さりガイドツアー等も企画されたり、良く解らないですが自動車部等と言う不透明なクラブを作製されたり大変な努力をされて居られです。
でも今まで如何でしたか??素人ユーザーのチョロイ意見等横流しで、ず~とメーカーインポーターの御顔ばかり御覧でした。
急にこちらを手の平返した如く満面の笑顔で向いて頂いてもね~。
まして、下記致しますが、今にクルマ好きは変態系爺婆だけですから、そんな簡単に神輿乗る方は多くは有りません。
処が我々が乗る日常のクルマは走行数千キロ~数万キロまで多種多彩、滅茶苦茶濃厚なメンテ行っていたとしても新車とは段違いでコンデイションです。
要するに、昔『福野礼一郎氏』が仰せの様に『世の中の路上には中古車しか存在しない。
故に中古車を評価しなければ、世の中のクルマの実態は全く分からない。』と思います。
『沢村新太郎氏』曰く『大先生方の御乗りのクルマは『真理』としても、素人我々の乗るクルマは『真実』との事』なので、その狭間にあるギャップで、評価に苦労されているそうです。
現在の様に不景気で若者がクルマよりモバイルに行ってしまった環境下では、クルマ好きは御宅系変態系秋葉系フエテッシュ系のクルマ命の爺婆だけに成ってしましました。
御宅故に詳しすぎる・・・ただし実践が伴わない頭でっかち系の御宅多し。
最近のBSののCFの『タイヤリトレット』に出て来る向かって左のおっさんぽいイメージです。
本来実践を踏むには峠や首都高では無く、サーキット、ジムカーナ、ダートラ、ラリーでしょう。
環境が合わないのなら責めてレンタルカートです。
本来公道でぶっとばすのはNGです。どうしても飛ばすならば『集団・朝練』等で無く、御一人様でどうぞ。
さて、本題。
現在の多くの大先生系の評論の多くは、例のメーカーから配られている資料ベースが多く、酷いのはこれのコピー・・・こんな評論に御金払うのは『冗談じゃ無い』と上記の御宅系クルマ好きは怒りに震えてそういうおべんちゃら評論家の書いている自動車雑誌を飼わなくなって来ています。
御宅度高ければ高いほど自動車雑誌飼いません。
わたくしなんて超然変態ですから、基本紙雑誌は一番安い且つコンビニで売って居るベストカーだけです。これはトイレでも最後は風呂場でも読めて最後はポイも簡単で便利です。
充分な大量な情報が入手出来ます。特に新型車スクープはナンバー1でしょう。
足らずはサイトで十分。
今月久々に日本版のオート・カーを飼いましたが、これも来月からは又無でしょう。
だって、御気にの評論化氏が連載止めてしまうからです。
ベストカーもぎりぎり嘘書いている大先生様も居られですから、そろそろ潮時・・・新型車スクープは立ち読みで充分。
盛るのは良し!!嘘はNG!!
そして、気晴らしの待望はメルマガ『モーター・ジャーナル』です。
ここは接待濃厚な接遇が無い又は非常に希少な世界と信じて居ります。
非常に真理が真実に勝っており、真理と真実のW本とも言えそうです。
ま~、爺が爺に騙されるのもオツなもにモノでしょう。
騙されても幸せに感じさせて下さればそれでOKです。
まとめ、どの業界でも濃厚な接遇は有りますし、業界人がその業界で優遇されるのは普通です。
しかし、評価を濃厚な接遇により『嘘800』で固めるのは間違っています。
デビュー直後褒め捲り、中は普通、1年後は貶し捲りと言う評論は塵以下です。
論評の評価基準の一定化を求めます!!
殆どの大先生がその基準値を持って居られる様には思えないのです。
老舗の総合誌でも昔は平気でミニバンを筑波2000(当時はこう言う呼称では無かった)を走行させてタイム測定したりしていましたが、流石に最後は消滅したと思いますが、やはり消滅系誌では筑波を走行させる専門みたいでしたから、毎回走行でした。
多人数乗車又は荷物搭載車ミニバンは第一目的は荷台優先です。何でサーキット??
スポーツカーでサーキット走行はミニバンよりは理にかなって居ますが、これも本来は中速コースの筑波2000では無く低速コースの筑波1000や富士ショートや鈴鹿南コースやモテギ北コース等での評価の方が正しいでしょう。
又論評時にセダン、ミニバン、SUV、スポーツカー、スポーテイカー、GT、高級GT、高級セダンと各クラスによりクルマとしての第一目的は異なるものですが、各クラスに合わせて評価基準を変更しつつ評価していますか?
わたくしとしては、市販車のサーキット評価は低速の筑波1000等又は清水和夫氏提唱のダイナミック・カー・テスト(Wレーンチェンジ等)が本来のステージと思います。
こう言うスポーツカーを飼う多くの素人爺婆はスポーツカーで中高速コース攻めません。
精々低速コース風ワインデイング又は低速コースまでが多いです。
稀にサーキット用に仕立て直した奇特な方々のみが中高速コース入ります。
本根を申し上げますと、サーキットは街乗り車では土台無理です。
子供を産んでくれた女房に、ムラムラ来るプロ系の専門職に成れとお願いするようなものです。
サーキットは基本サーキット専用車(フオーミュラー&レーシング・プロト)が理想ですが、無理でも責めて改造系箱車が御勧め。
特にカローラやシビックやロドスタ等の大衆車ベースのN-1仕様が一番バランスが宜しいです。
やはり超絶燃えるにはそう言う御仕事の専門職の方をお選びに成った方が硬いかと。。。
多少の依怙贔屓は有ったとしても、盛るのは自由ですが、あからさまな嘘はNGです。
やはり基本は良いモノは褒めても、ダメなものはプロは『そこは注意しましょう』で終わりますが、素人は『駄目NG』で終わります。
故に、これからはおべんちゃら系評論家先生は更なる落ち目で、真理追求型評論家の時代が来ます。
普段からユーザー目線の評論家と若手でまだ汚染されて居ないライター諸氏しか正視して貰えないでしょう。
頑張れ真理系評論家諸氏。
もっと頑張れ若手ライター諸氏!! 若手の彼らは今が大チャンス。少し頑張りが甘いと思う。