渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

人それぞれ、人それなり

2018年06月07日 | 公開情報


こちら ⇒ 外部サイト

私の感想。
なんてのか、まあ、なんてのか。
勿論、このKR-1について記事を書いている人が。
多くは言いません。
ベリーベリー、イナフトゥーね。

人のせいにする人は、古い2ストには乗れないと思う。
否、2ストだけでなく、バイクにさえも。
もしかしてコレクションでKR-1を?
まあ、それならそうなるよ。

私のKR-1は、ネット記事と同じく岡山県内の店
での縁だったが、徹底的にとことん直してくれ
た。
不存在パーツは、ショップオーナーがワンオフで
手作りしてまで私にKR-1を手渡してくれた。
また、オイルリザーバーのオイル漏れも、タンク
をパテ埋めまでして完全補修してくれた。
キャブは全バラにしてオーバーホールもするかな
と私が呟くと「それもやります」と。
全てにおいて細かいところまで手を入れて完璧に
して手渡してくれたショップの心意気と実際の仕
事に私は深く感謝してる。
岡山県内の別店舗とはいえ、そういう巡り合わせ
を私は得た。
私はレースをやっているショップでお世話になった。
この筆者が見下している「町のバイク屋」だ。
おかげで、私のKR-1は、サーキットに持ち込ん
でも問題ないほどに仕上がっている。
保安部品を外して、各部をワイヤーロックすれば
すぐにでも行ける程に仕上がっている。

ただし、私はサーキットは走らせない。サーキッ
トは「一度走らせてみたい」などという興味本位
の猟奇心を満たすための場所ではないからだ。
サーキットはレーサーの本気勝負の場所だ。
ピクニック気分でそこに行くのか?
「一度お寿司が握ってみたい」とか言ってつけ場
に立ちたがるようなもんで、それは不遜な事なの
ではないのか。
「相撲ファンなんです。一度土俵に上がってみた
い」とか言うのと同じで、そういうのはね、ちょ
っとね。

まあ、分からない奴には一生分からないだろう。
ただし、そううことは、その本人が書いている文
からは如何様な価値基準なのかは見えてくる。
買った先が嫌な奴、嫌な対応、不確かな仕事と感
じたからバイクを手放したくなった?(笑)。
選んだのは自分だよん。
それにもしその不具合車をそのまま売るとした
ら、誰に買わせようと?
売っぱらえばそれで自分は気分が晴れる?
そこでの「信義」はどこに行くんだ?
そんな状態で別な人に乗らせるの?

嫌な思いをしたからと、そんなこと言ってたら、
たとえば武術なんてできないよ。嫌なカス野郎だ
らけの世界なのだから(笑)。
カスというかクズみたいなのばかり(笑)。
でもね、俺なんてなんともない。
なぜならば、武術は奴らの独占私有物ではないか
らだ。俺は俺。奴らは奴ら。自分の武技研鑽をや
るのは俺だ。奴らじゃない。

この方はヨタハチやポルシェも持っているようだ
が、趣味興味で「サーキットを走る者」(自称)な
のだろう。
それと、自分でバラせない人なのにオートバイで
サーキットを走ろうとしていたのだろうか。
そういう人が言う「信義」ってなぁに?(≧∀≦)
よくわかんない。
人任せで成立する信義なんて、あるのだろうか。

私のバイク仲間にある古いマシンを手に入れた
男がいる。レーサーレプリカだ。
車が来てから乗るとキャブ不調で不具合が出た。
どうやら販売店が納車整備を怠っていたようだ。
ワンオフパーツに換装して更に別なショップで
完璧に手を入れて調整して直した。
見違えるようになった。現在ベストコンディショ
ンだ。ベターではない。ベストだ。
その友人は、決して車両を買ったショップの悪口
を言わなかった。一言も。
選んで買ったのは自分だからだろう。
そこにこそ男の信義がある、というのがその人
に見えた。
こういうのってね、なんだか刀との付き合い方に
似ている。時代刀は全てが「中古」だからね。
そして、その男は刀を帯びる剣士だ。





この記事についてブログを書く
« 日本人でただ一人 〜マン島TT... | トップ |  »