2020年04月09日 05時30分 公開
劇中とはまるで違う!?女優・高畑充希の意外な素顔
4月4日の「サワコの朝」のゲストは、女優の高畑充希さん。N H K連続テレビ小説「ごちそうさん」で一躍有名になった高畑さんは、元々は舞台で力をつけてきた実力派女優。15歳でミュージカル「ピーターパン」の主役に抜擢されると、17歳の時には舞台「奇跡の人」でヘレン・ケラー役を熱演!確かな演技力で次々に主演を務めてきました。そんな高畑さんですが、実は“今でもカメラを向けられているのが怖い”そうで…。意外な素顔にサワコが迫りました。
夢は舞台女優!ひたむきに邁進した初舞台までの道
舞台で培った確かな演技力と幅広い表現力で多くの人を魅了する、女優・高畑充希さん。家族共通の趣味は演劇を観ることだそうで、幼い頃から1人で舞台のモノマネをして遊ぶほど"舞台"が大好きだったそう。しかし、自身を「元々人の先頭に立つとか、学級委員長をやるとかめちゃくちゃ程遠い学生だった」と説明すると「こんな未来が待っているとは、想像してなかった。みんなが盛り上がっているちょっと外にいるタイプだった」と、大舞台はもちろん、人前に立つ仕事に就いた現状に驚く胸中を語りました。
小学校3〜4年生の頃には、既に"舞台女優"になることを夢見ていた高畑さん。「テレビも映画もほとんど見ていなくて。(友達と)話が合わなかったですね。みんなは"あゆ"とか"安室ちゃん"とか言ってて、私だけ"レ・ミゼ(ラブル)が〜"とか言ってもなんか(笑)浮いた感じの子供でした」と幼少期を語ると、その後も変わらず夢に向かって邁進し、多くのオーディションに挑んだ中学生時代を回想。「落ちまくり!でも、ビックリするほどメンタルがその当時強くて。なんかなれるっしょ。みたいな感じでした」と、前向きに歩み続けてきたと話しました。
そんな中で掴んだのは、これまでにない一番大きなオーディションでの合格。基礎知識もない中、ひたすら稽古に励んだ初舞台の思い出をサワコに語りました。その後、榊原郁恵さんとの共演を機に"初代の鶴の一声"で舞台「ピーターパン」の主役に抜擢。1回の公演が3時間というハードな舞台では、飛ぶために重さ3kgもある器具を背負って演じ抜いたそう。「こんなに動いたからいいだろう」と、食べると太り吊り上げてくれる人に「ちょっと太っちゃったって謝ったりした」と言い「手動なんですよ」と舞台裏のエピソードを明かしました。
球技が苦手!?カメラが怖い!?高畑さんの意外な一面
舞台「ピーターパン」では、宙を自由に舞うダイナミックなフライングを披露した高畑さん。「運動神経もいい方なんですか?」とサワコが問うと、間髪入れずに「めちゃくちゃ悪いんですよ」と答え、「ソフトボール投げとかドッチボールとか、もうひどい!」と特に球技が苦手だと告白しました。それにも関わらず挑んだ始球式の仕事では、やはり思うように投球出来ず「あの..."高畑充希 大暴投"って書かれて(笑)」と、照れながら当時の惨状を説明。サワコと共に貴重な"大暴投映像"を鑑賞しました。
そんな高畑さんは、芝居の話でも意外な一面を披露。主に舞台で活躍してきたことから「映像に来た時に、"映像怖い"ってすごく思った」と切り出すと「(ドラマも映画も)どっちも怖くて。そもそもカメラを向けられているのが怖い」と吐露。画面からは想像もつかない、知られざる胸の内を明かしました。
加えて「(映像は)間違えたらやり直しになるじゃないですか。セリフとか。舞台はならないから好きなんです」と持論を展開した高畑さんは、舞台上で間違えたことも"結構あった"と明かすと「全然違う歌詞を歌っていたり、セリフが飛んだりしたこともあるけど、(筋の流れは)覚えているから、それっぽいこと言ったりして(笑)アドレナリンで乗り切るタイプです」と、"素"の自分を解説。休日は、大好きな"ミュージカル漬け"になるそうで「極論、(作品に)出るより観る方が好き!」と言ってサワコを驚かせました。ほか、番組では、高畑さんが憧れる舞台女優・白石加代子さんからのサプライズメッセージを紹介! "かよちゃん"、"みっちゃん"と呼び合う2人の共演時のエピソードも披露してくれました。
「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!
MBS動画イズムで無料見逃し配信中!
過去の放送はこちらからご覧ください。