挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
263/263

262.魔導具制作部一課

 王城の魔導具制作部棟は、中央の三つの尖塔がある建物の反対側の敷地にあるらしい。

 らしいというのは、馬車での移動であり、どう移動しているのかはっきりとわからないからだ。

 王城の敷地はとにかく広い。ダリヤ一人では迷子になるかもしれない。


「左が魔導具制作部一課、右が魔導具制作部二課です」


 馬車を降りた先、見上げる建物は二つとも王城の基調色である白い石造り、それぞれ四階建てだ。

 冬のせいか、大きな窓はほとんど閉じている。白い磨りガラスのため、外からは中の様子がうかがえなかった。


 一課の入り口、扉の脇には赤い旗が、二課には青い旗が飾られている。

 大きな旗の紋章は二つとも同じ――満ち欠けする八つの月を背後に、翼を広げる鳥がいる。その足元、羽根ペンらしきものが見えた。


「では、一課からご案内を――ああ、ロセッティ商会長、よろしければ、私のことは『カルミネ』とお呼びください。魔導具制作部内では『ザナルディ』の名を持つ方が他におりますので」

「ありがとうございます、カルミネ副部長。では、私のことも『ダリヤ』とお呼びください」

「これは光栄です。では、ダリヤ会長、皆様、参りましょう」


 中に入ると、正面が受付だった。

 白い大理石のカウンターの向こう、部内の者が一斉に立ち上がり、視線を下げる。

 先頭がカルミネ、次にジルド、自分、そしてヴォルフである。

 こうも丁寧な挨拶な対応は、財務部長で侯爵のジルドのためだろう。

 緊張感漂う中、カルミネが魔物討伐部隊からの見学であると簡単に説明した。


 受付の隣、騎士の複数待機する場があった。騎士関連の魔導具を作るのだ、一定数はいるのだろう。そこでも似た対応を受けた。


 少々緊張しつつも、そのまま二階へと上がる。

 二階に上がってすぐの部屋、二枚のドアの前にカルミネが立つ。すると、ノックもしていないうちに扉はするすると左右に開いた。

 前世の自動ドア、そして緑の塔の門のような仕組みに、目が丸くなる。


「扉の前に一定の重量がかかると自動で開きます。荷物を持っているときに便利です。ダリヤ会長お一人では開かないかもしれませんが」

「いえ、きっと開きます! 大丈夫です!」


 興味が顔に出すぎていたのだろう、カルミネの微妙なリップサービスに慌てて返す。


「きっと開かないよ」


 ヴォルフは後ろでこそりとささやくのをやめてほしい。危うく振り返るところだった。

 なお、何と言うべきかはまったくわからない。


「こちらは作業室の一つです。主に防具関連の制作を行っております。失礼ながら、見学でも作業中の者は止めないことになっておりますので、ご了承ください」


 部屋に入ると、そこはかなり広いスペースをとった作業室となっていた。

 王城魔導具師のローブをまとう者、白衣姿の者、騎士など、二十人近く作業をしている。

 付与の準備らしい薬液を作っている者、盾に硬質化をかける者など、様々だ。

 一部の者がこちらを気にしているが、ほとんどは作業に打ち込んでおり、視線を動かすことすらなかった。


 白い机の上に並ぶのは、騎士団で使用されていると思われる盾や防具。

 魔物討伐部隊で使っている鈍い銀色や灰色ではなく、純白や金銀に輝くものが多い。一部、青い鎧や赤い盾もあった。


 部屋の一角、きらきらを通り越し、ぎらぎらとした赤い魔力に視線が惹きつけられる。

 付与を行っている赤髪の魔導具師は、ダリヤと同じぐらいの年代に見えた。


「あちらは近衛の小盾に、火魔法の耐久性上げを付与中です。近衛の小盾は硬質化の後、火・土・水・風のうち、二種か三種の魔法耐久を上げることが多くなります」

「四種の付与はなさらないのですか?」

「近衛の者はほとんど固有魔法を持っておりますので、同じ系統は付けません。治癒魔法や身体強化のみの近衛がいれば、硬質化の上、四種を付けることもあると思いますが」


 硬質化と各種魔法の防御耐性――まさかの五重付与である。

 できるものならばヴォルフの鎧に付けてほしい。

 そして、魔物討伐部隊員の各自の魔法に合わせ、付与した鎧が欲しいところだ。


「ただ、あれは魔法耐久を一定に上げるだけです。近衛は王族の盾ですから、硬質化もあくまで後方防御向けで、攻撃を弾く分、本人に負担がかかることもあります。近接の中級魔法数回でも壊れますし。作るのに時間がかかるのですが、近衛の訓練での破損も多く、なかなかバランスの難しいものです」


 残念ながら魔物討伐部隊には合わないかもしれない。長い遠征では受ける攻撃も多いだろう。

 しかし、近衛がどんな訓練をしているのか、ちょっと怖い。


「この革で二層はできるはず……条件が……」


 部屋を進む中、端で壁に向かってぶつぶつとつぶやきつつ、右手でメモを取り、左手で魔物の大きな革に触れている魔導具師がいた。

 なんだか声をかけてはいけないことだけはわかる。


「彼は革鎧の付与を研究中です。革は金属より軽いですが、防御力に劣り、付与もしづらい面が――」

「副部長、革は金属に劣りません。いい付与方法が見つかるか、龍の皮など高品質の素材が入手できれば解決します」


 聞こえていたらしい、振り返って言い切った青年に、素直に感心する。


「……申し訳ありません、お客様もご一緒とは存じ上げず」


 目が合うと、彼はばつが悪そうに詫びてきた。赤茶の目がおどおどと揺れている。

 おそらく『革』以外の単語は耳に入っていなかったのだろう。


「いえ、お仕事中にお邪魔しております。あの、そちらの革はワイバーンでしょうか?」

「はい、ブラックワイバーンの背、首の少し下がったところです。残念ながら少し小さい個体ですが」


 革としていい部位なのだろう。確かに深い黒で、艶やかだ。


「きれいな皮ですね。とても丈夫そうです」

「はい、見た目もとても美しいですし、衝撃強度にも魔法防御にも優れています。ただ、その分、加工と魔法付与には時間が必要で――ブラックワイバーンの装備を一式作り、次にブラックワイバーンや九頭大蛇(ヒュドラ)が出たときの対策としたいのですが、まだしばらくかかりそうです」


 軽量で丈夫なブラックワイバーンの装備一式――魔物討伐部隊にぜひ欲しいものである。

 ただし、ブラックワイバーンにもヒュドラにも出てきてほしくはないが。


「ワイバーンですと、手袋などもあるようですが、そちらもお作りになるのですか?」


 魔導具関係で使用される手袋を思い出し、尋ねてみた。

 あれはもっと薄く柔らかで、これとは質感が違う気がする。


「はい、弓騎士の手袋でワイバーンの腹部分の皮を使うことが多いです。閉じ開きがしやすいようにですね。甲の方は金属板で防御加工を行います。金属を使いたくない場合は、背側の皮でさらに補強します。ただ、個々の魔力で皮の貼り合わせやつなぎが微妙に合わないこともあるので、調整に時間がかかるのです」

「なるほど、手袋でもいろいろな加工と調整が必要なのですね……」


 手袋でそれである。装備であればさらに大変だろう。

 皮は部位で強度も柔らかさも違う。一匹ごとの魔力の質や強弱も影響するのかもしれない。

 いっそ、同じ一匹をミニサイズにする感じで作れればいいのだが。


「簡単に、ブラックワイバーンの着ぐるみができたらよかったのですが」

「ブラックワイバーンの、着ぐるみ……?」


 聞き返されて、はっとする。

 前世の怪獣の着ぐるみを思い出して喋ってしまったが、今世、仮面と頭だけの被り物はあっても、全身の着ぐるみはない。


「ええと、大きい一匹のワイバーンをそのまま小さくしたようなと言いますか……兜はワイバーンの頭の皮で、手や足の防具は足の皮で、ワイバーン丸ごと着られたらと思ったんです。鎧はお腹側も背中の皮で作らないと弱いかもしれませんが……」


 気がつけば、目の前の青年は口をぱかりと開け、目を見開いていた。

 きっと、自分の訳のわからない説明にあきれはてたのだろう。なんとも申し訳ない。


「すみません、おかしなことを申し上げて――」

「副部長! ブラックワイバーン丸ごと一匹の使用許可を!」

「……在庫を確認して、必要部位の希望書を出しなさい。前回納品から時間はそう経っていません。運がよければそろうでしょう」

「はい、すぐに! お客様、ありがとうございました! 急ぎますので、失礼します!」


 青年は自分に一礼し、その後にようやくジルドとヴォルフに気づいたらしく、慌てて再度一礼する。

 そして、かぎりなく駆け足に近い早足で作業室を出て行った。


「大変失礼しました。彼は熱心なのですが、少々周りが見えないところがありまして……」

「防御力は高そうですが、なかなか高価な装備になりそうですね」


 ヴォルフがカルミネをフォローしている。

 ブラックワイバーンのお値段が気になるが、それでもぜひ欲しい装備ではある。


「ヴォルフレード殿、一つ尋ねたいのだが」


 財務部長として値段のことで引っかかっているのだろう、ジルドがしぶい表情かおで問う。


「ワイバーンというのは上下が厳しく、会えば一度は序列闘争をすると読んだことがあるが」

「はい、その通りです。縄張り意識が大変強いので」

「では、その丸ごとブラックワイバーンの装備に、他のワイバーンは引き寄せられてこないのか?」

「えっ?」


 思わずダリヤは聞き返し、カルミネは額に指を当てて考え込む。

 だが、ヴォルフはわずかに逡巡した後、あっさりと答えた。


「検証が必要だと思いますが、大きさがかなり違う場合は近づいての威嚇だけです。案外、いい囮にできるかもしれません」


 さらりと言われた内容がとても胸に刺さる。それは囮役の者があまりに危険ではないか。


「なるほど、威嚇で降りて来たところをほふればいいわけか。ああ、カルミネ副部長、装備のサイズは魔物討伐部隊長に合わせてやるといい」

「え?!」

「死角の待ち伏せで、魔弓持ちの弓騎士が五、六人もいれば余裕で落とせるのではないかね? 落とし損ねて少々近づいても、グラート、いや隊長には灰手アッシュハンドがある。飛べぬ手負いであれば焼けるだろう」

「なるほど! その形であれば囮というより罠ですね」


 ジルドの提案にかなりあせったが、続く内容に安心した。

 どうやら、それなりに余裕を持って仕留められる可能性が高いらしい。


「やってきたワイバーンは輪切りか、焼かれるかの二択ですか。その後の素材を考えると、魔弓で仕留めて頂きたいところです」


 カルミネが藍鼠あいねずの目を輝かせて言いきった。

 この男もまちがいなく、魔導具師だった。

(次話は明日予定です)

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
おかげさまで2月25日に4巻発売となりました。応援とお読み頂いていることに感謝申し上げます。
※4巻電子版に関するお詫びとお知らせを活動報告(2020/02/26)にてアップしております。
MFブックス様にて1~4巻発売中です。公式ページはこちらからどうぞ。
コミカライズ:MAGCOMI様にてWEB連載中・1,2巻発売中・(ニコニコ漫画様でも掲載)
月刊コンプエース様にて連載・1巻発売中ComicWalker様ニコニコ漫画様でも掲載)
更新はTwitterでもお知らせしております。

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全186部分)
  • 15534 user
  • 最終掲載日:2020/03/19 18:15
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍七巻 2020/04/08 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全618部分)
  • 16303 user
  • 最終掲載日:2020/04/11 11:11
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 16920 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全189部分)
  • 15092 user
  • 最終掲載日:2020/01/03 12:00
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【4/11(土)アース・スターコミックスよりコミック1巻発売予定。R1/11/15 アース・スターノベルよりノベル2巻発売。どうぞよろしくお願いします】 騎士家//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全107部分)
  • 16735 user
  • 最終掲載日:2020/03/28 22:00
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

エンダルジア王国は、「魔の森」のスタンピードによって滅びた。 錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげで難を逃れるが、ちょっとしたうっかりから、目覚めたの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 19780 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全466部分)
  • 20545 user
  • 最終掲載日:2020/04/07 00:00
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全48部分)
  • 15538 user
  • 最終掲載日:2018/03/20 11:33
とんでもスキルで異世界放浪メシ

■2020年1月25日に書籍8巻発売決定! ドラマCD第2弾付き特装版も同時発売! 本編コミック5巻と外伝コミック3巻も同日発売。■ 《オーバーラップノベルス様//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全515部分)
  • 23700 user
  • 最終掲載日:2020/04/06 23:17
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 22078 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻好評発売中です。 ◇◆◇詳細は下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったのは、祖父経由で婚約破棄を言い渡された瞬間だっ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全228部分)
  • 16780 user
  • 最終掲載日:2020/04/05 16:49
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全306部分)
  • 16874 user
  • 最終掲載日:2020/01/20 07:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版19巻+EX巻、コミカライズ版9巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全667部分)
  • 15373 user
  • 最終掲載日:2020/03/08 18:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 16309 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全199部分)
  • 16423 user
  • 最終掲載日:2020/03/06 22:25
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全96部分)
  • 16090 user
  • 最終掲載日:2020/04/07 20:09
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 21342 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全114部分)
  • 17176 user
  • 最終掲載日:2019/12/04 12:36
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全243部分)
  • 23079 user
  • 最終掲載日:2020/04/07 02:12
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全109部分)
  • 27998 user
  • 最終掲載日:2020/04/10 20:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 21891 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
神達に拾われた男(改訂版)

シリーズ累計100万部突破! アニメ化の企画進行中です! ありがとうございます。 ●書籍1~8巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカライズ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全217部分)
  • 17043 user
  • 最終掲載日:2020/04/10 16:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全379部分)
  • 16214 user
  • 最終掲載日:2020/04/11 18:00
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全99部分)
  • 18353 user
  • 最終掲載日:2020/03/27 12:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 17197 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全194部分)
  • 17140 user
  • 最終掲載日:2020/04/06 00:00
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全175部分)
  • 14975 user
  • 最終掲載日:2020/02/24 19:00
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全121部分)
  • 15529 user
  • 最終掲載日:2019/10/05 20:00