渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

可愛そうなカワサキ

2018年12月14日 | 公開情報


私が作業場でこつこつと手を加えて、とり
あえず、一段落完了。


KR-1よ。申し訳ないことをした。
引き取ってきたけど、むちゃくちゃなこと
になっていたなぁ。

結局、私が自分で全部手直し補修修理をした。
修理完了とのバイク屋出庫のまま走行して
いたら、大事故になっていた。
リヤブレーキにしろ、タンクにしろ、配線に
しろ、フレーム内部品の組み付け方にしろ、
他にもいろいろ
・・・。
修理に出して不具合作られていては世話
ない。

なんで何件も同時多発でデタラメなことを
するかなぁ・・・。

おまけにスクリーン疵、シートにペンキまで
着けられてさ。ごめんよ、KR-1。
消耗品や破損パーツの交換はやむなしだが、
修理に出して
人為的にめちゃくちゃなこと
されてしまうとは・・・。ごめん。


こつこつやって、一応、形にはなった。
あのまま走っていたら、シリンダヘッドに
垂れ下がって載せられたメインハーネスが

焼き切れていた。
また、載せただけのタンクもじきにすっ
飛んでいたことだろう。
あるいは、宙ぶらりんのリヤブレーキホース
とリザーバーが後輪に絡まるか、ホースが
チャンバーで焼き切れるか。
配線取り回しもデタラメだ。
ウインカーはプッシュキャンセルが作動し
ないままだが、これは私が完動品パーツ
に交換してあげるから。


LEDヘッドライト冷却フィンも作動する
ようになった。
KR-1 ヘッドライトフィン

夕方の始動テストとツキを取りながらの暖気。
かみさんの声が入ってるけど。「△◎◇#$%
うるさいよ」と(笑)。
しかし、ここは準工地域のマイファクトリーだ。
第一種住居地域ではない。
kawasaki KR-1

ファクトリーでひっそりと佇むKR-1。
どうにか形になった。

次の休みには、思いっきり走りに行って
やろう。俺はお前と共にある。


結局、すべて自分で計器を使って検査して、
自分で直したほうがよかったという結論。
もしくはバイク乗りで、某メーカー整備士
コンテストで全国大会準優勝のスキルを
持つ地元の友人に託すか。その方向が正解
だった。
今回は勉強になった。
得た教訓としては、「三原市にオートバイを
直せるバイク屋は無い」。

今回のことでよく判った。
世間でよく言われる、「現在のバイク屋は
きちんとしたスキルを持ち適切な対処が
できる有能なバイク屋か、極悪店もしくは
まったく修理能力が無いバイク屋に分かれる」
という図式は、ビタッとその通り当てはまる
ということなのだろう。

死ななくてよかった。
だが、もしバイクの事をよく知らない人が
あの状態で走り出していたとしたら・・・。
恐ろしいことですね。

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