最近大きいお風呂屋さんに行くのにはまっています。お風呂上がりの牛乳がおいしいです。
寮に住んでいる同期と一緒に仕事帰りに大きいお風呂に浸かると癒されます。
中野佑紀YUUKI NAKANO
株式会社牧野フライス製作所
S.I.T.本部 S.I.T.セクション
S.I.T.グループ S.I.T.チーム
工作機械の世界に興味を持ったきっかけを教えてください。
もともとはゲームが好きでした。ゲーム会社に入りたくて高専の情報学科に入ったんです。でも、ゲームにはだんだん飽きてしまって……。その高専では機械と情報の融合ということでロボットを作ることをやっていました。そんなとき、3年次の工場実習で工作機械と出会いました。高速で動いていた工具が、指定した位置でピタッと止まる。ものすごく高い精度で制御されている。そこにゲームでは味わえない、モノとしての面白さを感じました。そこから工作機械にハマっていったんです。高専を卒業後、大学の3年に編入して工作機械の専門的な勉強をしようと思いました。大学では2年間、機械を専攻していました。
なぜマキノに入社したのですか?
マキノのことは高専生のときから注目していて、大学3年生の冬に、1週間のインターンシップに参加したことが、マキノに入社するきっかけです。そのときやらせてもらったのはデータ分析でした。機械からデータを取ってきて、数字の羅列から特徴的な値を抽出し、順番に並べてみる。すると、今までわからなかったことが見えてくる。そのプロセスが面白かったですね。
そもそも、機械に情報の観点からアプローチするというのが、私のやりたいことです。機械に情報を与えることで、「よく」動くようになります。例えば、家電とかがそうですよね。でも、もうそれは完成されています。そして、その次のステップとして、IoTがあります。これはこれからの技術です。そういう新しいことに挑戦したいというのも、動機としてはありました。また、インターンの時、お世話してくださった先輩方も、みなさん優しい人ばかりでした。この人たちと一緒に働きたい、と素直に思えました。マキノ以外の選択肢は、考えられませんでしたね。
中野さんはまだ1年目ですが、入社してからどんなことがありましたか。
まず4月から全体研修があり、新入社員約50人全員で会社全体のことを学びました。6月からはグループに分かれ、私は開発本部配属の方たちと一緒に研修を受けました。現在のS.I.T.本部S.I.T.チームに本配属になったのは11月からです。マキノの研修期間は、他の会社と比べても長いほうだと思います。会社によっては、最初の2~3か月だけというところも多いようですから。
現在の部署ではどういうことをやっているんですか?
私が所属しているS.I.T.本部というのは、テクノロジーをビジネスに戦略的に組み込んでいくためにプランニングしたりソフト開発を行う部署です。私は、S.I.T.チームでデータ分析を担当しています。ほとんど、パソコンとにらめっこの毎日です。
この部署は志望通りの配属でした。私が担当しているのは、「予知保全技術」というものです。マキノの機械が高品質であることはよく知られていますが、壊れてしまったら意味がありません。壊れない機械をつくるにはどうしたらよいか。これが私が叶えたい目的です。そして、そのカギになるのが、「予知保全技術」です。「予知保全」とは、工場内の機械や設備の不具合や故障をあらかじめ「予知」し、機械や設備を監視し最適な状態に管理することを言います。そのためには、情報が重要な役割を果たします。まさに、私のやりたいことがここにあるという感じです。そう言えば、つい先日なんですけど、山梨県の富士勝山事業所まで、データを取りに行ってきました。実験機が勝山にあるんです。社会人になって、初めての出張でした。
苦労したことと、嬉しかったことを教えてください。
苦労はとくにありません。今は自分がやりたいと思えることをやっているので、毎日が楽しいです。わからないことは、先輩方が丁寧に教えてくれます。私は心配性なのでつい細かいところまで聞いてしまうのですが、面倒な顔をせずに時間を割いてくれます。もし自分に後輩ができたら、そんな先輩になりたいですね。
嬉しかったのは入社間もないころ、上司の方に「中野さん、おはようございます」と挨拶してもらえたことです。私の名前をちゃんと覚えてくれていたことに感動しました。その日は1日、ハッピーでした。
中野さんのこれからの目標を教えてください。
技術者として自分を高めていきたいです。S.I.T.チームの先輩方はみんなプロフェッショナルで、数年後、自分もこうなれているのかなと思うことがあります。早く追いつきたいですね。いずれは他部署から、「中野さんに聞いたらわかるよ」と言われるような、社内の有名人になりたいです(笑)。やっぱり人から求められるのは嬉しいですから。
それと、マキノの強みはサービスが手厚いことです。サービスと予知保全は相性がいいので、他社には真似のできない手厚いサービス、新しいサービスを生み出せたらいいですね。マキノにはその資源があるので、実現できる可能性は高いと思っています。
チームにどんな後輩が入ってきたら嬉しいですか?
私が在籍しているチームは、ひとりひとりが熱い気持ちを持っており、よく技術や会社の話を熱く語っています。女性はチームで私ひとりですが、だからといってもちろん特別なことはありません。男女関係なく、ひとりの技術者として扱ってくれることを嬉しく思っています。
また、独立性が高いチームでもあります。やっている仕事がひとりひとり違うので、同じ部署でも何をやっているのかわからない人もいます。つくづくプロフェッショナルの集まりだな、と思います。
正直、女の子に入ってきてほしいという気持ちはあります。このチームは雰囲気がまじめなので、ものごとにまじめに取り組める方なら向いていると思います。理系女子がもっと増えると嬉しいです。
OFFタイムの過ごし方
※掲載内容は2019年12月にインタビューしたものです。
Working at Makinoマキノで働く人たち
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Yang Xu牧野フライス製作所開発本部
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YUUKI NAKANO牧野フライス製作所S.I.T.本部
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HITOMI TANI牧野フライス製作所営業本部
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RAMIL ABDOUALLAH牧野技術サービスフィールドサービスセンタ
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HIROKO KARASHIMAマキノジェイ加工技術部
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TAIKI FURUKAWAマキノジェイ加工技術部
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TAKUMI WATANABE牧野フライス製作所生産本部
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YU SHINOZAKI牧野フライス製作所EDM R&D本部
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MAO YAMADA牧野フライス製作所営業本部
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SHIMPEI TSUDAマキノジェイ国内営業部
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AKIHIKO MASUDA牧野技術サービスフィールドサービスセンタ
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YUKI TAKANO牧野技術サービスグローバルパーツセンタ
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SAKYO MATSUSHITA牧野フライス製作所S.I.T本部
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SHINJI KOIKE牧野フライス製作所開発本部
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YUKO TANAKA牧野フライス製作所加工技術部