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オオムラサキって見たことありますか?日本の国蝶に指定されている蝶です。実は荒川区内でも見ることができるのですよ。場所は荒川自然公園内にあるオオムラサキ観察園です。
2018年6月2日(土)から7月15日(日)まで毎週土日に観察会
荒川自然公園の白鳥の池のすぐ隣にこのような設備があります。
ここがオオムラサキ観察園です。こちらでオオムラサキの保護、飼育をしているのだそうです。毎年夏前にオオムラサキが羽化するので、その時期に合わせて観察会が実施されます。
今年(2018年)は6月2日(土)から7月15日(日)までの土日のみです。公開時間は10:00から16:00までで、12:00から13:00まではお昼休みとなります。
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オオムラサキの成長過程について
オオムラサキが国蝶であるということは知っていても、どのように成長するのかって案外知らないものですよね。7月上旬に卵を産み、8月に幼虫となり、冬は冬眠し、5月に蛹となり、6月中旬から羽化が始まるのだそうです。
わかりやすい案内が出ているのでとても勉強になります。さらに具体的に見てみましょう。卵や幼虫はこのような形をしています。
蛹から羽化の過程がこちら。
羽化するとこんなにきれいになるのですね。
オオムラサキを探してみよう!
観察園はネットで囲われていて、中はオオムラサキが過ごしやすいような環境が整えられています。
植物の葉っぱをよく見てみると小さな穴が空いているところがありますね。
これは卵がかえった跡なのだそうです。卵がどこにあるのか探してみましょう。
あった!そうそう、入り口のところで虫眼鏡を貸してもらえるので、こうして拡大して観察することができます。実はよく見てみると小さな幼虫も見えているのですよ。これが(確か)蛹。
こうなってくると羽化後のオオムラサキも見たいですよね。係の方のお話によると、今年は例年よりも10日ほど早く羽化が始まっているのだそうです。春先はすごく暖かかったですからね。で、実際にオオムラサキがいる場所を教えてくれました。
いた!しかし、この個体はもう寿命が近づいてきてしまっているとのことで、ほとんど動きません。せっかくなのでルーペで拡大してみます。
やっぱり羽を開いてくれないとオオムラサキっぽくはないですね。しばらく待っていると少しずつ羽を開いてくれました。
ちょっと羽がボロボロになってきてはいるけど、イメージに近い美しいオオムラサキの姿をしています。やっぱりきれいですね。ちなみに、こちらはオスだそうです。
観察を終えてループを返却したらオオムラサキのシールももらえますよ。
まとめ
荒川自然公園内のオオムラサキ観察園では係の人に案内していただけながら日本の国蝶であるオオムラサキの観察をすることができます。荒川区内でオオムラサキを見ることができるとは思ってもいなかったので、とても勉強になりました。小さなお子さんがいる家族にはぜひ子供と一緒に行っていただきたい場所ですよ。もちろん大人も十分に楽しめます。1ヶ月半という短い期間ではありますが、せっかくの機会なのでぜひオオムラサキの観察をしてみてください。
オオムラサキ観察園
公開期間 2018年6月2日(土)~7月15日(日)の土日
公開時間 10:00-16:00(12:00-13:00はお昼休み)
問い合わせ 荒川自然公園管理事務所 03-3803-4042
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。荒川区に生まれ育ちました。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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