立民・高井衆院議員 歌舞伎町で“濃厚接触” 緊急事態宣言後“お触り”OKのセクキャバへ

[ 2020年4月15日 05:30 ]

高井衆院議員
Photo By 共同

 立憲民主党の高井崇志衆院議員(50、比例中国)が、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が7日に出された後の9日夜、東京・歌舞伎町のセクシーキャバクラ、通称セクキャバを訪れていたことが分かった。党幹部が14日、明らかにし「国民が生活に苦しんでいるときにとんでもない」と語った。党幹部によると、高井氏から事実関係を確認。15日以降、党としての対応を判断する。

 政府は7日に緊急事態宣言を発令、感染者が急増する東京都など7都府県が対象地域となった。小池百合子都知事はそれ以前から、キャバクラなど接客を伴う飲食店への出入りを控えるよう訴えてきた経緯がある。高井氏が訪れたセクキャバは、通常のキャバクラで禁止されている女性への“お触り”がOKで、キスもできる。キャバクラより格段に濃厚接触が起きやすい環境だ。

 高井氏は2月末、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で感染が拡大する中、安倍晋三首相が11日間のうち9日間、知人や企業経営者、与党議員らと会食したと国会で指摘。「民間企業は飲み会を自粛している。首相の危機感のなさが国民を不安にしている」と非難していた。ツイッターでも政府のコロナ対策への批判を連日投稿。13日には「今お金をケチれば、感染が拡大」などと記していた。

 高井氏は東大卒の元総務官僚。2009年衆院選で旧民主党から初当選し、現在3期目。野党は安倍首相の新型コロナへの政策を連日のように攻撃。その状況下で明らかになった、緊急事態宣言下のセクキャバ遊び。永田町関係者は「野党の勢いが削(そ)がれる」とあきれていた。

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