サイミンZの評価 ｜ プレイした感想と良い点・悪い点を徹底解析

サイミンＺを徹底解析 ｜ 催眠ジャンルから性癖分布まで

催眠ゲームを購入するにあたって最も重要な要素である催眠ジャンルの分布図から、好みのプレイ比率を把握する性癖分布図まで徹底的に解析していきます。

催眠ジャンルの意味が分からない場合は下記のリンクから催眠ジャンルの解説をご覧下さい。

催眠ゲームにおけるややこしいジャンル13種類の全てを徹底解説

2019.1.8

ややこしい催眠術のジャンルについて１つずつ例題を出して詳しく解説しています。これをチェックすれば13種類の催眠ジャンルをマスターできます。...

サイミンＺの催眠ジャンル分布

最もメインとなるのが無自覚の常識改変ですが、性自覚との中間に位置するシーンも多くあります。

肉体操作系の催眠は比較的少なめで、無理やり犯すような凌辱感はあまり感じないような作りになっています。

発情を使うシーンは多いですが、その程度はかなり軽めで、だんだんと気持ちよくなってくる！といった使い方が大多数です。

サイミンＺの性癖分布

排泄はおしっこのみでスカトロ描写はありません（卵を産ませるシーンは有り）。

一般的な催眠ゲームと比べるとレズ比率が高いので、レズプレイ好きは十分に楽しめるようになっています。

キス描写がほとんどなく、テキスト上はキスをしている設定でも絵ではキスをしていないテキストと絵がマッチしていないシーンがあります。

サイミンＺのサンプル画像

サイミンＺの催眠クオリティを分析

サイミンＺの催眠クオリティをいくつかのジャンルに分けて分析していきます。

常識改変の出来は満足 ｜ 催眠クオリティその①

基本構成は、ヒロイン毎に定められた環境での常識書き換えになります。

例えば喫茶店で働く人妻なら、喫茶店のメニューの一環としてエッチなことをするのは当たり前といった具合いです。

顔に若干火照りがあり羞恥心を感じているようにも見えますが、無自覚のシーンは基本的には羞恥心はありません。

肉体操作の出来はいまいち ｜ 催眠クオリティその②

筆柿そふと作品のような肉体操作特化のヒロインはおらず、各ヒロインに若干肉体硬直と命令服従・操りが組み込まれている程度です。

肉体操作中のヒロインの拒絶感は他の催眠ゲームに比べると高めですが、比較的すぐに快感服従に移行するので全体で見ると凌辱感は低めです。

そもそもプレイの一部分でのみ意識を正常に戻すようなシーンが多いので全体を通して肉体操作に該当するシーンはほとんどありません。

肉体操作が好きでそっち系を期待している方はスルーしたほうがいいと思います。

その他の催眠シチュエーションの出来は可もなく不可もなく ｜ 催眠クオリティその③

動物化が１シーンあることを除くと、退行催眠などもなく、他の催眠シチュエーションの網羅性は低いです。

清楚系ヒロインのレズ痴女化は珍しいパターンでなかなか良かったです。

まとめ ｜ サイミンＺは買う価値があるかの検討と総合得点

色々な観点からサイミンＺは買う価値がある作品かどうかを検討します。

サイミンＺは買う価値はあるのか

ボリュームから検討

CG数83、シーン数54。1シーンあたりの価格は約65円となり、平均の130円と比べて破格の安さです。

これは、元々フルプライスだったサイミンＺが廉価版として1/3近い価格で再販された為このような安さとなっています。

ボリュームの観点から検討すると申し分ないコスパだと言えます。

クオリティから検討

原画のクオリティは申し分ないでしょう。少し古臭く感じる方もいるようですが個人的にはまったく問題ありませんでした。

シナリオは面白い独創性のあるストーリーではあります。一言で言うと主人公の多重人格化で選択肢によってプレイ内容が変化するというもの。多重人格の欠点として主人公の意志に一貫性がなくなるのでイライラさせられるプレイヤーもいるようです。

ヒロインの魅力は可もなく不可もなくです。一応生意気キャラから清楚系まで揃えていますが、突き抜け方がイマイチ足りないような気もします。

特殊プレイはレズ系を筆頭にヒロインの性癖とマッチさせたシーンが多数あり評価は高めです。鬼畜度はごく一部の輪姦を除けば低めです。肉体操作が少なめなのも影響しています。鬼畜度を求めている方は物足りなさを感じると思います。

催眠ゲーム中毒は購入を推奨する作品？

当時フルプライスで購入して、可もなく不可もなくそれなりの催眠ゲームだったという印象だったのでこの価格ならかなりお得感を感じると思います。3000円台の催眠ゲームは駄作が多いのでよくわからないゲームを買う位なら廉価版の中から選んだ方が無難でしょう。

個人的には十分に購入を推奨できる作品です。

要約