項目 作業項目 写真1 写真2
写真3 写真4
DF50
オーバーホール
(天賞堂)
2010.02.20 年代ものの金属製中古品を見つけました。
お店の方曰く、30年位前の製品でしょうか。
新品は手がでませんが、とりあえず動いたので思わず購入。
結構音が出ていたので、早速分解してみる事に。
分解
それにしても相当古いですね。
モーターとかギアが物語っています。

HPで調べてみると1988年製は、フライホイールが付いているそうなのでそれ以前の製品。
となると、1982年ないし1973年という事で、27年前か36年前の製品ですね。
本当に大丈夫かいな!!
現状把握 モーター
上部ギア
下部ギア
①モーター:整流子の汚れ、目詰まり
②下部ギア:グリスがなくウォームギアが光っている。

という事は、上部ギアも分解しないとダメですね。

でも、高価だけあって確り作られているので、メンテナンスを十分やればまだまだ使えるでしょう。
安い買い物だったかも。
モーターの電流測定

2010.02.22
ところでこのモーターは、かなり電流食いそうだなア~。
デコーダーの定格電流は、1.5Aだけど大丈夫でしょうか。
とりあえず測ってみましょう。
測ると言っても定電圧電源の電流計だけど、目安にはなるでしょう。
[測定結果]:
0.5~1.0A位でしょうか。
他の機関車は、0.2~0.3Aだからやっぱり食うなア~。

ただ、整流子が汚れているから綺麗にすれば下がるでしょうね。
清掃&グリス充填 上下ギアボックスの部分:

ギアボックスを分解しようかと思ったのですが、ビスがあまりにも小さいので無くしたら大変グリスを充填するだけにしておきます。
モーターの整流子部分:

此処は油は厳禁、油で汚れた手を綺麗に拭いてっと。

先ず、0.2mmのドリルの刃で整流子の間のカーボン粕を穿り出します。
それからアルコールと綿棒で念入りに清掃です。
再度電流測定 やっぱりねエ~。
面倒をみれば下がりました。
[測定結果]:
0.2~0.5A位ですね。

此れだったらデコーダーは、大丈夫です。
金属製のオーバーホールってプラスチックと違って、油だらけまるで機械屋さんですね。
お陰で部屋中が油の臭い、工作工場そのもの。
此れから何年も頑張ってもらわなくてはならないので、「確りと面倒みますからよろしくお願いしますよ」独り言です。
カプラー カプラーの形が今までのとは違いますが、此れってループカプラーとか言うのでしょうかね。
此れでは連結できないから取替えないとダメですねエ~。

ところで、だいぶ懐が深いですが何番のKDカプラーを使えばいいのかしら。
(2010.02.23)
カプラーの形式が分かりました。
ベーカー式だそうです。
このタイプは、初期のHOで使われていたのでしょうか。
ロックシップさん、教えて頂いて有難うございました。
DCCデコーダー搭載 あらら、手持ち最後のデコーダーDH123です。
補充しようにも、問屋に無いそうで困りましたね。
走行試験その1 ヘッドライトは、麦球(白熱球)だったのでLEDに取替えるため未配線ですが、ちゃんと動きましたね。

でも、走行音はプラスチック製と比較すると年数のせいかかなりうるさいですが、元々DF50はディーゼル機関車ですからうるさくて当たり前良しとしましょう。
一寸一服 このDF50は、活動の場が非電化の関西とか四国のようで栃木では見たことがありませんが、何故か欲しい機関車の一つだったのです。 一寸変わった形式だったからでしょうか、ディーゼルエンジンで発電した電気でモーター走行。
その時代には、トルクコンバータなんてなかったですからねエ~。
LED取付

2010.02.25
ヘッドライトはともかく、テールライトは如何しましょうか。
非常に付けづらい場所なのです。
それに相手が真鍮なので、ちょっと考えねばなるまいね。

今回は、ヘッドライトのLED化のみ、テールライトは止めにしました。
[理由]:
①テールが床板と同じ高さでスカートも邪魔している。
②ボディーが真鍮なので絶縁が必要。
プラスチックの様に洋白線のボンド付けが出来ない。
KDカプラー取付 結局、KD8番カプラーを取り付けました。

既存より前に穴を開け替えて、2mmφピッチ0.4のタップでネジを切って何とか納まりました。
此れは金属だから出来たのかも知れません。
走行試験その2 いよいよ最終の走行試験です。

貨車を引かせて如何でしょうか。
結構さまになってきましたね。

ただ、フライホイールが付いていないため、ゆっくり停止する事が出来ないようです。
まあ、年代ものですからしょうがないでしょう。
金属製って 1にメンテ、2にメンテでしょうか。
何か実車と同じですね。

問題は、ギアボックスからのオイルの滲みです。
車軸部分にオイルシールがないため、グリスが軸づたいに車輪にまわってくるのです。
という事は、定期的に分解して車輪を拭かなければなりませんね。

怠ると、レールが油まみれになってしまいます。
集電が如何のという以前の話、こりゃ~大変な事になりましたです。
MPギア化

2011.12.15~16、23
このDF50は購入してから約2年、金属モデルを始めた頃で何も解らなかったなア~。 途中、モーターをMV-8からEN22に取替えているが喧しいの一言、念願のMPギアが入手できたのでエンドウのDD51に引き続いてのMPギア化です。
(軸間距離調整) MPギア:#6182 機関車用ーJ
(DF50用WB=28.8mm)

ところが手持ちのDF50の軸間距離は31mm、DD51の時は1.5mm縮めたのに今度は2.2mm延長しなければならない。
2.2mmを片側だけで調整するとシャフトが軸受けから外れてしまうなア~。
1.1mmづつ両側で調整する事に。

左側が調整前、右側が調整後シャフトが凹んでいるのが分かるでしょうか。
台車にピッタリ納まりましたね。
(台車の加工) 台車の突起部分を切断しないとボルスターが付きません。

左側が切断前、右側が切断後。
続いて、穴の調整です。
専用のビスを使えば良いのですが、銅パイプがあるので一寸加工です。

3mmφの銅パイプを1mmにスライスして穴塞ぎです。
此れで台車の完成。

普通は此れで終わりなのですが、今回はもう1つの作業があり結構厄介なのです。
(床板の加工) 床板の穴が小さすぎてMPギアのヘッドが入りません。

全てをヤスリで削るとなると大変なので、1.6mmφのドリルで連続穴をあけてから削る事にしました。
見えるところではないので、この辺にしておきましょう。

しかし、鉄道模型って機械工作の連続ですね。
(完成) デコーダーの配線をして完成。
試運転 今回のMPギア化で1両増備したので、DF50も重連が組めるようになりました。

来年の干支の「辰」の置物を「シキ」に乗せてみましたが、福が来るでしょうか。
☆鉄道模型
[DF50のオーバーホール]
inserted by FC2 system