生放送スタジオに設置された「エアロシールド」(上)
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ニッポン放送は14日、新型コロナウイルス感染防止のため、同局生放送スタジオに業界初の取り組みとして紫外線照射殺菌装置を設置し、これまで以上に出演者、スタッフの感染予防策を強化した、と発表した。副調整室には空気清浄機能付きオゾン発生器も設置した。
今回導入したのは、高度の殺菌効果を持つ紫外線ランプを装着した紫外線照射殺菌装置「エアロシールド」。これまでの殺菌灯と違い、人がいるスタジオでも24時間使用が可能という。同局は今後も慶応大大学院システムデザイン・マネジメント研究科などの協力を得て、スタジオ空気環境の改善に努める方針という。
ラジオ局の新型コロナウイルス対策では、出演者の前に透明なシールドを置き、飛沫(ひまつ)を防止したり、消毒の徹底などが図られているが、ウイルス退治に一歩進んだ“新兵器”の投入で注目を集めそうだ。
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