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【社会】

「声を上げ続けよう」 #0411フラワーデモ 初開催から1年 ツイッター上で実施

 性犯罪を巡る無罪判決が相次いだことをきっかけに、花を手に性暴力撲滅を訴えてきた「フラワーデモ」が十一日、初開催から一年を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、この日はツイッター上で実施。「声を上げ続けよう」とハッシュタグ(検索目印)「#0411フラワーデモ」を付け、参加者が思いをつぶやいた。

 ツイッターのフラワーデモ公式アカウントは、主催者側に寄せられた声などを紹介した。過去に性暴力を受けた人が「デモを通じて味方になってくれる方々に出会えたから、死にたい気持ちや自分を傷つけたい気持ちを抑えて生きていられる」とつづっている。

 横浜や三重、大分などデモに取り組む各地のアカウントも参加。個人からも被害者に向けて「あなたは悪くない」とのメッセージや、花の写真をアップして連帯を表明する投稿が相次いだ。

 フラワーデモは、二〇一九年四月十一日、作家の北原みのりさんや出版社「エトセトラブックス」代表の松尾亜紀子さんらの呼び掛けで始まった。その後は毎月、花を手に街頭に集まり、女性らが自身の性暴力被害を語った。一年間で四十七都道府県全てに広がった。

 

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