広島の日本酒おすすめ人気ランキング10選【亀齢・幻・雨後の月も！】

蓬莱鶴 奏（ハーモニー）を醸造する原本店は、広島市内中心部のビル地下で酒造りをしているという珍しい蔵元。小さな造り酒屋ではありますが、広島産のこだわり原料で、香り高い純米大吟醸を醸造しています。フルーティーな味わいでスッキリした口あたりが人気です。

西条にある亀齢酒蔵は、「鶴は千年、亀は万年」という言葉通り、長きにわたって美味しい日本酒造りを続けています。この日本酒はメロンのようなフルーティーな香りが特徴。後味もさっぱりしていて、飲みごたえがあります。お値段がとてもリーズナブルなのも嬉しいですね。

広島の酒米「八反錦」でつくられた純米吟醸酒「幻」。これを作っている中尾醸造は明治4年創業で、リンゴ酵母で醸す独特な醸造法で造られています。果物のフルーティーな香りが女性に人気で、食前酒としても人気です。

明治元年創業の今田酒造本店は、全国的にも珍しく女性杜氏がつくっています。「富久長」は八反草と軟水を使ったやや辛口の日本酒です。搾りたてらしく色が少し濁っていて、米の甘いにおいが残っているため、甘さと辛さが絶妙なバランス。ピリッとした味わいで、夏におすすめです。

大正元年創業の賀茂泉酒蔵の代表ブランド「賀茂泉」は炭素ろ過していないため、淡い黄金色で香りのよいお酒。旨味・コク・キレと三拍子そろっているので、純米吟醸酒好きにはたまらない日本酒です。2015年には全米日本酒歓評会金賞を受賞しています。

桜の花びらの形をした純金箔を入れて造られた大吟醸酒。賀茂鶴酒造の代表ブランドで、県北の自然で育った酒造好適米が使われた、芳醇な味わいに仕上がっています。オバマ大統領来日の際、銀座の名店「すきやばし次郎」で振る舞われたことでも話題になりました。

「マッサン」でお馴染みの竹鶴酒造の「竹鶴」は、なめらかな口当たりで、酸味と甘さの絶妙なバランスが人気。ダンチュウ誌で「毎日でも飲みたい酒」で第3位に選ばれた実績もあります。お料理を選ばず、ついついお酒がすすんでしまう日本酒。晩酌におすすめです。

「酔心」をつくるのは三原にある山根本店。万延元年に創業された伝統ある酒蔵で、軟水を使った広島らしいお酒をつくっています。なめらから口あたりで、後味のよいお酒。「酔心」は、日本画の巨匠、横山大観の愛飲酒としても知られています。

これまでに数々の賞を受賞しており、2014年の秋季全国酒類コンクールで第1位 。また2015年には「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で金賞を受賞しています。海外でも人気の高い銘酒です。

呉の相原酒造がつくる名酒「雨後の月」。この素敵な名前は、徳富廬花の小説「自然と人生」から命名されました。雨後の月が周りを明るく照らし、澄んだお酒になるようにイメージ。広島独特の軟水を使い造り出されています。

いくつかある「雨後の月」シリーズの中でも人気なのが、こちらの辛口純米酒。辛口らしくキレのある味とやわらかな口当たりで、いくらでも飲める日本酒です。とても軽やかなので、飽きることがありません。初心者の方にもおすすめです。

1位にランクインしたのは、金光酒造の「賀茂金秀」。金光酒造は西条から少し離れた黒瀬町にある明治13年創業の小規模な酒蔵です。この「賀茂金秀」は酒造りにこだわりを持つ5代目の蔵元杜氏である金光秀起さんが作った逸品。2009年から3年連続で全国新酒鑑評会で金賞を獲得しています。

酒蔵の清潔さが徹底しており、どこを見ても清掃が完璧。酒造りへの熱意やこだわりが、酒蔵にあらわれています。こちらの「賀茂金秀」はたくさんあるシリーズの中でも人気の高い純米大吟醸。千本錦を40％まで精白し造られています。控えめな香りですが、しっかりしたコクが絶妙なバランス。どんなお料理にもピッタリです。