【慣用句】
高を括る
【読み方】
たかをくくる
【意味】
あなどる。大したことはないとあまく見る。
「高」は、程度。「括る」は、ここでは軽く見ること。
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「高を括る」の使い方
あら、まあ。健太くん。そのけがはどうしたの?
今日、図工の時間に、彫刻を使ったんだけど、先生から簡単な作業だと高を括っているとけがをするぞーって言われていたのに、調子に乗ってしまったんだよね。
調子に乗って、自分の手まで削ったってこと?
そうなんだ。慎重にやるべきだったよ。
「高を括る」の例文
- 対戦相手は、無名のチームだと高を括っていたら、試合で完敗してしまい、呆然とした。
- 本命の大学の受験の前に、練習用に格下の大学を受けたが、格下と高を括っていたことが仇となり、落ちてしまった。
- 前回圧勝した相手との再戦で、今回も楽勝だろうと高を括っていたら、前より強くなっていたので焦った。
- こんな店構えなのだから、大した料理は出ないのだろうと高を括っていたら、これがびっくり、丁寧に下ごしらえされたことが伺える、とてもおいしい料理が出た。
- 小学生と将棋をすることになり、手加減してやるかと高を括っていたら、気が付いたら王手を取られていた。