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重症化の原因は刺青?

 六代目山口組では、3月31日に直系組長に対して、石川県在住の三次団体の組員がコロナに感染したとの通達があり、その後は大阪の二次団体や兵庫の二次団体の関係者からも感染者が出ているという。

「山口組再編のキーマン、高山清司若頭の周辺でも1人感染者が出たとの情報があり、警察当局が確認に追われましたが、現時点では高山氏には影響は及んでいないようです。高山氏の信頼が厚い野内組の野内正博組長についても所在を把握しましたが、今のところ周辺で感染情報はないようです」(同前)

 暴力団の場合、融通が利き、警察に通報しない病院を掛かり付けにしているケースも多い。だが、コロナ感染の蔓延は、暴力団にとって致命傷になりかねない深刻な事情もあるという。

六代目山口組の高山若頭

「暴力団関係者は刺青を入れている人も多いですが、その際に針が使い回しされるなどしてウイルス性肝炎になっている人が少なくありません。覚醒剤の廻し打ちや過度な飲酒が原因の場合もありますが、肝臓に疾患を抱えていれば、当然コロナに感染すると重症化する可能性が高まります。刺青を入れた皮膚は俗に『皮膚呼吸ができない』と言われますが、医学的には的確な表現とは言えません。ただ、新陳代謝が悪くなり、免疫力が落ちますし、色素の分解も行なう肝臓に、より負担が掛かる側面があるのです」(医療関係者)

暴力団の間で出回っている画像

 暴力団の間で刺青姿の感染者がベッドで人工呼吸器を付け、ぐったりしている衝撃的な画像も出回っている。確実に感染の波は水面下で広がっているのだ。

出典元

森友自殺職員<赤木俊夫さん>妻「全告白」

2020年4月9日号

2020年4月2日 発売

定価440円(税込)

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