BG~身辺警護人~ 第1話 勝地涼、伊武雅刀、木村拓哉、江口洋介、斎藤工、菜々緒… ドラマのキャスト歌など… New!


出典:『まもなく新シリーズ!「BG~身辺警護人~傑作選」 #1』の番組情報(EPGから引用)


まもなく新シリーズ!「BG~身辺警護人~傑作選」 #1[字]


「45歳の新人ボディーガード!!観客2万人の命を守れ」木村拓哉ほか▽工事現場の警備員・島崎章は、所属会社が身辺警護課を新設したことをきっかけにボディーガードとなり…


詳細情報

◇番組内容

工事現場の警備員・島崎章は、所属会社が身辺警護課を新設したことをきっかけにボディーガードとなる。ボディーガードとして華々しく活躍していた過去は秘密にし、村田、高梨、菅沼、沢口らと共にチームに加わる。最初の依頼はマラソン大会に出席する社長の警護。だが、島崎と高梨の間で警備に対する考え方に食い違いが生じる。そんな中、ついに大会の日がやってきた。そこには脅迫を受けている立原大臣と警視庁SP・落合の姿が…

◇出演者

島崎章…木村拓哉

落合義明…江口洋介

高梨雅也…斎藤工

菅沼まゆ…菜々緒

沢口正太郎…間宮祥太朗

立原愛子…石田ゆり子

村田五郎…上川隆也

河野純也…満島真之介

今関重信…永島敏行

氷川修…宇梶剛士

清田春孝…阿部進之介

島崎瞬…田中奏生


【第1話ゲスト】

犬飼悟…勝地涼

大久保佐助…伊武雅刀

佐藤雄二…でんでん

◇おしらせ

☆新番組『木曜ドラマ BG~身辺警護人~』木曜よる9時!

新章では“チーム戦”から“個人戦”へ突入!

《丸腰で護り抜く男》が組織を飛び出し、心機一転、次なるステージで再始動!!

【出演】木村拓哉、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、道枝駿佑、市川実日子、勝村政信、仲村トオル

【番組HP】https://www.tv-asahi.co.jp/bg2/

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BG~身辺警護人~ 第1話 勝地涼、伊武雅刀、木村拓哉、江口洋介
  1. ゼロ
  2. 村田
  3. 先生
  4. 犬飼
  5. 高梨
  6. ボディーガード
  7. 島崎
  8. 会長
  9. 言葉
  10. タント
  11. 脅迫状
  12. 今関
  13. 大臣
  14. 丸腰
  15. 脅迫
  16. 佐藤
  17. 沢口
  18. 男性
  19. 立原大臣
  20. イタズラ


『まもなく新シリーズ!「BG~身辺警護人~傑作選」 #1』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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♬~(歌と演奏)

(桑田宗司)ああ 先生
わざわざありがとうございます。

(男性)桑田先生
この度は おめでとうございます。

(劉 光明)最高の結果を生む
最大のチャンスがある。

だからこそ 攻めるべきなんです。

(沢口正太郎)ゼロ1より各局。
余興終了まで45秒。

(沢口)「来賓の数 増えてます。
全方向 注意願います」

いかがですか?
(島崎 章)結構です。

ゼロ2 了解。

各局 今回のミッションは

あくまでも
桑田先生の警護だからね。

深入りしないように。
(高梨雅也)ゼロ3 了解。

(菅沼まゆ)ゼロ4 了解。

(沢口)「ゼロ1からゼロ2へ。
指示は僕が出します」

(拍手)
(司会)ありがとうございました。

(劉)おめでとうございます 先生。
(桑田)ああ 劉さん。

2020年に議員生活20周年とは
幸先がいいですね。

(桑田)この仕事は敵も多いが

国民のために歩み続けますよ。

♬~

ゼロ2からゼロ4へ。

Bテーブルのボーイさん
確認して。

♬~

ゼロ4 右手ナプキンの下に
ワインオープナー確認。

ワインオープナー?

ここのワインは
全部 抜栓済みだよ。

(高梨)あのボーイ
従業員リストに載ってません。

ゼロ2 対応します。
ゼロ3 バックアップします。

〈その2年前…〉

〈丸腰で チーム一丸となって
依頼人を護る

民間のボディーガードと

権力と武器を備えた警察組織〉

〈それぞれの信念を懸けた
魂の闘いがあった〉

(落合義明)あなた方に
丸腰だという自覚はありますか?

(島崎の声)丸腰だから

人を護れる事も
あるんじゃないですか?

〈不屈のボディーガードチームが
乗り越えてきた試練とは…〉

〈時は2012年にさかのぼる〉

(女性たちの歓声)

(リポーター)ご覧ください!

たくさんのファンが駆けつける中
たった今 姿が見えました。

サッカー日本代表のエース
河野純也選手が

颯爽と現れました。

(アナウンサー)3年連続得点王に輝いた
レグルス鎌倉から

イタリアの名門 ピエモンテFCに
完全移籍する純也選手。

すいません。
(河野純也)ありがとう。

(男性)純也!

(男性)裏切り者!

日本を捨てて金儲けかよ!

はい 返却。

(警備員)下がってください。
こっち来い!

おい! 純也!

サンキュー。

ナイスセーブ。
行きましょう。

♬~

(ネジが落ちる音)

(衝撃音)

はい どうぞ!

(佐藤雄二)すいません
迂回してください。

すいません 工事中です。

(佐藤)ああ… 冷えるなあ。

今夜は こたえますね。

あっ…。

これ よかったら どうぞ。
えっ?

余分に持ってきてるんで。
いいの?

はい。
サンキュー。 いやあ…。

あんた慣れてるね。
長いの? 警備員。

あー… 6年ぐらいですかね。

へえ~。 まあ 俺みたいな

定年後の小遣い稼ぎには
いい仕事だけど

若い人には退屈だろう?

いや もう 若くないですよ。

いや 俺よか若いよ。

えっ! 気づかなかった。

(2人の笑い声)

あっ… すいません!

(佐藤)ストップ!
止まっ… すいません!

ストップ! ストップ!
止まってください!

すいません!
ストップ!

♬~

あの… 工事中です。
迂回をお願いします。

急いでおります。
通してもらえませんか?

すいません。 通行禁止なんで。

(車のクラクション)

(車のクラクション)

(立原愛子)お願い出来ませんか?

(車のクラクション)

まあ ここで事故起こされても
困るんで…。

おっ…!

(佐藤)すいません すいません。
工事中です。 すいません!

すいません! すいません!

ちょいちょい ちょいちょい…!
今の車は?

さあ… 勝手に行っちゃいました。

なんだよ
立ち入り禁止じゃねえのかよ!

ちゃんと仕事しろ この野郎!
(犬飼 悟)やめましょうよ!

警備員さんに文句言っても
始まらないでしょう。 ねえ。

すいません!
(佐藤)すいません!

(記者)結局 逃げられたよ。
クソッ…。

(記者)なんでもありかよ。

♬~

♬~

(今関重信)聞いたぞ。

ゆうべ 通行禁止帯に
車を入れたらしいね。

申し訳ありません。

いや 助かったよ。
もめ事にならなくて。

あの契約先はうるさいからね。

はあ…。 ありがとうございます。

(今関)実は
その件で呼んだんじゃないんだ。

今度 身辺警護課を
発足させる事になってね。

(今関)そう ボディーガードだよ。

日本では
ボディーガードというと

スターや金持ちのためという
イメージが強いが

最近は 誰でも
犯罪に巻き込まれる危険性がある。

安全はタダで買えないと思う人も
増えてきてね。

民間警護は経験が大事だろ。

君が入ってくれれば
非常に心強い。

あの…。

拾って頂いた事は
今でも感謝しております。

しかし 社長もご存じのはずです。

ボディーガードの世界は

失敗を犯した者は
現場には戻れません。

(ネジが落ちる音)

黙ってればいいじゃないか。

(今関)6年前の事については
公にするつもりはない。

君は 他のメンバーと同じ
新人ボディーガードとして

身辺警護課に着任するんだ。

新人…。

いや でも…
ボディーガードにとって

長いブランクは致命的です。

年も食いました。

恐らく 勘も鈍ってます。

このままで終わっていいのか?

(今関の声)すでに各部署から
人材はピックアップした。

♬~

(今関の声)身辺警護は
一人では出来ないチームプレーだ。

♬~

(今関の声)
これから訓練を始めてもらう。

ありました。

(今関の声)いいチームになる事を
期待してるよ。

(今関)島崎くん。

見事なカムバックを見せてくれよ。

君には それが出来るじゃないか。

♬~

(ブザー)

(氷川 修)
常に訓練を怠らない姿には

頭が下がるなあ。

何か?

愛子先生に贈り物が来たらしいぞ。

(無線)「マルエックスの形状は
茶色の紙袋」

「これからX線作業を実施する」

荷物が届いたのは?

(坂上)えっと… 3時頃です。
他の荷物に交じって。

本当にファンの人からのプレゼント
っていう事はないのかしら?

あっ これでも女子アナ時代は

毎日
ファンレターが届いたんですよ。

…失言ですね。

(機動隊員)
中身は古い乾電池です!

電池…?

(無線)「X線確認完了」

「マルエックスにあっては
爆発物にあらず」

「これより開封し
内容物を確認する」

(機動隊員)これです。

「慢心は人間の最大の敵だ」

「退陣なくば 死の号砲が鳴る」

「元ファン代表より」

イタズラにしては悪質ですね。

辞職しろという意見は

たくさん
ちょうだいしてきましたけど

こんな脅迫は初めてです。

号砲とは なんの事でしょう?
心当たりはありますか?

いいえ。

あっ…。

もしかして
隅田川マラソンの事では?

(坂上)地元の選挙区で行われる
マラソン大会で

先生がスターターを務める事に
なっています。

退陣…
すなわち議員を辞めなければ

ここで先生を狙うという
警告かもしれません。

出席は辞退してください。
はい。

私 こんな脅迫に
屈したくありません。

SPが24時間態勢で警護致します。

鑑識へ。
(捜査員)はい。

増員。
(清田春孝)はい。

(リポーター)
「こちらでは 昨日 午後3時頃

立原愛子議員宛てに
不審な荷物が届いたと

職員から110番通報がありました」

「通報を受けて 警察 機動隊らが
捜査に当たった結果…」

早く食わないと遅刻するぞ。

(島崎 瞬)わかってるよ。

(リポーター)「ご覧のように
今では規制線も解除され…」

お前 学校はどうすんの?

向こう帰らないんだったら
転校しないと遠いだろう。

早くママの家へ帰れって事?

いやいや
そういうわけじゃないけどさ。

いや 瞬がここにいたいんだったら
いればいいし。

別に あなたと
暮らしたいわけじゃないから。

ママの新婚生活を
邪魔したくないだけ。

今度は幸せになってほしいからね。

あっ そう… 気が利くな。

(リポーター)「また 先ほど
午前7時30分頃

脅迫の被害を受けた立原議員が
議員会館前に姿を現しましたが

報道陣には何も語らず 足早に
議員会館へと入っていきました」

あっ…。

(村田)皆さん
厳しい訓練 お疲れさまでした。

初めての依頼です。

まずは… これを見てください。

(アナウンサー)「昨日 午後3時
立原愛子厚生労働大臣の事務所に

元ファン代表を…」

(村田)
依頼人は サスケフーズの会長

大久保佐助さん 71歳。

隅田川マラソンの
大会スポンサーです。

うちの社長とは旧知の仲で

表彰式に出席する際の
警護を頼まれました。

「雇用は確実に増えています」

大久保会長は
立原大臣が襲われたら

巻き添えを食うのではと
心配しています。

じゃあ 立原大臣の警護ではない
っていう…。 ああ…。

がっかり。 政治家だったら
手当の額面 変わると思ったのに。

政治家は 警視庁のSPが
がっちりガードしてんだよ。

民間に頼むわけないだろ。

うわあ 偉そう…。

こんなのイタズラでしょ。

ゆとりが遊び半分でいると
怪我するぞ。

だって 電池ですよ。

(村田)今回のBGは…。

(高梨)自分にやらせてください。

BGは 単なるボディーガードの
略じゃありません。

警護対象者の最もそばにつき
チームに指令を与える役です。

失敗すれば命取りになります。

わあ 意識高~い。
意識が低すぎんだよ!

なんなの?
(村田)まあまあ まあまあ…!

わかりました。

では 高梨くん お願いします。
(高梨)はい。

島崎くんは 高梨くんのバックスと
警視庁への対応を。

あっ… は… はい。

(記者)「自己責任?
それは どういう意味ですか?」

犯人に言いたい事は?

失言が原因だと
思われませんか?

(犬飼)立原先生! 立原先生!

国民は
先生の言葉を待っています。

長い付き合いの記者です。

3分だけ
インタビューに応じます。

(記者)えっ?
ちょっ… おい 先生!

(犬飼の声)脅迫の原因は
やはり失言だと思われますか?

はい。

ただ 私は
失言だとは思っておりません。

自己責任という言葉は

悪い意味に
ひとり歩きしていますが

他人の事に立ち入らず
個人を尊重する

という意味もあります。

では 辞任の意思は
ないんですね?

もちろんです。

隅田川マラソンへも
予定どおり出席致します。

立原愛子は逃げません。

(大久保佐助)
金はいくらでも出す。

巻き添えを食って死ぬのは
絶対にごめんだ!

まあ かけて。
(島崎・高梨)失礼します。

当日の配置は
決まっていますか?

おい。

(高梨)大臣と会長の席は
離れてますね。

離れてたって安心は出来んよ。

機関銃や爆弾で襲われたら

とばっちりを食う可能性が
あるだろう!

ここだけの話だが

立原愛子の秘書から 内々に
脅迫状の内容を聞いたんだ。

私には
単なるイタズラとは思えない。

それなのに
警察は相手にしてくれなかった。

政治家は
何十人態勢で護るくせに。

ご心配なく。

万一の際は 私が盾になります。

絶対に 死にたくないんだ!

私のために死んでくれるんだな?

はい。

会長。 失礼ですが

会長がスタジアムに行かないという
選択肢はありませんか?

駄目だ!

隅田川マラソンは

新商品のラーメンの
ヒットを記念して

協賛を始めた大事なイベントだ。

マラソンのように

長く続く商品を記念して
協賛を始めた。

もう20年。

景気のいい時も 苦しい時も

隅田川マラソンは
私や社員たちにとって

心の支えなんだ。

よくわかりました。
全力でお護りします。

(高梨)怖いんですか?
えっ?

うーん… まあ 怖いかな。

この程度の警護が怖いんだったら

ボディーガード
向いてないんじゃないですか?

そうかな?
死ぬ気でやらなきゃ

クライアントの盾には
なれませんよ。

でも その盾が死んじゃったら
まずくない?

屁理屈 言わないでくださいよ。

いや 屁理屈とかじゃなくて

うちら ボディーガードが
倒れちゃったら

クライアントは
むき身になっちゃうでしょ。

それって…

任務を途中で投げ出しちゃうのと
同じ事なんじゃないのかな。

いや… だから
クライアントを護るんだったら

まず うちらが
やられちゃいけないなって…。

自分は やられません。

すごい自信だね。

危ねえなあ…。

あなたは 臆病さを
正当化しているだけですよ。

いや 襲うほうより守るほうが
圧倒的に不利なわけだし。

だって ほら 拳銃なんて
こうやって突き付けられたら

丸腰のうちらは もう無力だよ。
怖いでしょ。

ハハハハハ…!

えっ なんかおかしい?

似合ってますよ その格好。

勝手に
あなたは怖がっててください。

当日は 僕が仕切りますから。

自分一人でも護れますんで はい。

君こそ向いてないんじゃないの?

いや 恐怖心があるから

危険を回避しようと思って
戦略を練るわけで

怖くないっていうのは…

やけくそと
変わらないっていうか… うん。

俺は…

怖くない人と組むの 怖いな。

♬~

んっ? おい おーい…。

異状ありません。

(五十嵐映一の声)
厄介な事になりましたね。

(五十嵐)党本部にも
批判の声が届いていますよ。

早く立原愛子を辞めさせろってね。

今日は下がってくださる?

外でお待ちしています。

申し訳ございません!
早々に収めます。

国会が始まるまでに
処理しなさい。

ニュースを棒読みしていた
お姉ちゃんを政界に推した私まで

足元が危うくなる!

はい。
わたくしも後がございません。

手は打っております。

これは 君の自己責任… だからね。

フフフ… ハハハハハ…!

立原大臣には
我々 警護課6名がつき

会場の警備には

所轄の警備課 機動隊
180名態勢で当たります。

大臣の出席は
公務じゃないんだろう?

たかがイタズラに180名も割いたら
笑いものだぞ。

しかし 脅迫状には
一切 指紋がありませんでした。

単なるイタズラと
切り捨てるのは危険です。

まあ いいじゃないですか。

民事党に恩が売れれば
上も喜びますよ。

しかし もし 何かあったら
皆さんのメンツ 丸潰れですから

努力致します。

(島崎の声)日ノ出警備の島崎です。

隅田川マラソン大会の
警備計画です。

(係員)拝見します。

協賛のサスケフーズ会長の
警護担当になりました。

(係員)かしこまりました。

当日の警護責任者 落合です。

拝見します。
(係員)お願いします。

あっ! 立原大臣の…。

どこかで
お会いした事ありましたか?

失礼しました。 以前
お見かけした事がありましたので。

これが
最終プランではありませんよね?

いえ 最終プランです。

すいません
ご指摘頂けないでしょうか?

自分たちでお考えください。

情報漏洩の観点から
民間には協力出来ません。

あえて申し上げるなら…

あなた方に
丸腰だという自覚はありますか?

言葉は悪いですが

民間警護は
町の用心棒レベルです。

(販売スタッフ)こちらが「タント」です。
(家族全員)おぉ~!

(大泉)突然すいませんっ!
えっ!?

「タント」だったら 颯爽と降りれて~
颯爽と乗れま~す!

さっそー!
「タント」は ライフパートナーですから!

ダイハツ「タント」

(販売スタッフ)こちらが「タント」です。
(家族全員)おぉ~!

(大泉)突然すいませんっ!
えっ!?

「タント」だったら 颯爽と降りれて~
颯爽と乗れま~す!

さっそー!
「タント」は ライフパートナーですから!

ダイハツ「タント」

誰もいないの?

♬~

クライアントポジション…。

ミートポイント…。

襲撃…。

(大久保の声)
機関銃や爆弾で襲われたら

とばっちりを食う可能性が
あるだろう!

(銃声)

♬~

12メートルはないか…。

爆弾のケース…。

(爆発音)

エレベーターは止まるか…。

♬~

観客は最大で2万人。

脱出路の確保…。

あっ…。

不審者発見。
いや 違います…。

違います 違います!
違いますから。

すいません… その…
下見をしたくてですね…。

はい ご苦労さん。
すいません。

はい お待たせしました。
(村田)ああ どうも。

じゃあ これは
高梨と共有をしておきます。

ああ その事なんだけどね

実は 本人から
辞めたいって言ってきた。

辞めたい?

身辺警護課を。

元いた現金輸送課に戻りたいって。
いきなり?

(村田の声)知識も能力もあるから

みんなを引っ張っていこうって
張り切ってくれてたんだけど

思ってたのと違ったのかな。

ボディーガードなんて
派手で かっこよく見えるけど

実情は地味だからね。

でも あんなに厳しい訓練
合格したのに

随分と… 簡単ですね。

(村田)彼は 元自衛官なんだよ。
私は 元警察官。

言っちゃっていいんですか?
(村田)うん。 駄目警官でね

足手まといになる事ばかりで
いづらくなった。

でも 潰しがきかなくて
結局 警備会社に入った。

今じゃ 身辺警護課のボスだよ。
フフ…。

まあ なんだかんだ言って
人を護る仕事が好きなのかもな。

僕は…。

(島崎の声)よその警備会社で

ガードマンを…。

案外 肝の据わっているところが
あるから

なんの仕事だったのかなって
思ってた。

はあ…。

さすが元警察官ですね。
なんか 取り調べみたいで…。

だから 駄目警官だって言ったろ?
ハハッ…。

(坂上)お疲れさまでした。

はい どうぞ。
では 外でお待ちしてますので。

♬~

「はい」

「ただ 私は
失言だとは思っておりません」

「自己責任という言葉は…」
(携帯電話の振動音)

「悪い意味に
ひとり歩きしていますが…」

もしもし。

フェアな記事ですね。

信じてお答えして よかったわ。

(犬飼)しかし
先生は大丈夫でしょうか?

犯人が挑発されたと思って
襲ってきたら

我が社にも責任がありますからね。
「まさか…」

あれはイタズラよ。

そう言い切れるでしょうか?

ええ。

シェイクスピアの言葉なんか
使ってる時点で

本気だとは思えないわ。

シェイクスピア…。

脅迫状がですか?

「フェアな犬飼さんには
先にお教えします」

「慢心は人間の最大の敵」って
書いてあったの。

「くだらないわよねえ」

(息を吹きかける音)

(たたく音)

(息を吹きかける音)

(息を吹きかける音)
(ハウリング)

無線のコードを決めましょう。
動線の起点 関係者入口はP1。

通路はP2。 バックヤードはP3。

以下 頭にたたき込んでください。

今回のBGの島崎くんはゼロ1。
私はゼロ2。

じゃあ ゼロ3。
ゼロ4で。

はあ… えー では えー…。

本日のスタジアム入場予想者は

走友会の動員含めて1万6000人。

各自 持ち場に集中して

クライアント第一で
行動しましょう。 よし…。

えっ 緊張してます?

かなり。
(沢口)冗談でしょ?

脅迫して 実際に襲ってくるなんて
あり得ないっすよ。

金持ちのじいさんほど
臆病なだけですって。

(村田)沢口くん。

緊急時 自分の周辺だけは大丈夫と
考える心理を なんと習った?

正常性バイアス。
そうです。

危険に対する判断を誤る
可能性がある。

ああっ…。
(村田)心してください。

うっす…。

少し緊張してるぐらいが
ちょうどいい。

適度にね。
はい。

誤差なし。
(まゆ)誤差なし。

(沢口)誤差なし。
(村田)各自 健闘よろしく。

♬~

(ざわめき)

なんだ 違うじゃん。
誰だよ!

誰? 誰?

それ さっき見たでしょ。
早くしてよ!

石田さん 警備員さんに言っても
しょうがないでしょ。

どうぞ。

大丈夫だろうな?
はい。

会長 P1に到着。
エリア2に入場します。

(村田)「ゼロ2 了解」
(まゆ)ゼロ3 了解。

♬~

大臣?
大臣だ!

(女性)何 手なんて
振っちゃってんのよ。

(男性)
自分の立場 わかってんのかね?

派手な服着て…。

会長 おはようございます。

ああ… お気遣いなく。

お騒がせしているにもかかわらず
晴れのお役を頂き

感謝しております。
(大久保)ああ…。

あら?

こういう警備もされるのね。

私の事 わかります?
はい。 覚えております。

その節は お世話になりました。
先生。

(村田)日ノ出警備保障です。
よろしくお願いします。

村さん…。

久しぶりだね。

官と民に分かれたけれど
お互い協力していきましょう。

こんなところで
昔話をする気はありません。

(沢口)村田さんって
SPだったんすね。

SPって 相当優秀じゃないと
入れないはずだけど…。

♬~

(沢口)どうしたんすか?

(携帯電話の振動音)

もしもし…。

高梨です。
「今 警護中…」

あっ 途中で投げ出した
言い訳だったら結構です。

(高梨)「あなたに謝る気は
ありません」

立原大臣について
気になる書き込みがありました。

「書き込み?」

「立原愛子は嘘つきだ」

「慢心は人間の最大の敵だと
証明してやる」

「嘘つき」って… どういう意味?

(高梨)「わかりません」

「ただ 脅迫状の内容は
警察発表されていません」

我々含め 一部の人間しか
知らないはずです。

それだけです。

(リポーター)「マラソン スタートまで
残り あとわずか」

「競技場が熱気と緊張感に
包まれております」

(場内アナウンス)「皆様
大変お待たせ致しました」

「まもなく
スターターを務めて頂きます…」

嘘つき…。

(無線)「立原大臣が
グラウンドに下りる。 警戒強化」

(場内アナウンス)「立原様

どうぞ メインゲートまで
お越しください」

(愛子の声)「マラソンは
古代ギリシャの兵士が

勝利を伝えるために走ったのが
始まりといわれています」

「40キロ余り走った兵士は
アテネの城門に着くや

息を引き取ったそうです」

「そう マラソンは
過酷なレースです」

「勝負に挑まれる皆さんと
同じように

わたくしも 厳しい闘いに
挑むつもりで ここに参りました」

「この場をお借りしまして

国民の皆様に誤解を与えるような
発言を致しました事を

お詫び申し上げます」

「そして 全力で日本のために
尽くす事をお約束致します」

(拍手)

「それでは
隅田川都民マラソン

ここにスタートします」

(号砲)

(拍手と歓声)

(携帯電話の振動音)

おい 清田。
係長から連絡だ。

頼む。
はい。

報告がないぞ!

現在のところ
何も起こってはおりません。

持ち場を拡大して
派手な現場で指揮を執って…

さぞ気持ちいいだろうねえ。

お呼びすればよかったですね。
気が利かず 申し訳ありません。

先生…。

(爆発音)

(男性)うわあ! なんだ? あの煙。

(男性)えっ?
(男性)なんだ? あれ…。

(犬飼)おい! 爆弾じゃないのか!?

爆弾だ!
待ってられるか…。

ここにいちゃ危ないぞ!
おい 逃げるぞ!

行きましょう。

(ざわめき)

嘘だろ… マジかよ。

♬~

大臣をポイント3から1へ。

(清田)おい! どけ! どけ!
どけー!!

会長 この大会が

ずっと心の支えだったって
おっしゃってましたよね?

言ったよ!

だが それもこれも
もう終わりだ…。

他に爆発物がないか
調べてきます。

(村田)さあ 会長…。
こっちです。

(人々の叫び声)

あけてください!

どいてください。

こっちです!

(警備員)こちらです!
気をつけて。

♬~

何してるんですか?
こんなところで。

SPが必死で捜してます。

あなたには関係のない事よ…。

あの… 間違ってたら すみません。
何かご存じなんじゃないですか?

その服…。

脅迫されて狙われてる人が
着る服じゃないですよね。

いい標的です。

もしかして…

脅迫状は嘘なんですか?

(足音)

(ため息)

やっぱり。

「やっぱり」って?

リュック
どこに置いてきたんですか?

ここに入ってくる時
持ってましたよね。

この中に
私のクライアントもいます。

もし 他にも爆弾があるなら
見逃すわけにはいきません。

(犬飼)僕は 先生にインタビューを
申し込んだだけです。

先生は答えるために来た。
…そうですよね?

「あなたは脅迫状を書いた人を
知っていますね」

「トレーニングルームで
お待ちしています」

♬~

おい! どこ行くんだ!?
俺は死にたくない!

だったら ついてきてください。

(村田)車をP9へ。

(ブレーキ音)

ゼロ3 現着。

立原先生 あなたは この大会を

自らの人気の挽回のために
利用しようとしましたよね。

やめてください。
どけよ…。

邪魔すんなよ…。

先生 答えてください。

(衝撃音)

逃げてください。

やめなさい…。
なんだよ! 邪魔すんな お前。

やめなさい!
ああっ…!

あっ!

やめましょう もう。 ねっ?

おい…。

えっ…?

ふざけんなよ…!

離せ!

ゼロ1 会長は無事に乗車。
待機しています。

ゼロ1 聞こえますか?
こちら 待機しています。

(せき込み)

ううっ…。

犬飼!

(悲鳴)

手を上げて 前に出ろ!

ああ…。

(犬飼)捕まえるなら
先生が先でしょう。

脅迫状は この女の自作自演です。

勝手な事 言わないで…。

あなたは 昨日
僕に教えてくれました。

「慢心は人間の最大の敵」って
書いてあったの。

くだらないわよねえ。

(犬飼の声)覚えてないかなあ?
あの言葉。

あなたが大臣就任時に

僕が贈った言葉なんですよ。

国民の信頼を得るためには
慢心だけは禁物です。

頑張ってください。 犬飼。

(犬飼の声)
すっかり忘れてたんですね。

だから 脅迫状に
使っちゃったんですねえ 先生。

そこまでだ。

なんで この女は
そんな事をしたのか?

脅迫に負けない立原愛子を

最高の舞台で
演じたかったからです。

だから 僕が
嘘を本当にしてやったんだよ。

お前の臆測には
興味はない。

さあ 大臣を放せ。

大臣…?

大臣にしたのは 僕なんだよ。

これまで
僕が記事を書いてやったから

この女が人気が出たんだ。
全部 僕のおかげなんだよ!

ひと言ぐらい 感謝の言葉が
あってもいいだろう。

裏切りやがって!

よっぽど好きなんだねえ。

…何?

言ってる事
めちゃくちゃだけどさ…。

イテテテ…。 はあ…。

裏切られたって思うのは
期待してたからでしょ?

信じてたからでしょ?

信じなければ

裏切られなくて済むもんね。

悲しいよね…。

♬~

(衝撃音)

(犬飼)あっ! 離せ…。

下がって!

離せ! 僕はジャーナリストとして
伝える義務があるんだよ!

アッハッハッハッ…。

でっち上げも甚だしい。

それこそ慢心では?

あの…。

なぜ ここにいた?

すみません
迷い込んじゃいまして…。

はあ…!

これで
大会 続行出来ますよね。

失礼します。

(ドアの開閉音)

あのボディーガード
もしかして わざと?

待ちなさい。

警視庁警護課より要請します。

先ほど 聞き及んだ
立原大臣に関しては

プライバシー保護のため
口外を禁止します。

ああ はい。 わかってます。
ああ それから…。

私は 民間が身辺警護をするのは
反対です。

金銭で人は護れません。

用心棒に
活躍の場などありません。

「用心棒」の言葉の意味って
ご存じですか?

侍やマフィアが

敵をやっつけるために雇う
強い奴…

じゃありません。 元々は…。

敵から身を守るために用心する
棒っきれの事を

「用心棒」って言うんです。

だから?

あなた方が
拳銃を出さなかったら

あいつは 刃物なんか
出さなかったんじゃないですかね。

まあ 丸腰の棒っきれでも…
いや…。

丸腰だから

人を護れる事も
あるんじゃないですか?

ハハハッ…。

いいですねえ…

民間は 好き勝手が言えて。

すみません
偉そうな事 言いました。

失礼します。

♬~

「ひと言だけ言いたくて」

なんですか?

「嘘つきの書き込み…」

教えてもらえて助かった。

それだけ。
「自分も ひと言だけ」

辞めたのは あなたと
組みたくなかったからです。

あっ…。
(電話が切れる音)

嘘つきのあんたと…。

(佐藤)
どうだい? ボディーガードは。

そうですねえ…。

棒振りよか
かっこいいじゃねえか。

いやあ でも…。

あちこち痛い仕事ですね。
(佐藤)ああ そう。

おいしいよ。 うめえなあ。

イテッ…。

(佐藤)麺 伸びるぞ。

いや ちょっと あの
転んじゃって…。


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