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【社会】<新型コロナ>首相が「自粛」動画 批判続出 ツイッター投稿「感情逆なで」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言発令後、初の日曜日となった十二日、安倍晋三首相が自宅とみられる場所でくつろぐ様子をツイッターに投稿した。シンガー・ソングライターの星野源さんが弾き語りをする動画に合わせ、感染拡大を防ぐために外出自粛への協力を呼び掛けた。ネット上では十三日午前までに三十五万を超える「いいね」が押される一方、「国民の感情を逆なでしている」「ドン引きです」といった批判が相次いでいる。 首相の投稿は画面を二分割し、星野さんが楽曲「うちで踊ろう」を歌っている動画を左側に配置。右側で、首相がソファで足を組みながら犬を抱いたり、カップを片手にくつろいだり、本のページをめくったりする姿を紹介している。 「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘してくださっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります」「今日はうちで…。どうか皆さまのご協力をお願いします」と書き込んだ。 首相の投稿に、ネット上では「休養を取りながら頑張ってください。応援しています」と賛同する反応も。一方で「過酷を極める現場の人を心配しながら、優雅にソファでお茶が飲めるとかすごい」「あなたが優雅にくつろいでいる間に、中小零細企業は倒産に追い込まれています」などと批判的な意見が続出。「動画をアップした官邸職員の皆さま、(首相に)最前線で働けと進言してください」といった意見もあった。 (松尾博史) PR情報
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