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【大相撲】幕下以下の力士1人が新型コロナ検査 簡易検査で陽性も「病院側の誤りで実際には陰性」「とりあえず本検査をしてる状況」2020年4月9日 19時38分
新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして9日、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、幕下以下の力士1人が8日に都内の病院で簡易検査を受けたと発表した。 当該力士はその場で陽性と判断されたが、9日になって「病院側の誤りで、先ほど病院から実際には陰性だったと連絡を受けた」と芝田山部長は説明した。 ただし、「とりあえず本検査をしてる状況。特に今、確定したという状況ではない」と芝田山部長は話し、陽性だった場合は10日に、陰性だった場合は11日に判明するという。 当該力士は4日4日から2日間の熱が続き、いったんは下がったものの再び発熱。検査するにいたった状況を、芝田山部長は「体のだるさ、息苦しさ、せきも少しあり血痰(たん)の症状が見られた」と説明した。当該力士は持病があるが、現時点では命にかかわる状態ではないという。 陽性だった場合は感染拡大が懸念される。それを踏まえて部屋の稽古は中止されており、部屋関係者は部屋または自宅で待機している状態。芝田山部長は「今のところそういった(感染を疑われる)力士はいない」としたが、「陽性となればほかの力士も検査しなくてはいけなくなる」と万が一に備えている。 基本的に協会員は外出禁止となっており、当該力士の行動については現在調査中。感染者が出れば即中止という中で3月の春場所は史上初の無観客でやり遂げた。プロ野球、Jリーグの開幕は未定だが、大相撲は開催を目指し夏場所初日を2週間遅らせて現時点では5月24日としている。 PR情報
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