という感じの、数列の問題です。

-----------------------------------------------------------------------------

次の数列の□に入る数字を答えなさい。

2 4 6 30 32 34 36 40 42 44

46 50 52 54 56 60 62 64 66 □

-----------------------------------------------------------------------------


わりと有名な問題なので、知ってる方は知っているでしょう。

初めて見てノーヒントで解ける方は相当頭が柔らかいと思います。

あ…あんまり真剣に考えすぎないでくださいね^^;

半分トンチのような問題。でも、ちゃんとした数列の問題です。


よろしければワンクリックお願いします^^↓

人気ブログランキング


↓解答はこちら↓

答えから言ってしまうと、2000です。

『は?いきなり何でだよ』と言われそうですが…^^;

この数列は、「数字を英語で表したとき、アルファベットの e が現れない数字を小さい方から並べたもの」です。


だから one や three などは現れません。

また、seven, eight, ninee を含みますから現れませんし、hundred も e を含みますから現れません。66 以降、いきなり 2000(two thousand) まで飛ぶのは、そういう理由です。



私もそうなんですが、等差数列などの概念に慣れている方は、どうしても項同士のを見比べてしまいます。この数列はそうやって差を取って考えると「70が入るんじゃない?」と思ってしまいます。

ここが巧妙なところですね。70 と考えると"2 4 6 30"の部分の説明がつかないのですが、一旦 70 だと思ってしまうと、何とか 70 を入れて矛盾しないような規則を探してしまいますw


しかし、何も数式に統制されたものだけを「数列」と呼ぶわけではありません。こういう数列だってちゃんとした数列です。

例えば、今年の祝日の日付を並べた数列、ニューヨークヤンキースが優勝した年を並べた数列、オリンピックが開かれる年を並べた数列(これは等差数列になりますが^^;)、…、などなど、色んな数字が、ある規則に統制された「数列」となり得ます。

こう考えると、数列がそれほど遠い存在ではない気がしてきませんか?



よろしければワンクリックお願いします^^↓

人気ブログランキング