catekun’s blog

mist.様の金で焼肉を食べたレビュー

なので最近は順張り

※この記事は「GUTアドベントカレンダー2019」の参加記事です、あとスマホからこの記事を閲覧すると、文字の大きさがバラバラになるという状態となっております、すみません


こんにちは、バイト先の塾の生徒に「顔が理系」といわれました、文系のかてごりです。

 

まず皆さんに謝らなければならないことがあります。

以前より12/25日分の記事のタイトルに関して「紅魔館で学ぶ組織論の基礎(後編)」と予告していましたが、一身上の都合によりタイトルを変更させていただきました。

一身上の都合というのは、つまり進捗管理のミスです。人生がヘタクソ。

 

●ちなみに前回のブログは下のリンクから読めます

catekun.hatenablog.com

 

では早速ですが目次から

目次

1.はじめに

2.私の周辺の"逆張り"例

3.逆張りの心理を分析する

4.まとめ

 

1.はじめに

逆張りというと一般に投資関係の用語を指すと思われますが、ここでは逆張り「自ら、周りの潮流に逆らって非合理的な行動をとる」こととします。

「あれ?同じような記事をどこかで見たことがあるぞ?」と感じた方は良い勘をお持ちです。確かに「逆張り」については同じサークルに所属していらっしゃるSさんが記事を書いていらっしゃりました。そこで私はSさんと同じテーマについて書くにしても、何とかオリジナリティを出そうと「逆張りの心理を分析する」こととしました。

 

2.身近な"逆張り"例

これからいくつか「逆張り」の事例を紹介していきますが、事例として紹介することに対し、各人から許可を得ていることを記しておきます。

 

事例⑴ : Cさんの場合(学部2年生)

 

Cさんは兎に角「流行りもの」が苦手であった。

皆さんは2016年に公開され、大ヒットを収めた新海誠監督の「君の名は。についてはご存知であろう。Cさんは端的に言って「アニメオタク」と言われる人種であったので、公開から早いうちに「君の名は」を視聴するつもりであった。

公開当日、高校の授業が終了した後、Cさんはいつものように艦これの遠征を済ませ、TwitterのTLを巡回していたのだが、そこで目にした「君の名は」の感想というと「超面白かった!」「まだ頭の中がぽわ~として何にも手が付かない(笑)」といった映画の好評、大ヒットの予兆を感じさせるものであった。Cさんは当時についてこう述懐する。

 「公開初日の評価を見ただけでは、所謂逆張りめいた感情は湧いてこなかった、少なくとも自覚はしていなかった。そのような感情が湧いてきたのは、メディアで映画について取り上げられてからだ」

Cさんの逆張りは未だに続いているようで、Cさんと同じ寮に住む人間からは

 「Cと食堂で談笑していたのだけれども、食堂のテレビで『君の名は』が放送されるや否や、Cは不機嫌そうに食堂から退出し、その夜は部屋に引きこもっていた」という証言が寄せられた。

このことからCさんの『君の名は』に対する逆張りは続いており、未視聴の状態が続いているものと推測される。

 

 

 

 

2017年8月時点で視聴を決意しているのに2019年7月時点で未視聴なの、なに?

 

 

事例⑵ : Sさんの場合(学部2年生)

 

Sさんは逆張りから転じて愛情を抱くという、稀なケースを提供してくれる。

今は昔、本郷という街に「●●▲■(名誉のため店名を伏せております)」という、不味いが、逆張りオタクたちに心から愛されたタピオカ屋が存在した。

Sさんは「●●▲■」を心から愛する者の一人で、足繁く「●●▲■」に通っていた。

下のツイートはSさんが「●●▲■」に通っていたとされる証拠である

 

   

このツイートからも、如何にSさんが「●●▲■」を愛していたかがわかる。

ところが、Sさんがこよなく愛した「●●▲■」も、先日、短い短い歴史に幕を

閉じることとなった。

ここで「●●▲■」の閉店が囁かれた時期における、Sさんのツイートを見てみよう。

  

 如何に彼が「●●▲■」の経営続行を望んでいたかがわかる一文である。

このように、Sさんは「逆張りから始まる愛情」という、稀なケースを提供してくれる。

  

 

事例⑶ : Nさんの場合(修士2年生)

ここまで見てきた逆張りのケースとは一線を画するものを、Nさんは提供してくれる。

修士1年生といえば、博士課程に進学すると決意している方以外は就職活動の進捗を生む必要が発生し、研究と就活を進めなければいけない、非常に忙しい時期であると思われる。

Nさんも修士1年生の時期に就活を行われていたらしく、結果は順風満帆、某大企業から内定を勝ち取ることができた。そこで、Nさんは修士論文を仕上げてその企業に就職、とはならず、気づいたときには博士課程に進学していた……‼

  

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博士課程まで進学するに当たって、勿論Nさんは並々ならぬ探求心や熱意を持ち合わせておられたと思われる。だが、Nさんは頻繁に「なんで博士課程に進学したんだろう……」と悩んでおられたので「逆張り」の概念を伝えたところ、解を得たような表情をなさっていたことを鮮明に覚えている。

  

 3.逆張りの心理を分析する

さて、いよいよ逆張りの心理を分析する段階にいくのですが、ここでの分析は私自身の自己分析及び自戒であると受け止めてください。

ここで述べたことが一般に当てはまるとは全くもって思っておりません。

 

とあるゼミの説明会にて、逆張りについて考察しておられる方がいらっしゃったので、私はその方に「何故、人類で一定数''逆張り''をしてしまう人がいるのか」という質問をぶつけさせていただきました。

その答えは「逆張ってしまう人間は、自己を特別視し、大衆を見下す傾向が強くみられる」という辛辣なものでありましたが、私は妙に納得してしまったのです。

 

私が「君の名は」を見たいにも関わらず、頑なに見ないのはどうしてでしょうか?

それはひとえに「流行りに''負けて''話題の映画を見た」という自分の姿に嫌悪感を抱いているからである、と考えています。

大衆に埋もれたくない、自分は特別でありたいという幼い理想が、未だに自らの行動原理に強力な影響を及ぼしているのです。

中学3年生時の私を「小学9年生」と評した当時の担任の先生は鋭い洞察力をお持ちであったようで、先生の言葉を借りるなら、未だに私は「小学14年生」であると。

 

4.まとめ

もう少ししっかりと分析を行いたかったのですが、締め切りが滅茶苦茶近いのでこの程度に留めておき、機会があればもう少し詳細な分析を行っていきたいと考えております。

 

少々シリアスな内容になってしまいましたが、私が「逆張りオタク」であることは暫く変わらないであろうし、より正確に言うと''逆張りから脱せない''であろうと思われます。

 

ちなみに最近はTLに逆張り発言が大量投下されているため、その潮流に逆らう形で''順張り''戦略をとることが多くなってきました、意味が分からん。