「独立をするのにいくら必要なのか?」
こんな素朴な質問に正しく答えられる人は、ほとんどいません。
多分こんな答えが返ってくるでしょう
「会社は1円からでも設立できます。業種や事業規模によって違います」
塾長の岩崎です。
私は45歳のときに独立しましたが、資本金は300万円。
それも9ヶ月で底をつき、銀行借り入れ400万円。さらに身内から100万円。
帳簿に現れない竹田先生などへの借金200万円。
結局1000万円の資金が必要になったことになります。
私の選んだ仕事のように設備や在庫を持たない、社員を雇う必要のない職業でもそれほど掛かります。
給与はぎりぎり生活できる程度でも、完済するのに5年と9ヶ月掛かりました。
独立するとき既に仕事が入ってくる体制もなく、一からお客さんを作っていき事業を軌道に乗せるにはそれぐらいの時間とお金が掛かるものです。
それでも私は運が良い方です。
それは、ランチェスター弱者の戦略を知っていたことです。
お客さんを決め、あれこれと手を出さず、お客さんに一歩近づく接近戦、一騎打ち戦を守り続けているからです。
まずは、独立する前に、そして独立してからでもこの教材を繰り返しお聞きください。
多数の競争相手がいる中に後発業者として割って入るには、当然あなたの戦略実力を高めておかなければなりません。
社長として戦略実力を高めるには、まず経営を構成する「メインの要因」をはっきりさせ、次にその要因一つ一つの「ウエイト付」を計算しておく必要があります。
さらに、利益性の善し悪しはどのような原因で決まるか、利益性の根本原則もはっきりさせて おかなければなりません。
これらを正しく理解して経営を始めると効率が良くなるので、起業した会社が早く軌道に乗るの です。
1、会社は粗利益で生きている
しかし、経営の中心部は形が無いので、経営を構成するメインの要因をはっきりさせるのはとても難しくなりますが、次の手順で考えていくと次第にはっきりしてきます。
人は食事から摂るカロリーで生きているように、会社は粗利益によって生きています。人件費は もちろん、借入金の返済も粗利益から支払われているのです。
その粗利益は、お客のお金をもらったときしか生まれません。経営を始めるといろんな仕事が発生しますが、お客のお金をもらった時以外で粗利益が生まれる仕事は一つもありません。
この事実から経営の中心業務は、どうやってお客を作り出すか「お客を作る仕事」になり、会計業務はウエイトが低いことが解ります。
2、経営の8大要因をマスターする
お客を出発点にして、経営のメインとなる構成要因を考えると次のようになります。
①商品戦略 ②地域戦略 ③業界・客層戦略 ④営業戦略
⑤顧客維持の戦略 ⑥組織戦略 ⑦財務戦略 ⑧時間戦略
これが経営の8大戦略で、同時に起業を考える人にとってはマスターすべき研究テーマにもなります。
中でも①~④のお客作りの関連が経営全体では80%を占めますから、起業する人はこれらの実力を同業者100人中10番以内に高めておく必要があります。
ところで、あなたの実力はどうでしょうか。
3、弱者の戦略をマスターする
大事なものがもう一つあります。それは、全社的経営のやり方の戦略には、競争条件が特別有利な1位の会社だけが使える「強者の戦略」と、競争条件が不利な会社が使うべき「弱者の戦略」の 2種類があることです。
経営を始めたばかりの会社や、起業して5年迄の会社は、「競争条件が特別不利」になりますから、 当然弱者の戦略を研究し、弱者の戦略のウデを高めておかなければなりません。
ところが、これには大きな問題があるのです。
4、強者の戦略が正しいと思われている
それは本や講演で紹介される内容のほとんどが、大企業の組織作りと強者の戦略が中心になっていることです。学歴が良い大会社出身のコンサルタントは特にそうです。
起業したばかりの弱い会社が強者の戦略で経営すると、経営効率が3割も4割も悪くなります。これでは1年どころか、半年もしないうちに行き詰まるのははっきりしています。
あなたがこうなるのを防ぐため、5ヶ月をかけて作ったのがこの教材です。リスクが多い起業の損害保険と考えて、早目に研究して下さい。
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