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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

グッドイヤーのタイヤが入荷しました  new!!

グッドイヤーのタイヤが入荷しました。
DSC06801amx12.jpg
自動車やオートバイのタイヤを手掛けている
ヨーロッパの有名ブランドで
自転車のタイヤも内製しているといえば
コンチネンタルくらいだと思いますが
(ヨーロッパの という条件を外せば マキシスなどもありますが)、

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グッドイヤーのタイヤも ライセンス生産です。
堂々と書いているのが いいですね。

DSC06802amx12.jpg
ラバー キネティックスとありますが、
これについては カリフォルニア州カーソンの
ラバーキネティックス合同会社が
グッドイヤーブランドの自転車タイヤのライセンスを取得した、
と ゴム業界のサイトに載っていました。
詳しく知りたい方は
「Licensee rolls out Goodyear-brand premium bicycle tire range」
で 検索してください。

DSC06807amx12.jpg
今回入荷したモデルは いずれもWOタイヤで、
モデル名は イーグルF1と
イーグルF1スーパースポーツ(以下SS)となります。

DSC06808amx12.jpg
イーグルF1は センタースリックで
そのサイドがザラザラしたトレッドに
水切りの溝があるパターンで、

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イーグルF1SSは 水切り溝が無く
F1よりトレッドが薄く 軽いというモデルとなっています。
センタースリックと その横のザラザラは、
親指の腹で擦ったときの抵抗が けっこう違います
(当然ながらザラザラのほうが 抵抗が大きい)。

メーカーサイトを見る限りでは
SSのほうは耐パンクベルトを抜いているとか
ケーシングの積層数が違うというのは無さそうなので、
トレッドの厚みと溝の有無だけの違いのようです。

DSC06810amx12.jpg
いずれのモデルも(SSでなくとも)軽いのが特徴で、
ナイロンの帯付きの実測重量で

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イーグルF1 23C(公称重量195g)

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イーグルF1SS 23C(公称重量180g)

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イーグルF1 25C(公称重量210g)

DSC06814amx12.jpg
イーグルF1SS 25C(公称重量190g)
と なっています。
全数 量ったわけではないですが、
公称重量は ウソにならないように やや控えめの傾向であるようです。
イーグルF1SSの25Cも、探せば公称重量以下の個体があると思いますが
いずれも たまたま抜き出した1本で量りました。
ナイロンの帯が4g以上ある、という可能性はありません。

DSC06815amx12.jpg
↑イーグルF1の裏側です。
メロンの筋のようなパターンがあります。

DSC06816amx12.jpg
↑画像上が コンチネンタルのグランプリ4000SII、
下が 同グランプリ5000です。
パクリだとか製造元が同じだとか言いたいのではありません念のため。
製造元については 確実に別です。
この加工、チューブがタイヤに貼り付くのを防ぐためのものです。
タイヤの内側でチューブが動いて擦れるのは
「良くないこと」だと されており、
パナレーサーのタイヤでは長期間使うと
タイヤとチューブが癒着するほどに くっつきます。
この状態だと タイヤ・チューブが一体となり
チューブレスタイヤのような状態になるという考えからか
わざと そうしてあるようですが、
タイヤ交換の際に癒着したチューブを剥がすのに
イカ(とくに関係ないですが→こちら)の皮を剥くようにすると
チューブが伸びたり 最悪タイヤの裏側に持っていかれて
穴が あくことがあります。
しかも そうなるのは 多くの場合 同社のRエアーのチューブです。
さらに それを防ぐためにパナレーサーから
タイヤパウダーなるケミカルが出ています。
くっつくのと くっつかないのと 一体どっちが良いんだ。

私の考えでは、タイヤとチューブを癒着させるかどうかは
タイヤ自体のコンパウンドの性能差に比べれば
はるかに小さな要素なので、
タイヤ交換の際にチューブを傷めにくい、
癒着しないタイヤのほうが ありがたいです。

DSC06818amx12.jpg
前輪に イーグルF1の23Cを履いてみました。
ホイールはニュートロンウルトラ、
厳密に言えばニュートロンウルトラのリムで組んだ前輪です。

DSC06819amx12.jpg
公称23Cのタイヤとしては明確に細く、高さも低いです。

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あとから多少 太るかもしれませんが、
23Cの新品に7気圧で タイヤの外幅が実測21.4mmでした。
ワイドリムに取り付ければ 引っ張りタイヤになって
結果が変わるかも知れませんが、
C15リム時代のレーシングゼロなどに取り付ければ
同じ結果になるはずです。

世の流行とは違いますが 私は こういう細めのタイヤが好きでして、
ヴィットリアのディアマンテプロ ラジアルの22Cが
公称の幅より細くて よく使っていましたが すでに廃版となっています。
まだ ちょっとしか使っていませんが、
転がりの軽さがWOタイヤとしては特筆ものです。

書き忘れそうになりましたが
イーグルF1の税別定価が7000円、
イーグルF1SSが同7300円です。

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