共有テンプレートの外部ファイル問題と、混在コンテンツの関係とは

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共有テンプレートの外部ファイル問題

さて、またしてもSSL化に関連してですが。
「テンプレート自体にもともとhttpのコンテンツがあるために、混在コンテンツとなってしまっている」というパターン。
多いですよね。
これはけっこう、FC2に特有の病状かもしれない、ですね。
古いテンプレートで、非SSLのなんらかの要素のあるものを、そのまま提供して、選ばせている、ここが問題なんです。
が、前にも言ったように、公称で6000点、実際には5900点のテンプレートを、すべて見直すということが、物理的にできない、と。
そして、一定時期以前に作成されたテンプレートを、すべて引っ込めてしまうということも、したくない、と。
まあ、難しい問題です。

製作者が作った個人ファイル

その中でも、特に今回、気が付いて、ああ、問題だなと思ったのは
  • scriptでもlinkでも、製作者の個人ファイルを読み込むようにしてあるテンプレート
ですね。
もちろん、古いテンプレートだと、全部間違いなく、httpから始まるアドレスになっている。
そして、これ(製作者の個人ファイルを読み込む)は、はっきり言って、あまりいいこととは、言えないんですよ。
そう、今でも、それをやっている製作者さんは、おられますし、きちんと管理をしてくださっているならば、一概に悪いとまでは、言えないんですが、一般的に言って、これは、いいことでは、ありません。
なぜかというと
  1. 利用者が知らないうちに、製作者側で、中身を変えて上書きをしたり、または、ファイル自体を間違って削除をしてしまうことが可能だから。
  2. FC2ではない外部ファイルである場合には、そのサーバーとファイルの保管状態に依存するから。
そして、拙テンプレートの場合には、jQueryのライブラリとGoogle Fonts以外には、外部ファイルで読み込ませているものは、一切ありません。
全部ベタ書きにしています。
そのほうが、利用者のためには、なるんですよ。
なぜかというと
  1. 別ファイルを呼び出して読み込むという行為自体が、ひとつの負担になっているから。だから、本来は、ベタ書きに越したことはないのである。
  2. 利用者側から見れば、製作者側で勝手に何かを変えられるということがないから、安心である。

外部ファイルの上書きで、あとから勝手に何かを変えることが可能

製作者側としてみれば、外部ファイルの上書きで、あとから勝手に何かを直せるということは、魅力なんですよ。
いっぺんにできるし、ラクだから。
しかし、利用者側から見た場合には、あまり、いいとは言えないんですね。
保守とか可続性という観点から見ても、自分のテンプレート内に、「何をされるかわからない窓口」を、設けてしまっている、ということになりますから。
だから私の場合には、全部ベタ書きします。
自分で作ったファイル(FC2にアップロードしたものであってもなくても)を、共有テンプレートで読み込ませるということは、しません。
自分だって、そういうことは、されたくないと思うから、他人にも、しないですね。

今後、禁止の方向に行くべきだろうと思うけれども…

個人的な意見では、FC2でも、今後、共有テンプレートというものの方向性を考えて、そういうのを禁止して行くべきではないのか、という気はしますね。
jQueryのライブラリや、Google Fontsなどの「半公式なもの」を読み込む場合以外は、製作者の作ったファイル(scriptでもlinkでも)の読み込みというのは、禁止したほうが、いいんじゃないのかな。
個人的には、そう思いますね。
FC2のHTMLには、どうやら「文字数制限」というのは、なさそうですから、ベタ書きをしたって、別に問題はありませんし(文字数制限があるサービスというのも、実際にあるが、そういうものでは、外部ファイルを駆使する必要が出てくる)。
「保守」という意味合いから言えば、そういうのは、利用者側から見れば、ひとつ「危険要素」なわけですよ。
中身だけを抜いて、自分のHTMLにベタ書きで移してしまえばいいんですが…その作業ができる人というのが、どれだけいるのかな、と。
製作者側の利便よりも、利用する人の側の安全とか、保守のほうを、重視すべきではないのかなあ、と、思いますね。
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