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【大相撲】

通常開催目指し大相撲夏場所&名古屋場所開催を2週間延期発表 それでも八角理事長は「再び変更の可能性があることを…」

2020年4月3日 20時28分

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、記者会見する日本相撲協会の八角理事長

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲夏場所の初日を5月10日から同24日へ2週間の延期を決めた。名古屋場所も7月5日初日の予定を2週間後の同19日初日へ延期。あくまで通常開催を目指すが、今後の状況によっては縮小開催や無観客、中止、日程の再変更も検討していくとしている。

 2週間の延期について八角理事長(元横綱北勝海)は、「状況が日に日によくなっているとはいえない状況下の中で、一番開催しやすくするにはどうしたらいいか、というところで2週間延期を決めました」と理由を説明した。

 無観客で開催した春場所では感染者を1人も出すことなく、無事に千秋楽を迎えた。ただ、八角理事長が説明したように東京では3日も89人の感染者が確認された。

 状況が状況だけに4日に予定していた夏場所のチケット発売日は現時点でも未定。八角理事長は今後についても「期間を2週間延期するというだけで、ほかのことは何も決まっていません」と話した。

 開催方法について通常開催を目指しつつ、縮小しての開催、無観客開催、あるいは中止を含めあらゆる想定をして柔軟に対応する構え。さらに八角理事長は日程に関しても、初日を7月5日から同19日に延期が発表された名古屋場所と合わせ「再び変更の可能性があることを、この場をお借りしてはっきりと申し伝えさせていただきます」と話した。

 

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