カービィシリーズの扱い

概要

ここではカービィシリーズの簡単な概要とそれに対する桜井の扱いを述べていく。

かつて桜井が所属していた「HAL研究所」のメインタイトル「星のカービィ」。
しかしそのシリーズにも桜井による非常に理不尽な扱いの差があった。

かつては「星のカービィ」の生みの親であることをプッシュされていた桜井であったが、そのこだわりは現在にわたっても続いている。
桜井が関わったカービィのゲーム作品は、監修の鏡の大迷宮を含めて22作品中6作品(初代、夢の泉、SDX、エアライド、夢の泉DX、鏡の大迷宮)、それに加えてアニメ版と多くはないが、桜井を取り巻く人々・団体でもあるようにSDXを境として、ファンの層は一時桜井派、非桜井派に分裂してしまった。
桜井が不必要に発言した
「私が関わらないカービィ作品は見ないようにしている」(カービィ64記念インタビューの際に)
「カービィ世界に人間は存在しない」(アニメ化の際に)
といった言動により、桜井が関わった作品群を神聖化し、正当な作品であると祭り上げる、いわば「桜井信者」と各所で呼ばれてしまうことになった者たちがカービィ界隈で暴れ、事態が泥沼化することすらあった。

この論争は桜井が退社するまで続いてしまっており、界隈は荒れ果ててしまった。
桜井が退職した後、「参上!ドロッチェ団」が出た頃は(それが他の作品に比べて見劣りする出来であったこと・カービィGCの続報がないこともあって)カービィ界隈はどうしようもない閉塞感が漂っており、2008年にUSDXが発売されるまで、カービィシリーズの将来を憂うファンは多かった

その後、対立は沈静化し、桜井がHAL研から独立して現在はカービィ作品を作っていないことを知らない人や、そもそも「桜井って誰?」という新規カービィファンの方も出てきている

しかし、対立が沈静化した現在でも桜井・非桜井の対立は水面下で続いていた。
近年のカービィ作品でファンサービスはあれど、おおっぴらに過去の非桜井カービィキャラが再登場できなかったのも事実。事態の再燃を避けていたのだろうか?
理由はどうあれ、この対立で「桜井・非桜井関係なくカービィシリーズ全てが好き」というファンにまで長期間の苦痛を与えたことは迷惑極まりない事実である。

悲しいことにスマブラforでも上記の対立は再燃し、カービィ関連のスレではスマブラ・桜井関係の発言は荒らし行為と見なされる場合すらある
これに乗じて双方の陣営を騙った荒らし目的の愉快犯のようなものまで出ている始末である。

幸い、この対立は現在では収束の兆しも見え始めている。と言うのも、現ディレクター熊崎氏の近年の作品では桜井/非桜井を超えたシリーズ間のつながりを匂わせられていたり、様々な作品のBGMがリメイク・再登場されていたり、シリーズファンの間では公式の黒歴史であるとまで噂されるキャラクターが姿を見せたりといった動きがあるからだ。
HAL研側がこのようにシリーズ間の垣根を取っ払おうとする中、桜井側の対応が注目される。

なお、先に述べておくが「桜井・非桜井」の区分はユーザーにしてみれば本来どうでもいい違いでしかない。桜井が関わっている、いないで区分すること自体そもそも無駄、というより分ける必要性がないことである、ということを記しておく。ここでは便宜上区別しているが、このような議論や区分の呼称を不快に思うカービィファンもいることは忘れないようにしてもらいたい。

また、最近は各所で不必要に桜井・非桜井論争を持ち込んだり、意図的に争うとする輩もいるので注意していただきたい。

表現が偏ることもあるので、公平性のために適時追記修正をよろしくお願いしたい。





カービィシリーズの扱いまとめ(for 3DS WiiU)

以下の内容を裏付ける、具体的な数字は各IPの要素の数の星のカービィシリーズの欄を参照。

赤色桜井が関わったカービィとしている。

星のカービィ
記念すべき初代カービィであり、桜井が初めて関わったカービィ作品。
任天堂の補助なしでは完成はしなかった名作で、カービィの基礎である「吸って吐く」はここですでに完成されていた。
やはりというか桜井はこだわり、スマブラfor3DSには雑魚が全くいない殺風景な初代モチーフどころかGBのステージを入れた
また、スマブラforのカービィ関連の効果音は何故か今になって初代や夢の泉モチーフのレトロな効果音に変更されているものもある。
スレでたびたび見かける「拳を握った」(拳握と略されることも)という表現も、このゲーム発売後の当時社長であった故山内溥氏に対する桜井の発言であった。


  • カービィ(ファイター)
  • デデデ(ファイター)
  • プププランド(復活DLCステージ)
  • プププランド(新ステージ)
  • グリーングリーンズ(DXアレンジBGM)
  • グリーングリーンズVer.2(新アレンジBGM)
  • デデデ大王のテーマ(XアレンジBGM)
  • デデデ大王のテーマVer.2(新アレンジBGM)
  • GREEN GREENS(原曲)
  • FLOOT ISLAND(原曲)
  • CASTLE LOLOLO(原曲)
  • BUBBLY CLOUDS(原曲)
  • Mt.DeDeDe(原曲)
  • マキシムトマト(アイテム)
  • ワープスター(アイテム)
  • 激辛カレーライス(アイテム)
  • キャピィ(フィギュア)
  • ポピーブラザーズJr.(フィギュア)
  • ウィスピーウッズ(フィギュア)
  • りんご(フィギュア) (*1)
  • ブルームハッター(フィギュア)
  • スカーフィ(フィギュア) (*2)
  • サーキブル(フィギュア)
  • ワドルディ(フィールドスマッシュ敵)(フィギュアはない)
  • ブロントバート(フィールドスマッシュ敵)
  • シャッツォ(フィールドスマッシュ敵)
  • ゴルドー(フィールドスマッシュ敵)
  • ワドルドゥ(フィールドスマッシュ敵)
  • パラソルワドルディ(フィールドスマッシュ敵)

星のカービィ 夢の泉の物語
桜井カービィ。カービィの個性ともいえるコピー能力が初登場した作品で、メタナイトも初登場。デデデの「実はいいやつ」な性格もここで設定された。
夢の泉はスマブラにはステージ採用され、スターロッドもアイテムに採用された。BGMもバタービルディングやボスのメドレー等で目立つような編成になっている。アシストフィギュアではナイトメアが登場。アニメでも出ていて、人気が高いキャラクターだが、近作要素を無視してまで20年前のキャラクターを出す必要があったのかとファンの間では疑問視されている。
そのナイトメアの扱いもまた微妙に悪く「出現すると画面全体を真っ暗にする」というもの。アシストどころか呼び出した本人すら邪魔をする厄介なもので、プレイヤーからは邪魔者扱いされる始末。もちろんナイトメアは上記の技を原作では使わない。強いて言うならアニメ版100話の演出を意識か。

  • メタナイト(ファイター)
  • ナイトメア(アシストフィギュア)
  • バタービルディング(XアレンジBGM)
  • ボスのテーマメドレー(闘技場と、ボス戦の曲がほぼ収録)
  • バタービルディングver2(新アレンジBGM)
  • アイスクリームアイランド(新アレンジDLCBGM)
  • スターロッド(アイテム)
  • ボンバー(フィギュア) (*3)
  • ウィリー(フィギュア) (*4)
  • ソードカービィ(フィギュア)
  • ビームカービィ(フィギュア)
  • ファイアカービィ(フィギュア)
  • アイスカービィ(フィギュア)
  • ニードルカービィ(フィギュア)
  • トルネイドカービィ(フィギュア) (*5)
  • マイクカービィ(フィギュア)
  • スリープカービィ(フィギュア)
  • ブレイドナイト(フィギュア)
  • スターマン(フィギュア)
  • ウォーキー(フィギュア)
  • ボンカース(フィールドスマッシュ敵)

  
カービィのピンボール
非桜井で、カービィのピンボール作品。あつめて!カービィで似たようなミニゲームが採用されるほど根強い人気を持つ。
ただ、桜井は特にこの作品の要素をDXのボールカービィの出典以外には入れてはいない。
強いて挙げるならば「夢の泉の物語」出典のBGM「アイスクリームアイランド」に「ピンボール」のステージセレクトっぽい曲があるだけである。

  • 無し

カービィボウル
非桜井で、初となるSFC作品。ゴルフとビリヤードを混ぜたシステムはやりこみ要素を深くし、今でも一部で研究がなされている。シリーズ初の対戦モードもある。
桜井は2Pキャラクターのキービィ以外見向きもしなかった。ちなみに近年のカービィシリーズではちゃんとこの作品のBGMにリメイクや再録の機会が来ている。
また、桜井はこの作品の要素をスマブラDXのボールカービィの説明以外には入れていない。

  • 無し

星のカービィ2
3匹のおともとダークマターが初登場の非桜井。あるアイテムを全て集めることで真のラスボスが登場する「数字シリーズ」の発端で、謎解き要素が100%クリアに大きく関わることが特徴となっている。
桜井のおともの扱いは悪く、アニメでは出しても別人レベルで大幅にキャラが変えられている(ただしこれについてはこのキャラ付けが好きという人もいるので一概に不満点とは言えない)。スマブラDXでの「しもべ」発言が桜井の認識で間違いないのだろう。
なぜか2に強めのザコ兼中ボスとして登場したマッシャーはアニメでは最強の魔獣の一体として登場し、2話にわたってナックルジョーと因縁を持つようにプッシュされているが
スマブラでのBGMアレンジもXの「ボスのテーマメドレー」の1部分(10秒未満)しかない。

  • ボスのテーマメドレー(ほぼ繋ぎに近い)

カービィのブロックボール
非桜井で、こちらもコアなファンを持つ外伝作品。伝説のスタフィーシリーズで有名なトーセが制作している。
こちらの要素も桜井は入れてはいない。
海外版DXでのボールカービィの説明で触れていたりはする。

  • 無し

星のカービィ スーパーデラックス(SDX)
桜井・非桜井論争の引き金となってしまった名作であり桜井カービィ。
初のコピー能力のコマンド技の実装ならびに本編2人プレイ、更には6つ+αのモードが搭載された作品。
初のオムニバス形式、多彩なコマンド技、派手な演出等から高く評価され、
現在のカービィシリーズのアクションの基盤となっている。
メタナイトの逆襲等の熱いシナリオも好評。
「こうかいしませんね?」が登場したのもここから。
桜井はこの作品に執着といっていいほどの異常なこだわりを見せている。
ステージではスマブラXの戦艦ハルバードやスマブラforの洞窟大作戦を採用することをはじめ、フィギュアやBGMでも厚遇する始末。
スマブラXからのアシストフィギュアには、ザコ敵でありカービィのヘルパーの一体である「ナックルジョー」が登場している。ナックルジョーに関してはSDXの頃から人気があったので、そこについては納得の声は多いのではあるが。
桜井がこだわりすぎているせいか最近拒否反応を示す人が出ている。
各シリーズの最新作の要素はしっかり取り入れると宣言していたはずのスマブラforWiiUのステージに18年も前の「洞窟大作戦」が採用されたことが最大にして最悪の論点。後に出ているリメイク作「ウルトラスーパーデラックス」出典という表記でもない。(後にコラムで「ウルトラスーパーデラックス」と兼ねることにされたが。)

プラズマウィスプとタックの2体はシリーズでも馴染みの薄い敵で、リメイク以外にはエアライドにしか登場しない。桜井の思い入れのある敵なのだろうか。

forWiiUでは星のカービィWiiのモデルを主に流用しており、原作ではスーパーデラックスのコピーも4つ登場しており、それがボム、ファイター、ウィング、ニンジャ。ご丁寧に全てフィギュアとして収録されている。流用元のWiiでの初登場コピー能力であるウォーター、ウィップ等は一切収録されていない。

  • ナックルジョー(アシストフィギュア)
  • 戦艦ハルバード(Xステージ)
  • 洞窟大作戦(新ステージ)
  • 洞窟大作戦(新アレンジBGM)
  • 夢の泉(DXアレンジBGM) (*6)
  • メタナイトの逆襲(XアレンジBGM)
  • 激突!グルメレース(XアレンジBGM)
  • vs.マルク(XアレンジBGM)
  • ボスのテーマメドレー(ボスのテーマがほぼ収録)
  • プププランド(64)(64アレンジ復活DLCBGM)
  • プラズマウィスプ(フィールドスマッシュ敵、マスターフォートレス内部にもそれを基にした動きの敵がいる。)
  • タック(フィールドスマッシュ敵・ワールドスマッシュのイベントで登場)
  • プラズマカービィ(フィギュア)
  • 2連主砲(フィギュア)
  • 戦艦ハルバード(フィギュア)
  • ボムカービィ(フィギュア)
  • ファイターカービィ(フィギュア)
  • ウィングカービィ(フィギュア)
  • ニンジャカービィ(フィギュア) (*7)

星のカービィ3
6匹の仲間とグーイ (*8)が活躍する非桜井で、数字シリーズの1つ。100%クリアを前に立ちふさがる凶悪なミニゲームは今でも語り草となっている。
SDXとはまた違ったよさを持つ作品であるが、争いの発端となった不遇な作品であった。
64も発売されている時期に発売されたため、CMがなく、知名度が低かったのも一因かもしれない。
HAL研究所が関わらなくなったスマブラX以降、桜井は徹底的にこの作品の要素を排除している・・・・近作のカービィゲーム内ではBGMアレンジなどでフォローはされているが、他作品に比べ機会、数が少なめな傾向にある。
「スターアライズ」でコピー能力クリーンとドリームフレンズとしてグーイが再登場出来たのが救いだろう。

  • 無し

カービィのきらきらきっず(GB・SFC)
非桜井で、カービィシリーズでも珍しいパズルゲーム。SFC版ではリック・クー・カインとナックルジョーやメタナイトの共演が見られる。(メタナイトのキャラがおかしなことになっているが)
プププランド(64)の背景にこれのSFC版に登場した星型の島がある。

  • プププランド(64)

星のカービィ64
先に発売されたスマブラ以外で初となるポリゴンカービィで非桜井カービィ。現状では数字シリーズのトリとなっている。
コピー能力ミックスが搭載された作品で、表情豊かなカービィとその仲間たちがみられる。素晴らしいBGM、対戦できるミニゲームも含め、今でも人気が高い。
しかし、人間に似たキャラが出ているためか、桜井はこの作品が初出のキャラはザコ含めて全く触れていない
桜井はこの作品のBGMの扱いも悪く、スマブラにBGM採用されているのはスマブラXの「カービィボスメドレー」に入っている「中ボス戦BGMの一部分」と、賛否両論アレンジの「ゼロツー戦」ぐらいしかない。あとはスマブラXにシールが一部入ったのみである。ちなみに、64のシールの中で非桜井キャラのシールは「ヌラフ」と「アクロ」の2種類しか収録されておらず、その2キャラは64が初出のキャラではない
桜井はデデデの声という形で参加していたが、その点には非常にこだわり、スマブラX・forで桜井がデデデの声を自ら当てている。そのくせカービィ64をあてつけに批判している。制作には関わらなかったんじゃないのか。
反面、現行カービィシリーズではコロコロカービィでジバサミが登場して以来、この作品のキャラが出られていなかったが、ロボボプラネットでは収集要素としてアドレーヌとリボンが登場。スターアライズではプレイアブルとしてコンセとアドレーヌ&リボンが再登場できた。また、アドレーヌは64初登場で復活できていなかった、ドネン、ゴーストナイトの絵も描く。収集要素では、ゼロツーやダークリムル・リムラ・リムロ・ビラが登場している。「ニンテンドードリーム」でのスターアライズ開発者インタビューでコンセの復活に触れた時、何か裏で事情(詳しい内容は不明)があって再登場できていなかったことが語られている。
最近の熊崎氏のカービィシリーズでは中ボス戦BGMと「こうじょうけんがく (*9)」が日の目を浴びている。

  • ゼロツー戦(XアレンジBGM)
  • ボスのテーマメドレー(ルームガーダーがほぼ収録)
  • ポップスター(原曲DLC)

アニメ 星のカービィ
桜井・非桜井論争がしっちゃかめっちゃかになってしまった原因で桜井がプロデュースし、話の監修を行った作品。
日本版サウスパークとすら言われるやりたい放題な内容で、キャラのほとんどがゲーム版とは違う。オリジナルキャラクターもいる。
2、3のキャラが魔獣として登場することはあっても64初出のキャラは一切いない。好き嫌い以前の問題点として当時本編最新作だった作品のキャラを出さないというのは如何なものか。
今でも賛否両論になってしまうアニメ作品であった。 とはいえアニメファンも多いことは確かであり、今でも再放送や続編を望む声はある。特別編以外での実現はまだのようだが・・・(ちなみにこの特別編もなかなか内容がぶっ飛んでいる)
「世界観がゲーム等と全く違う」ことが賛否が分かれる面である。それでもアニメを好きになった人が多いのはひとえにアニメスタッフの尽力もあってこそだろう。
桜井は「アニメとゲームを区別して欲しい」と言いながら、「メタとナックルジョーの声優はスマブラに逆輸入」と都合のいいダブルスタンダードな対応をとっている。
一応、メタナイトやナックルジョーの演技はアニメ版とは少し違うようなものにはなってはいるのだが…
メタナイトの剣、ギャラクシアの名もここが発祥。以降、ゲームや小説などでもその設定は登場する。


コロコロカービィ
非桜井カービィ。難易度が高いことで知られるゲームボーイ初の動きセンサーカートリッジ搭載の意欲作。後の「まわるメイドインワリオ」・「ヨッシーの万有引力」や、今のニンテンドー3DSのジャイロ機能のさきがけとなった作品とも言えるだろう。
初代カービィBGMのアレンジが多いのだが桜井は知らぬふり。

  • 無し

星のカービィ 夢の泉デラックス
桜井カービィで、夢の泉のリメイク作。グラフィックの修正ならびにファンファンなどのキャラクターが一部ザコ・中ボスの差し替えとして投入された。背景が評価され出したのはここから。アニメデザインが一部逆輸入されていると思われる。
スマブラDXで入れられた夢の泉BGMが逆輸入された。また、メタナイトを操作するモードが追加されたことで、アニメに引き続きメタナイトの人気をプッシュする流れに入っている。
スマブラでは夢の泉の物語出典のフィギュアの副出典として多く出てくる。
元々新規要素が少ないのもあるが、スマブラにはデラックスでの新規要素は取り入れられていない。

カービィのエアライド
桜井カービィ。唯一となるカービィのレーシングゲーム。64で発売予定だったものが延期を繰り返した。
バランスこそ悪いが、3つのモード、特にシティトライアルが人気であり、今でも続編ならびに最新ハードへの移植を望む声は大きい。
スマブラではDXのイベント戦で名前が登場。X以降はドラグーンとBGMが優遇されている(Xではアニメ版から逆輸入されたチェックナイトもあった)。ハイドラはスマブラではないがしろにされているが、非桜井のカービィシリーズでは日の目を浴びている。
また、桜井はこの作品の人気を知ってか、スマブラforのロゼッタ&チコの参戦PVでエアライドのOPテーマを流したり、まるでレースゲーム画面のような演出を行い、エアライドファンをぬか喜びさせたしかもこのPVではスマブラのPVであることが伏せられていた。(後のしずえの参戦の時もスマブラのPVを伏せたまま参戦発表をしたが、そのあとどうぶつの森の最新作も発表されている。)
スマブラDXとUIが共通しており、クリアチェッカーなど以降の桜井ゲームに共通する要素が存在している。
for3DSのフィールドスマッシュはシティトライアルを基にしていると発売前のスマブラforダイレクトで公言されている。
現ディレクター・熊崎氏が初めてデザイナーとして参加したカービィでもあり、ヴァレリオンとウィリーバイク・デデデカスタムのデザインを担当していた。
SPで一番最初に公開されたカービィシリーズのBGMがエアライドのシティトライアルだったため、曲を純粋に楽しむ者と、「また自作品を推すのか」とガッカリする者で賛否わかれた。

  • ドラグーン(アイテム、フィギュア)
  • 伝説のエアライドマシン(XアレンジBGM)
  • ヴァレリオン(原曲)
  • コルダ(原曲)
  • 森ステージ(原曲DLC)

  
星のカービィ 鏡の大迷宮
桜井や宮本茂氏が関わった最後のゲームとなる。フラグシップ制作で、広大な迷宮を4人にされたカービィが駆け回るシステムとなっている。
これには「スマブラ」コピー能力やマスターハンド・クレイジーハンドの登場など、いわゆる内輪ネタが目立つ。スマブラXの「大迷宮」はこれを基にしているのか?
メタナイトが優遇されるが、逆にデデデはゲーム中一切登場しないという冷遇を受ける。
スマブラではXでのガレブのフィギュアと、X・forでのBGMぐらいしかスマブラには入っていない。

  • 森・自然エリア(新アレンジBGM)

  
タッチ!カービィ
非桜井カービィ。ニンテンドーDS初期の作品でありながらタッチシステムをフル活用した意欲作。
BGMのアレンジも満遍なく入っており評価が高い。また、クリア後にカービィ以外のキャラクターも操作できるようになっている。
ここからワドルディが目立つようになったり、非桜井キャラクターが出てくるようになる。ラスボスには深い設定が存在している。「○○ソウル」というボスの強化版が登場したのもここから。ファンサービスで定評のある、現ディレクター、熊崎氏が開発に携わっているからだろうか?
後々のことを考えると、今後のカービィシリーズの礎となったゲームと言える。
スマブラにはXでシールにワドルディボールとメタナイトボールが入っただけ。forには欠片もこの作品の要素は入っていない。

  • 無し

星のカービィ 参上!ドロッチェ団
非桜井で、フラグシップの遺作。前作からのドット、BGM流用など粗が目立ち、人気の出る要素もあるがファンの間ではあまり評価は高くない。
デデデがまたもや冷遇され、更にアニメのデデデ城をはじめとしたデザインが逆輸入されてしまったことで論争が紛糾し、一時期カービィ界隈が廃れてしまった。が、光るところはあるし、ある意味で初心者向け。
現在ではドロッチェ団のメンバーはあつめて!カービィやノベライズで掘り下げならびに救済されている。ラスボスのダークゼロもストーンカービィの変身のひとつに選ばれている。スターアライズではついにドロッチェがプレイアブルとして再登場した。技でドロッチェ団員、(風船とはいえ)ダークゼロが登場するファンなら感涙モノの仕様。
X時代は当時最新作ということもあってか、いくつかのフィギュアの出典に記載されていた。肝心の初出キャラは皆無だが。
XでのシールとBGMアレンジぐらいしかスマブラには入れられていない。forに新規は全くない。

  • ドロッチェ団のテーマ(Xアレンジ)
  • ボスのテーマメドレー(ボスのテーマがほぼ収録)

  
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス(USDX)
非桜井で、SDXのリメイク作。新たにモードが追加され、コピー能力とヘルパーの性能が変更された。今まで不遇であったデデデが優遇され、彼の復権となる「大王の逆襲」が搭載された。また、マスクド・デデデやギャラクティックナイトのBGMは評価が高い。マスクド・デデデのBGMはSFC版のきらきらきっずが元であるとか。
SDXの元々の雰囲気を維持するためか、非桜井カービィ要素は全て新モードに集約されている。
スマブラには何ゆえか冷遇されている。ギャラクティックナイトのフィギュアとイベント戦「大王の逆襲」という申し訳程度の名前をつけられたことしか要素はない。
フィギュア解説で語られたBGM「銀河最強の剣士」も収録されていない。

  • ギャラクティックナイト(フィギュア)

毛糸のカービィ
非桜井。グッドフィール制作。低難度でハードなアクションプレイヤーには不向きであるが、その雰囲気に癒されたい人向けではある。グラフィック面での海外での評価は高い。
ヨッシーウールワールドはあっても、こちらはスマブラには欠片もない。強いて言えばボンバーのフィギュア解説で出てくる程度。海外ではこちらの要素がないことに嘆いている書き込みが見られた。
桜井は当初、この作品からステージを出そうとしていたらしいが…

  • 無し

  
あつめて!カービィ
非桜井。やりこみだすと高難度のアクションパートと、アニメを含めた今までの作品要素が入ったミニゲームが特徴で、マルクやナイトメア、ダークマターがミニゲームでそれぞれラスボスとして登場した。
舞台はポポポアイランズで、カービィの開発段階での名前からとられている。没ネタとなったカービィGCの要素すら入っている。言うまでもなくスマブラには欠片もこの作品の要素はない。作中のミニゲームにも登場している激辛カレーライスの出典にも1つ空きがあるのにも関わらずない。

  • 無し

星のカービィWii
非桜井でUSDX含めてカービィシリーズの救世主となった作品。
SDXの後継となるシステムや秀逸なBGMや演出でファンを魅了した。
スーパー能力が搭載された作品で、ボス戦もまた凝ったものが多い。
一方でハルカンドラや異空間ロードに関する設定が登場し、その後のカービィシリーズの方向性を決定づけた。
しかし、スマブラには最序盤のBGM(「ぼうけんのはじまり」・「森をぬけて」この二曲原曲のみ)と一部フィギュア、ウルトラソード以外全て捨てられてしまった。尺が短いが明るさ・軽やかさが特徴的な「スカイタワー」、歴代~本作のものの小メドレーで当時はこれ以上のBGMは暫く出ないだろうと言わしめた「CROWNED」といった特に人気の高いBGMがないことに不満を漏らす人も(HAL研で推されているWiiのBGMもだいたいこの2曲)。同時期の作品と比べても天と地の差がある。
しかもフィギュアにはWiiのネタバレがたくさん文章で入っている。嫌がらせ以外の何者でもない。
ステージも用意されなかった。洞窟大作戦の言い訳を見る限り、桜井はWiiのステージを作る気は毛頭なかったようだ。

  • ウルトラソード(最後の切り札)
  • ぼうけんのはじまり(原曲)
  • もりをぬけて(原曲)
  • マホロア(フィギュア)
  • ローア(フィギュア)

星のカービィ 20周年スペシャルコレクション
非桜井で、カービィ20周年を記念して初代・夢の泉・2・SDX・3・64とおまけのゲームならびに年表もろもろを入れたお徳版。設定資料もあわせてカービィファンへの大サービスとなった。
おまけの演出では20周年ならではのすばらしい演出があり、思わず涙ぐんだ初代からのファンもいただろう。
しかし、桜井からのコメントはない
スペシャルサンクスにすら桜井の名前はない

  • 無し(仕方ないところもあるが)

星のカービィ トリプルデラックス
大王のデデデでデン(Z)
カービィファイターズ!(Z)
3DS初となる非桜井カービィ。
秀逸な要素もりだくさんの作品となっており、下記の2つはミニゲームであるがその後にそれぞれ「Z」の名前がついた続編がダウンロードソフトとなった。
「ビッグバン」が搭載され、カービィの「吸って飲み込む、および吐き出す」アクションが掘り下げられた。
長い間不遇だったデデデが実質の主人公と言えるほどの扱いを受けており、
物語の中で重要な役割を担っている他、単独で操作できるモードもある。
この作品もファンを喜ばせるファンサービスが多く、至る所に散りばめられている。
だがスマブラには「浮遊大陸の花畑」の原曲が一曲入っているのみである。
某板で行われたBGMランキングで初登場ながら堂々の一位を飾った「狂花水月」も当然入っていない
ただし、2014年に発売されたゲームである(スマブラforと発売時期が近い)ため、TDXの要素が少ないのは仕方ないという意見もある。 (*10)

6月15日配信のDLC「プププランド(64)」でやっとTDXの楽曲の1つである「この星をかけた魂の戦い」がカービィ64の「ポップスター」ともども収録された…
が、両方ともWiiU版限定で原曲である。

  • 浮遊大陸の花畑(原曲)
  • この星をかけた魂の戦い(原曲DLC)

タッチ!カービィ スーパーレインボー
非桜井で、タッチ!カービィの続編となる。WiiUならではの粘土グラフィックのやわらかい演出が目立つ。やりこむと高難度なのは非桜井カービィならではか。
BGMによるファンサービスが豊富で、スマブラforに失望した人向け
また、本編にはあまり見られない個性的なギミックも特徴である。
Wii以来となるバンダナワドルディがプレイアブルとして登場した。
スマブラfor発売後のカービィだが、FEifやマリオメーカーと違ってタチカビSRの追加要素が用意されることはなかった。

星のカービィ ロボボプラネット
最新作の非桜井カービィ。
スマブラfor発売後初のアクションシリーズである。
宇宙からの侵略者によって機械化されたポップスターを舞台にしたカービィらしかぬシリアスなストーリーとロボボによるパワフルなアクションが特徴。
本作でもBGMやキャラクター、収集要素を始め至る所にファンサービスが散りばめられており 過去作を知るファンにはニヤリとさせられる作品となっている。
特に今作では今まで以上に数字シリーズからの要素がプッシュされており、プロペラーやガボンが久々に登場しアレンジ曲が多数収録された他、
あるボスキャラクターがサブゲームのボス、ホログラフ、トラップ、クローンと様々な形で復活を果たしている。
一方で桜井カービィからもまた多くの要素が登場しており、中には今作の物語で非常に重要な役を担っているキャラクターもいる。
更にスマブラの要素も取り入れられておりメタナイトのデザインが逆輸入された他、
スマブラのドクターマリオ、ネスを意識したようなコピー能力が登場し、
20周年スペシャルコレクション以来となるスマブラ能力が復活した。
新規BGMも「VS.スタードリーム」は某板で行われたBGMランキングで初登場ながら堂々の一位を飾った。

  
みんなで!カービィハンターズZ
カービィのすいこみ大作戦
ロボボプラネットに収録されているミニゲームの続編とも言える内容。
ハンターズZはカービィシリーズ初となる基本無料というスタンスをとっている。
近年のカービィ作品に多いファンサービス要素は装備品に多く、ロボボプラネットで事実上復活したダークマター、近年関連キャラが多くなってきたドロシア等が登場している。
敵キャラクターではWii、TDX初登場のボス、中ボスを中心に登場しているが、中には本人としては初登場の2以来久々となるアイスドラゴン。そして、桜井作品のキャラクターも今作の重要なポジションに位置している。

すいこみ大作戦は単体としては初となる3Dアクションゲーム。このようなゲームはカービィGCにも案として入っていたが、今作にてついに遊べるようになった。
初代星のカービィの要素が多く、ステージもほとんどが初代のものだったり、きらきらぼしが久しぶりに登場したりと25周年作品に相応しい作品となっている。

カービィシリーズの扱いまとめ(SP)

ここでは、スマブラSPにおけるカービィシリーズのスピリッツとBGMについて記載する。

スピリッツ
  • ☆1 桜井作品
    • ワドルドゥ
    • ブロントバード
    • ポピーブラザーズJr.
    • スカーフィ
    • ロッキー
    • Mr.フロスティ
    • プラズマウィスプ
  • ☆1 非桜井作品
    • ナゴ
    • ピッチ
    • チュチュ
    • グリル
    • モーリィ
    • フラッフ

  • ☆2 桜井作品
    • ワープスター
    • クラッコ
    • ナイトメアパワーオーブ
    • ヘビーロブスター
    • マルク

カービィキャラクターの扱いまとめ

カービィ・デデデ・メタナイトはキャラの個別ページも参照および修正してください。

カービィ

ご存知主人公。HAL研とファンからの愛を受けてシリーズは成長している。
今でもHAL研究所や任天堂の顔として絶大な人気を誇っている。

HAL研

  • 全シリーズの制作を担当している(一部外注もあるが)
  • 最近ではBGMや過去作ネタ・キャラクターの登場およびそれを匂わせる演出というファンサービスを行っている。
    例:
    • 各作品の要素を含めた対戦ゲーム『カービィファイターズ』の開発(更に鏡の大迷宮の「シャドーカービィ」も再登場)
    • 没になったカービィGCのPVで流れていたBGMをカービィWiiの「格闘王への道」に再利用
    • 初代「星のカービィ」の音楽が再利用&新規アレンジが用意される
    • 「夢の泉」にあったいわゆる「HAL部屋」の復活
    • 「夢の泉」や「SDX」での「背景の月」がそのまま「隠し扉」になるという小ネタがしっかり用意される
      などなど、これ以外にもさまざまな要素・小ネタが入れられている。
  • 既存コピー能力の更なる上位版「スーパーコピー能力」や、カービィ自身の吸い込みを極限まで強化した「ビッグバン」と、カービィのアクションが掘り下げられる。
  • グッズ展開が多くなり、カービィのニンテンドー3DSテーマも制作された。
  • 声は大本眞基子女史が現役で続投している。ゲーム中でも掛け声程度ではあるが発声する。

桜井

  • 非桜井カービィ要素はわずかに入れたのみで、殆どは自作品選出。しかも捏造一杯
    例:「新作の要素はもれなく取り込みます」と発言しているのにもかかわらず、カービィの新作要素は非常に少ない。しかも、他のシリーズ作品は軒並み新作(2009~2013)のステージが作られているにもかかわらず、
     ・3DS版ステージの出展は1992年の初代
     ・WiiU版は1996年のSDXから出展
    まるでレトロゲームのような扱いで、「カービィファイターズ」と比べても非常に偏っている。
  • 大本眞基子女史がカービィの声あてるようになったのは初代スマブラから。ついでにネス、リン(X以降)、ナチュレ(for)の声も収録。桜井は何かと大本女史と同じイベントにいることが多い。
  • 声の新録はされるが、カービィの性能は桜井の雑な調整に振り回される。(強→最弱→中堅→弱)
    Xでは「亜空の使者」での無理矢理な贔屓でバッシングの的になる。
    (「亜空の使者」のシナリオは桜井がシナリオ担当の野島一成氏に頼んで自身が監修しながらシナリオを修正してもらった、と発言している。故・岩田氏の「じゃあ、野島さんひとりでも、桜井くんひとりでも、絶対にできなかったものができたんですね。」という発言にも桜井は肯定しており、野島氏だけの案では決してないことを主張している。)
    参考:http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/rsbj/vol4/index2.html
  • 既存のコピー能力だけでなく、先に述べた新規アクションもわずかしか取り入られない。
  • いまだに親面され、桜井が引き起こした論争が「非桜井カービィ作品」要素を前面に押し出せない原因と化している

ちなみに、桜井の「拳を握った」という発言なのだが、
これは2011年のGDC講演にて、故・岩田氏が初代カービィの話題になった際に
「ティンクル・ポポというタイトルはベストチョイスではなかったですね」とジョーク交えに語り、任天堂なしではカービィは生まれなかったことを主張したことに対して、桜井がTwitterに投稿したものである。

(ティンクル・ポポは「星のカービィ」の試作品段階でのタイトルであり、任天堂が制作・販売に関わった際に変更された。主人公「ポポポ」もその前の段階で改名され、「カービィ」に変更されている。ドットこそ大きく変わっていないが、公式イラストも地味にリデザインされている。)



桜井はいまだに「星のカービィ」のカービィではなく、「ティンクル・ポポ」のポポポを作りたいのだろうか・・・

デデデ

カービィのライバルの一人にして、「鏡の大迷宮」以外のシリーズに必ず何かしらの形で登場するキャラクター。

HAL研

  • カービィ64で操作できるようになり、タッチ!カービィではクリア後に隠しキャラクターとして操作できるようになった。更にWiiやTDXではなんと本格的にプレイアブル化。(エアライドでも操作できたが)
  • 冷遇されていたときもあったが、最近はデデデ好きを公言する熊崎氏によって優遇されている。(これはデデデの「カービィおなじみキャラクター」という実績もあってか評価されることが多い)
  • 顔つきも表情豊かであるが、どこか凛々しくもなった。
  • カービィシリーズとしては初のカービィ以外が主役の「デデデ大王のデデデでデンZ」が開発される。
  • USDXから、ボイスが熊崎氏の声を加工したものになっている。(声が変わっても気にしないくらい無難な加工となっている)
  • 「トリプルデラックス」にて「自称大王」という表記がポーズ説明文でひさびさに起用されるなど、桜井へのリスペクトも存在している。ただ、どちらかというと「大王」・「大王さま」という表現のほうが多い。
  • マスクド・デデデをはじめとした新規モーション・新規BGMアレンジが用意される。更に、「鏡の大迷宮」でデデデが出れなかったので、新規にデデデの心の影である「ブラックデデデ」が登場することになった。
  • また、ブラックデデデには「カービィ3・64」のダークマター族に体を乗っ取られたデデデの攻撃をオマージュした行動パターンが存在している。 (*11)

桜井

  • 「鏡の大迷宮」での出演カット。(桜井は監修ではあるが関わっていた)
  • カービィ64での声優参加をいつまでも引きずられる。(Xやforで桜井が声を当てる。Xはまだ無難な加工だが、forでは加工が多すぎて不気味な怪物のような声になってしまう
  • スマブラDXでは不参戦。「旧ステージにデデデが背景にいるから出れない」というような噂が立つようになってしまった。
    また、スマブラDXから桜井はデデデに「自称プププランドの王」・「自称大王」といった設定をいきなりつけた。
  • スマブラXから参戦するものの、自作品要素と捏造しか入れられず、更に性能も重量級の中でも贔屓されているため、X・forともに批判の的にされる。
  • 近年の作品要素はガン無視され、まだどちらかというとSDXベースの顔つきのままである
  • SPでようやく最後の切りふだにマスクドデデデの要素が取り入れられた。

メタナイト

カービィのライバルの1人。SDX、アニメ、鏡の大迷宮を経てメインキャラクター級へとなった。

HAL研

  • 夢の泉DXに限らず、エアライドやタッチ!カービィ、USDXでもプレイアブル化。また、Wii、ロボプラでもプレイアブルキャラクターとなり、カービィの「仲間」の一人に格上げされた。
 ちなみにWiiではじめてステージクリアダンスを踊るようになった。
  • アニメで登場した、剣のギャラクシアという名称が逆輸入。最初にゲーム内でギャラクシアと使われたのはスマブラXだが、HAL研の方でもギャラクシアで定着しているようだ。
  • スマブラ要素の逆輸入がおそらく最も多いキャラ。USDXではマッハトルネイドが逆輸入。スマブラと違い、同作のクラッシュやマイクのような、画面全体攻撃。ロボプラ以降は、回転切りの空中版として名称が登場している。Wii以降逆輸入されたシャトルループはやはり使いこなせれば強く、滑空も可能。ロボプラでは特殊技としてギャラクシアダークネスが逆輸入。真横の敵に大ダメージを与える。バトルデラックスではディメンションソードという技が登場。マントで姿を消して剣で攻撃という、明らかにディメンションマントを意識した技になっている。
  • ゲーム内ボイスはスタッフの一人が担当する。(具体的には明言されていない)
  • アニメネタとしてブレイドナイト・ソードナイトとセットでの登場が増えた他、本人は出ないもののTDXでダークメタナイトが再登場。ロボプラでメタナイツが初の3D化&ハルバードの能力をコピーしたロボが操作可能。スタアラではメタナイトを基にした没キャラクターが登場し、メタナイトのみならず、ダークメタナイトもプレイアブル化。
  • メタナイト主役の小説版の発行が許可される。

  • それを受けてかforでは酷く弱体化
  • ボイスも新録ではない(没ボイスが一部流用されているようだ)
  • 現在は性能自体は大分改善されたが、下スマッシュ等は逆詐欺判定で当り難いことが多々あった。下スマッシュや弱攻撃は最近修正されたが、かなり長期間修正が放置されていた。
 詳しくはこちら → メタナイト(画像編)

非桜井作品(暫定まとめ)

数字シリーズを筆頭に、下村真一ディレクターや熊崎信也ディレクター、他のHAL研スタッフや外注作品勢のことを指す。

HAL研の扱い
◎数字シリーズ(下村ディレクター)2・3・64
  • 桜井・非桜井論争のせいで非常に出しづらい状況に陥った。(タッチカービィに非桜井キャラ・BGMを出しただけでバッシングを受けたという噂がある)
  • 現在ではリック・クー・カイン、ダークマター/リアルダークマターはミニゲーム等で復活。
  2・3のガルボやバウンシーなどのザコは復活したり、新たに亜種が出るようになった。
  • 今まではグーイ、ナゴ、ピッチ、64初出のほとんどのキャラクター、といったキャラは20周年記念の資料等にしか再登場できていない状況にいたが、スターアライズにて、ドリームフレンズ、ドリームフレンズの使う技、クリーンの技として上記のキャラは復活することができた。
  • 数字シリーズで代表的な悪役であるダークマター族の親玉、ゼロをはじめとしたキャラもまだ再登場できていないが、ロボボプラネットではクローンとして2の剣士ダークマターが復活した。 (*12)
 (TDXでチュチュやアクロなど、一部のキャラのキーホルダーはある。アドも彼女の名前のキーホルダーではないが少し映っている)
  TDXでも、ドット絵でない理由でカービィ64のキーホルダーは用意されてはいない (*13)

  • しかし、その分BGMアレンジは非常に多く、64の曲アレンジもそこそこある。
  • カービィファイターズで新規モデリングされたリック・クー・カインと3の森ステージが登場して更に曲のアレンジも用意される。
 また、2・3・64のコピー能力のオマージュ(64のアイスアイス→Wiiのスノーボウル)があったり、数字作品に関連があるようなキャラクター(HR-D3など)の登場ならびに表現・オマージュが出ることがある。

ロボボプラネットではTDXのキーホルダーに変わる収集要素にグーイを含むおとも達やアドレーヌ、リボンと数字シリーズの主要キャラクターの全てが収録された。
本編でもアイスドラゴン(のホログラフ)や剣士ダークマター(のクローン)がボスとして再登場したりと前述の不安を一蹴するともいったファンサービスを見せた。
本人が再登場し辛い状況でもいかにファンを喜ばせるかといった努力が垣間見える。

スターアライズでは、リック&カイン&クー(3匹で一つのキャラ扱い)・グーイ・アドレーヌ&リボン(2人で一つのキャラ扱い)がプレイアブル化。アドレーヌの技では数字シリーズの敵キャラである、ワイユー、アイスドラゴン、バタモン、ドネンが登場。うち、アイスドラゴン以外は初登場以来本人では無いとはいえ初の登場。しかも、ワイユーとクラッコは自分で操作できる上、原作でできることは概ね全てできるという優遇っぷり。初登場に伴う、出展作品のBGMの新規アレンジもあり、特に陸海空のものと、アドレーヌ&リボンの裏ボス戦の曲は人気が高い。

◎熊崎ディレクター作品
  • 現在の主流。USDXやWii・TDX・ロボプラなど(タッチ!カービィも含まれることがある)
  • 過去の桜井カービィをベースに改良および調整を図っている。非桜井カービィ要素も盛り込んだ描写がある。
  • バンダナワドルディ (*14)、マホロアの厚遇には賛否はあるがどちらもキャラ人気は高い。
  • また、TDXではボス戦時でのコピー能力の格差 (*15)や「ヴォルゲロム」等に一部不評はあるが、全体的な評判は高い。ロボボプラネットではTDXの細かい不満点が解消され、完成度に磨きがかかっている。
  • 過去作から復活したボスにも凝った演出を与える。(クラッコ、ダークメタナイトが顕著)
  • 評判の高いBGMを更にアレンジする、といったファンサービスも行っている。
    中でも「こうじょうけんがく」はロボボプラネットで原曲意識のアレンジとタチカビのアレンジの二種類が収録されているという厚遇ぶりを見せた。

◎他(カービィボウルやコロコロカービィ、毛糸のカービィやあつめて!カービィ、タッチ!カービィSRなど)
  • 現在ではボウルはBGMアレンジで出ることがある。
  • 毛糸のカービィやタッチ!カービィSRでは過去作BGMのアレンジが豊富で評価が高い。
  • 一時期アニメ設定を逆輸入する(ドロッチェ団や毛糸)ことでバッシングを受けた作品があった。
 しかし、今はファンサービス程度にとどめたり、フォローを入れることで対応している。
 (毛糸はアニメとゲームの複合設定に修正、ドロッチェ団のキャラはあつめて!や小説で掘り下げ)
  • カービィカフェの店内BGMも「激突!グルメレース」「スカイタワー」「この星をかけた魂の戦い」「VS. ゼロ・ツー」といった人気曲を少ないながらもチョイスしており、偏りはほぼない。

桜井の扱い:
  • 先に書いた通り、兎に角上記作品を全て無視する、または冷遇する。
  • 上記作品勢のアレンジは「カービィボスメドレー」の一部分、「ドロッチェ団のテーマ」、「ゼロツー戦」、他序盤の原曲くらいなど、DLC含めても数えるほどしかない
  • 更に、スマブラDXではリックを「カービィのしもべ」と書き、スマブラXとfor3DSは非桜井キャラクターフィギュアを全て排除した (*16)
  • 一応、「ギャラクティックナイト」「ローア」「マホロア」のフィギュアこそforWiiUで登場したはいいが、先に書いた通りフィギュア説明にネタバレが含まれる始末で、しかも今はネットでネタが出回っているとはいえ、1つはカービィWiiの最後の最後で分かるネタをばらしている
  • スマブラforPV内で「ウルトラソード」や「ローア」を見せて期待させるだけさせる


余談

●2015年の「星のカービィ23周年」における対応の違い

https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAAADVHjyS6I3Wg (現カービィスタッフであるHAL研究所の熊崎氏)

わざわざ描き下ろしイラスト&コメント(彼がスタッフ入りする前のキャラクターも全部ではないが一部描かれている)
Miiverseが出来てから毎年お祝いコメントを載せている
ちなみに熊崎氏は「カービィのエアライド」からスタッフとして参加している


「もうそんなに経つのですねー。ありがとうございます」のコメントのみ
カービィに関して迂闊な発言が出来ないに立場にしてもドライな反応である


●自身の作品「カービィのエアライド」における過去作BGM採用の偏り

(エアライドのBGMは、コースごとに専用オリジナルBGMに表、過去作カービィからBGMを流用、アレンジした裏の2曲が採用されている。)

エアライド裏曲
・プランテス はるかぜとともに(SDX)
・ヴァレリオン 森ステージ(夢の泉)
・サンドーラ 格闘王への道(SDX)
・コルダ レインボーリゾート(夢の泉)
・マグヒート メタナイトの逆襲後半(SDX)
・アイルーン 初心者の部屋(SDX)
・スチールオーガン メタナイトの逆襲前半(SDX)
・チェックナイト グリーングリーンズ(初代・スマブラDXアレンジの調整版か)
・ギャラックス 夢の泉(夢の泉DX)

ウエライド裏曲
・草 キャンディ山・スカイハイ(SDX)
・砂 ホロビタスター(64)
・空 メタナイトの逆襲・マップ(SDX)
・炎 VSデデデ(SDX版)
・光 中ボスの部屋(64)
・水 フロートアイランズ(初代)
・鉄 やきいもシューティング(初代) 鉄は表曲もSDX洞窟ステージのアレンジ

桜井カービィである初代、夢の泉、SDXの曲の数が圧倒的である。


●スマブラXのシール一覧
ゲーム中、公式のイラストを流用したシールが手に入るのだが・・・(赤字はその作品で初登場したキャラ、及びコピー能力)
  • カービィのエアライド カービィ
  • 星のカービィSDX デデデ大王、ウィスピーウッズ、ダイナブレイドコックカワサキコックカービィ
  • カービィ64 ワドルディ、ニードルカービィ、カービィ、ヌラフ、ブロントバート、アクロ、デデデ大王&カービィ
  • 鏡の大迷宮 携帯通信機、大スイッチ、カービィ、エンジェルカービィ
  • タッチ!カービィ ワドルディボール、メタナイトボール
  • 参上!ドロッチェ団 ボンカース、デデデ大王、ゴルドー、ボクシィ、メタナイト、ドロッチェ 、ホットヘッド、バウファイター、無敵キャンディー、チューリンペララ、スターマン、宝箱、マキシムトマト、ブリッパー

一見、当時(2008年初頭)の最新作であるドロッチェ団が優遇されているように見えるが、実は初出がほとんど(鏡の大迷宮を含め)桜井カービィ作品出典のキャラか、アイテムである。
この中で純粋な非桜井カービィ初出といえるキャラはヌラフ・アクロ・チューリン・ドロッチェ・ペララのみ。また、桜井の作風とは離れたキャラであるアドレーヌとリボンは、カービィ64の顔であるにもかかわらず露骨にも除外されている。

例えコアなファンでなければ気にも留めない事であっても、軽視することは出来ない。なぜなら、カービィシリーズに限らず、作品への偏った態度の積み重ねが現在の桜井像を作り上げているからだ。
ファミ通の連載コラム等では''ユーザーからの意見・指摘を"陰謀論","曲解"として片付けようとしているようだが、彼が考えているよりもユーザーは長い間細かなところまで見ているもので、もはや取って付けたような言い訳で片付く問題ではない。

  • 最終更新:2020-03-04 08:46:24