【高を括る】の意味と使い方の例文(慣用句)

【慣用句】
高を括る

【読み方】
たかをくくる

【意味】
あなどる。大したことはないとあまく見る。

「高」は、程度。「括る」は、ここでは軽く見ること。
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「高を括る」の使い方

ともこ
あら、まあ。健太くん。そのけがはどうしたの?
健太
今日、図工の時間に、彫刻を使ったんだけど、先生から簡単な作業だと高を括っているとけがをするぞーって言われていたのに、調子に乗ってしまったんだよね。
ともこ
調子に乗って、自分の手まで削ったってこと?
健太
そうなんだ。慎重にやるべきだったよ。

「高を括る」の例文

  1. 対戦相手は、無名のチームだと高を括っていたら、試合で完敗してしまい、呆然とした。
  2. 本命の大学の受験の前に、練習用に格下の大学を受けたが、格下と高を括っていたことが仇となり、落ちてしまった。
  3. 前回圧勝した相手との再戦で、今回も楽勝だろうと高を括っていたら、前より強くなっていたので焦った。
  4. こんな店構えなのだから、大した料理は出ないのだろうと高を括っていたら、これがびっくり、丁寧に下ごしらえされたことが伺える、とてもおいしい料理が出た。
  5. 小学生と将棋をすることになり、手加減してやるかと高を括っていたら、気が付いたら王手を取られていた。
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