毎日10pips以上勝ち続ける15分足FXトレード手法を解説する。
1年以上の検証と数十冊のFX書籍を勉強した末に開発に至った手法だ。
やや専門用語が多いため、FX入門者や初心者トレーダーの方は【FX入門】今日からトレードを始める為のFX用語・必要事項まとめ - MediaForexを参照してから当記事を読んでほしい。
私は普段は4時間足で息の長いトレードをするが、15分足も好きでデイトレードの時は必ず15分足でトレードする。
2019年6月 追記
最近では、日足のスイングトレードと4時間足のスイングトレードを使い分けつつ、時間を見つけては1分足、5分足、15分足それぞれの足でデイトレードをしています。
1つの足に固執するのは、チャンスメイクの損失に繋がり、損です。色々使い分けてポジションを調節する事が、億トレーダーの近道であるような気がしています。
以上追記
勝率も高く安定して10pips程度勝つ事ができている手法なので、どのようにトレードしているのか包み隠さず余すところなく紹介したい。
ちなみに、【FX】勝率7割超の4時間足スイングトレードの解説 - MediaForexで4時間足トレードについてまとめているので見て頂けると幸いだ。
なぜ安定しているのに15分足のデイトレードをしないかと言われれば、私自身がトレーダーとしてのメンタリティに欠けており、トレードごとに肝を冷やすデイトレードが苦手だからだ。
勝てないからデイトレードを避けているのではない。むしろトータルでは15分足の方が儲かっている事の方が多い。
そのため、デイトレードが好きな人はむしろこの記事の方が面白いかもしれない。
この手法の開発にあたっては、私個人の見解として、日本のFX書籍で最も優れていると考えられるFXチャートリーディングマスターブック [ 井上義教 ]を大いに参考にした。
この本にはローソク足、移動平均線、MACDの使い方がきわめて丁寧にかつシンプルに分かりやすく書いてある。初心者は勿論、中上級者にも大変におすすめである。
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⚠️ATTENTION⚠️
読者が被る損失に関して当ブログは一切の責任は取れないため、当記事は参考程度に楽しんでほしい。
- 10pips勝ち続けるための15分足デイトレードの手法
- トレードの方法
- 毎日10pips勝ち続ける事の凄さ – 11ヶ月で10万円が1000万円に
- 利用するFX口座
- これだけ読めば大丈夫。FX良本まとめ
- まとめ
『FXで初期資金50万円から1000万円を稼ぐFXトレード手法を専業トレーダーが解説してみた』|FX・株講義YouTubeチャンネル|note
10pips勝ち続けるための15分足デイトレードの手法
今回紹介する手法はデイトレードである。主に15分足を見ていくトレードで、その日のうちに決済をする。いわゆるオーバーナイトをしないトレードだ。
当手法では一度のトレードで大幅な利益獲得は難しいが、とにかく勝てる場面に絞って丁寧にエントリーする事を心がけた手法ゆえに、安定して10pips程度ずつ勝つ事を考えている。
デイトレードで人気の1分足や5分足は使わないが、なぜデイトレードで15分足なのかは詳しく後述する。
使う指標
使う指標は以下の3つだ。
1. 15分足キャンドルスティック
2. 15分足EMA(短期4 中期24 長期96)
3. MACD(6-19,9)
この15分足デイトレードの手法で最も大切なのが、何故これら3つの指標を使っているのか、である。
ゆえに、見るべき指標に関しての解説が、ほかのブログに例を見ないほど長くなっている。
勝つために何より大切なので我慢して熟読してほしい。
デイトレードに関しては1年近くずっと研究の日々を送った。何冊も本を読み、実際にトレードをして痛い目にあいながら、ここなら勝てるというエントリーポイントや、それを見つけるための指標をようやく発見したのである。
そのため、伝えたいことを余すところなく述べると非常に長くなってしまったのだ。
では、前置きはさておき見ていこう。
15分足のメリット
最初に、デイトレードで何故15分足を選択しているかについて説明する。
というよりも、先に何故1分足と5分足を避けているのかを説明した方が分かりやすい。
1分足はプライスアクションの信憑性が低い。理由としては大口投資家のちょっとしたポジションメイクなんかでキャンドルスティックが上下するからだ。他にも、買いポジションと売りポジションのバランスが少し崩れるだけでも予想と異なる相場を形成してしまう。
何より評価する時間軸が短過ぎるので、信憑性の高いポジションメイクが難しい。
従って、大数の法則により最終的なトータルでの勝ち幅がマイナスの方向に収束してしまう可能性が高い。
ちなみに、初心者としてFX市場でまず最初に退場する傾向にあるのが、1分足を使うスキャルピングトレーダー達だという話もある。
もちろん1分足で勝てない訳ではない。実際にビギナーズラックと言うのか、割と勝てたりもする。
しかしそれを何千回と繰り返すと、トータルで勝ち続ける事は極めて難しいと気がつくだろう。
2019年6月某日 追記
※最近1分足で勝てる手法を開発してしまいました。ごめんなさい。前言撤回します。
たしかに1分足はプライスアクションの信ぴょう性が低くなりやすく、需給のバランスが読みづらいという点では私の主張は変わっていません。テクニカル指標も激しく上下するローソク足に引っ張られ、効果を失ってしまうことも多々あります。
しかし一方で、それを補って余りあるポジションメイクのチャンスの多さが収益に直結しています。明らかに需給のバランスが崩れたその初動を、チャートを見張り続けてひたすら待ち構え、狙い撃つ。そのようなトレード手法において1分足は最強のトレード足でした。
もちろん、現状15分足の優位性は健在で、かなりトレードしやすい足だと思います。このページでは15分足について徹底的に解説しているので、1分足に関してはまた今度記事を書きます。
以上追記
一方で、5分足はその分いくらかマシだ。インターバンクでもこの5分足を好む凄腕トレーダーというのは一定数存在する。(参考 : インターバンク流FXデイトレ教本 No.1為替ディーラーが伝授する [ 小林芳彦 ] )
ポジションを持つのは長くて数十分〜数時間、すぐにイグジットする。しかしこの5分足トレードは難しい。
まずポジションを持ったらずっとチャートに張り付く必要がある。少し目を離した隙に相場が逆転する可能性があるからだ。
さらに、5分足で見る時間軸は1分足ほどではないがかなり短い。そのため、相場が急に牙を剥くこともある。
そこで、15分足という選択なのだ。
15分足チャートを表示した1つの画面で見る時間軸の長さは1〜3日程度になる。1日の間にどのように相場が動いたのかがわかりやすい。
プライスアクションを勉強したトレーダーなら分かるだろうが、為替相場というのは上昇トレンドだろうが、下降トレンドだろうが関係なく上下に波打ちながら進む。(参考 : パターンで覚えるだけで勝率7割超!FXチャートの読み方 [ 陳満咲杜 ] )
この時、15分足ならより有意な時間軸の長さでこの波打ちするプライスアクションを観察できる。
もちろん1分足でも5分足でもこの波打ちは観察できる。しかしながら、エントリーで判断する期間の長さが短過ぎるため、この波打ちのプライスアクションは有意とは言い切れない。
このプライスアクションの有意性は時間足が長くなればなるほど有意である。時間足にはその時間内の投資家心理や相場状況がサマリーされているからだ。
そのことについては、以前書いた私の本命とも言えるトレード手法である、4時間足トレードの解説ページで詳しく述べたので見てほしい。
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話を戻す。
時間足を長くすると、今度はエントリーチャンスを失うことになる。理由としては、FXのみならずチャートを用いる全ての投資で共通する、勝つための最重要の要素が勝率だからだ。
勝てる見込みが薄い相場状況でエントリーするくらいなら、何もせずじっとしている方がはるかに良い。それが、チャートを用いた投資の本質だ。
日足チャートは、絶好のエントリーチャンスを待っている間に2〜3ヶ月過ぎてしまう事がよくある。
プライスアクションの信憑性が高く、値動きがやや読みやすいという長い時間足のメリットと引き換えに、エントリーチャンスを失い資金効率が極端に悪くなっているのだ。
その点、15分足は可能な限りエントリーチャンスを増やした上で、プライスアクションの有意性をギリギリのラインで保った絶妙な足なのである。
これ以下の時間足になるとプライスアクションの信憑性が下がり、これ以上の時間足になると逆にエントリーが難しくなる。
私個人としては、このプライスアクションの信憑性とエントリーチャンスのバランスが絶妙な足は、15分足と4時間足の2つしか無いのではないか、と考えている。
以上より、当デイトレードでは15分足を選択している。
『FXで初期資金50万円から1000万円を稼ぐFXトレード手法を専業トレーダーが解説してみた』|FX・株講義YouTubeチャンネル|note
EMAの期間設定に関して
短期(4)では、15分×4=1時間
中期(24)では、15分×24=6時間
長期(96)では、15分×96=24時間(1日)
の時間で算出したEMAを表示できる。
1時間、6時間、24時間というキリの良い数字で投資家心理を少しでも読みやすくEMAに反映させようと考えて、この設定にしてある。
MACDの設定に関して
以前書いた4時間足トレードの記事で説明したが、今回もこのMACDの期間設定が鍵になっている。
通例MACDは 12-26 , 9 という設定になっていることが多い。これは多くのチャートソフトでデフォルトになっている設定だ。
しかし今回の設定は 6-19 , 9 となっている。理由としては、こちらの方が感度が良いからだ。
しかし、MACDの設定を短くすると、ダマシが多くなるデメリットも存在する。
しかし今回のトレードではこの点のデメリットはあまり関係ない。
理由としては、エントリーの判断は移動平均線の並びを最重視して決定しているからだ。
この辺りに関しては詳しく後述するので待ってほしい。とにかく、このMACDの設定にしてもらう事が重要であると覚えておいてほしい。
トレードの方法
以下では、はじめにこの15分足デイトトレードをする上での大原則を説明し、次にエントリーした後の判断について説明する。
15分足デイトレードをする上での大原則
まず、この15分足トレードには絶対に破ってはならないルールがある。
1. 短期のEMAが長期のEMAの上にある場合か、上から短期のEMA、中期のEMA、長期のEMAの並びでなければ、買いでエントリーしてはいけない。
2. 短期のEMAが長期のEMAの下にある場合か、下から短期のEMA、中期のEMA、長期のEMAの並びでなければ、売りでエントリーしてはいけない。
3. 15分に一度、必ずチャート画面を見なければならない。
以上の3項目は絶対に破ってはいけない。
まず1と2に関して、要はエッジの効いた順張りの状況でしかポジションを持ってはいけないという事だ。(参考 : 移動平均線 究極の読み方・使い方 [ 小次郎講師 ] )
この前提がなければ勝率は見込めない。逆に、この状況が来なければ絶対にポジションを持ってはいけない。
時には、1日を通して1や2のような並びにうまくならないかもしれない。であれば、その日はトレードをしない。してはいけないのである。
勝率が少しでも低い場面でトレードするくらいなら、トレードしない方がマシなのである。確率統計学でいう大数の法則である。
例えば、サイコロを6回振った時、綺麗に1〜6の目が1回ずつ出ない場合がある。
しかし、60回、6000回、600000回と試行の数を増やしていけば確率の収束が起き、600000回試行した時では限りなく全ての目が100000に近づく、つまり各目出る確率が試行を繰り返すことで限りなく1/6に近づくという事だ。
可能性の低いトレードでも、運良く勝てるかもしれない。しかしそのマインドでトレードを何十回、何百回と繰り返せば、必ず確率の収束で資金は0に近づいていく。
あなたが勝ちたいのはこの一回のトレードではないはずだ。トータルで、何十万、何千万と勝ちたいのだろう。であるならば、勝てる場面以外は決してトレードをしてはいけない。
何を言っているか分からない人はFXには全然向いていない。
数学に弱い人は、大数の法則とそれに関わる確率学は少しかじっておいた方が良い。
短期のEMAが長期のEMAの上にある場合と、EMAが上から短期、中期、長期と並ぶ構図は買いの勢力がかなり優勢であるということを示す。
逆に短期のEMAが長期のEMAの下にある場合と、EMAが下から短期、中期、長期と並ぶ構図は売りの勢力がかなり優勢であるということを示す。
相場とは優勢である方向に賭けると勝率が上がるという性質がある。何故なら、相場とは優勢にあるポジションにかけた人たちの勢力で動くからだ。(参考 : パターンで覚えるだけで勝率7割超!FXチャートの読み方 [ 陳満咲杜 ] )
余談だが、何故一度上がった相場が下がってくるのだろうか。
それは、相場が上昇を続けると、買いでエントリーしたトレーダーが「そろそろ利食いしないと…」と次々にポジションを決済し利益を確定していくからだ。
その結果、相場は永遠に上昇せずにいつかは下降するのである。
というわけで、勝率を上げるために1と2のおきては守ってもらいたい。
3に関しては、急激な相場の変動がおきた時に損切りできるようにである。
15分足なので15分に一度は少なくともチャートを見ておこう。
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エントリー後の判断 鍵はMACD
先ほどMACDの期間設定に関して述べた。もう一度読み返してほしい。
通例MACDは 12-26 , 9 という設定になっていることが多い。これは多くのチャートソフトでデフォルトになっている設定だ。
しかし今回の設定は 6-19 , 9 となっている。理由としては、こちらの方が感度が良いからだ。
この設定は感度が良い。
この性質を最も活用できる場面は、イグジットの判断時である。
つまり、利食いで決済するポイントを判断する時にこの設定のMACDは抜群の感度を誇るのである。
下の画像を見てほしい。2018年12月のある日の米ドル円の15分足チャートだ。
(DMMFXのチャート画面より)
先ほどの説明から、絶好のエントリーポイントは黄色で囲った場所だとわかる。
最初に、短期のEMAが長期のEMAを上回り、後にEMAが上から短期、中期、長期の並びを構成しているからだ。
次に、MACDを見てほしい。青い丸が見えると思う。MACDがデッドクロスしそうな兆候が見られ始めた点だ。
一方で、緑の縦線を見てほしい。通例MACDでイグジットするときはデッドクロスすることラインで利食う。
しかし、今回のMACDの設定は非常に感度がよく、MACDがデッドクロスしそうな兆候が見られ始めた時点で、イグジットのサインが点灯しているのだ。
通例通り、緑のラインのところで決済すると損をする事がわかる。
従って、MACDが交わりそうな兆候が見えたその時点で決済してしまって構わない。
もう一つ重要な事項がある。
黄色で囲んだところを見てほしい。
EMAからわかる構図としては買いの勢力がかなり優勢であるといえる、上から短期、中期、長期の並びである。
この買いの勢力がかなり優勢な状況の中、MACDのちょうど青い丸の部分を見ると、MACDのゴールデンクロスがわかる。
そして、その点から上昇相場がさらに続く事がわかる。
つまり、当トレードでは最初で説明したエントリーポイント以外でも、買いまたは売りの勢力がかなり優勢といえるEMAの並びの時だけ、MACDのクロスでもエントリーできるという事だ。
分かりやすく言い換えると、トレンド方向へのエントリーの場合に限りエントリーポイントをMACDのクロスで判断できる、という事だ。
感度を上げたために、ダマシが多くなってしまうデメリットを抱えたMACDだが、買いまたは売りの勢力がかなり優勢といえる場面においては、ほとんどダマシなくエントリーのサインが点灯する事を私は偶然にも発見した。
故に、この15分足トレードではエントリーチャンスがかなり多くなっているのである。
以上述べたEMAの並びとMACDの抜群の感度がうまくハマり、勝率の高いトレードができている。
毎日10pips勝ち続ける事の凄さ – 11ヶ月で10万円が1000万円に
米ドル円で10pipsというと、フルレバ25倍で10万円の元手の資金を使った場合、最大でおおよそ2Lotのしか動かせないため、2000円の儲けだ。あまり大した事ないと思うかもしれない。
しかし、20日後には資金は138000円に到達し、今度は3Lotを動かせるようになる。10pipsで3000円の儲けだ。
それから15日後には、資金は183000円に到達し、4Lotを動かせる。10pipsで4000円だ。
という具合で、フルレバで毎日10pips勝ち続けると、80日目には10pips勝つだけで1万円の利益が手に入る。
そして、224日目には僅か10pipsの勝ち幅で20万7000円手に入る。同時に、資金は1000万円に到達する。
これを複利増大の理論と言う。
毎日フルレバで戦い続けるようなリスクを取るトレーダーは、いたらすごいが、ほとんどいないだろう。しかしこれで、10pips勝ち続ける事ができる凄さを理解してもらえたらかもしれない。
今回解説した15分足デイトレードは10pips勝ち続ける可能性を秘めている。
10pipsの利益を大事にしていこう。
『FXで初期資金50万円から1000万円を稼ぐFXトレード手法を専業トレーダーが解説してみた』|FX・株講義YouTubeチャンネル|note
利用するFX口座
利用するFX口座はGMOクリック証券 一択。
国内では現状最も高性能なFX口座と言って良い。多くの億トレーダーがメイン口座に選ぶFX口座であり、国内に本社を構える日系企業でありながらFX取引高が全世界で一位である。
世界中のトレーダーから選ばれる理由はこちらのページ→≪GMOクリック証券≫【FXネオ】1クリックで即時注文が可能なスピード注文機能を搭載! に詳しく書かれている。
これだけ読めば大丈夫。FX良本まとめ
今回解説した15分足デイトレードのベースとなったトレード手法やトレードの技術、プライスアクション、移動平均線、MACDなどの知識を効率よく学べる良書を手短に紹介する。
何を読めばFXで勝てるようになるのか分からない初心者トレーダーから、改めてFXの手法を立て直したい中上級トレーダーにも実りある良書なので一読することを勧めたい。
EMAの短期、中期、長期の並びが重要であることや、EMAという指標の凄さについて余すところなく書かれた良書。
私のトレード手法の多くはこの本から作られている。
2. FXチャートリーディングマスターブック [ 井上義教 ]
キャンドルスティックの重要性やその正しい読み方から、移動平均線、MACD、ストキャスティクス、ボリンジャーバンドまで基本的な指標を丁寧に解説した良書。
初心者が読むとチャートの読み方が正しくマスターできる。中上級者が読むと、基本中の基本であるキャンドルスティックと移動平均線の重要性に改めて気がつく。
私のトレード手法は順張りでのエントリーを徹底しているが、その考え方はこの本から学んだ。
著者の大西義教さんが大阪大学経済学部を卒業後、大和銀行(現りそな銀行)のロンドン証券現地法人を経てチーフディーラーとして長年現場でトレードを叩き込んできたプロ中のプロなので、本当に学ぶ事が多かった。FXに関する書籍を何十冊も読んできた私の中で歴代No.1のFX本。
3. パターンで覚えるだけで勝率7割超!FXチャートの読み方 [ 陳満咲杜 ]
プライスアクションという、相場の値動きに丁寧に着目する手法で高い勝率を得るための、プライスアクションの教科書。
ページ数は少なくまとまっており、読みやすい。キャンドルスティックの動きだけでここまで先の値動きを予測できるのかと驚いた。
専門用語がやや多いので、しっかりとFXの勉強をした中級者以上が対象だろうか。2018年に出た本で新しいエッセンスが詰まっていて大変良かった。
以上の3冊だけ読んでおけば間違い無いと思う。
特に2冊目のFXチャートリーディングマスターブック [ 井上義教 ]は非の打ち所がない最強のFX本だと思う(個人的には)。
これまで何十冊もFX本を読んできたが、中にはたいした事を書いていない本や、信憑性にかける本も多々あった。
外国の人が書いて日本人が翻訳した分厚いFXの入門書もあるが、あれは本当に必要ないと思う。
それよりかは、要点がまとまって本質をついた良書だけに絞って読んだ方が良い。
この3冊はそれがまとまっている。FXを学ぶ上ではひとまずこの3点だけで充分なのではないか。
まとめ
以上で15分足のデイトレードの解説は終わりだ。
可能性の低いトレードでも、運良く勝てるかもしれない。
しかしそのマインドでトレードを何十回、何百回と繰り返せば、必ず確率の収束で資金は0に近づいていく。
あなたが勝ちたいのはこの一回のトレードではないはずだ。
トータルで、何十万、何千万と勝ちたいのだろう。であるならば、勝てる場面以外は決してトレードをしてはいけない。
先ほど述べたこの言葉に、FXのエッセンスがこもっている。 忘れずに取り組んでほしい。
『FXで初期資金50万円から1000万円を稼ぐFXトレード手法を専業トレーダーが解説してみた』|FX・株講義YouTubeチャンネル|note