ボクシングのWBAミドル級王者・村田諒太(34)=帝拳=が10日、東京都内で、これまでの試合を振り返るWOWOWの特別番組「世界に羽ばたいた日本のレジェンドの試合をもう一度! 村田諒太編」(放送13日午後9時)に出演、文書での取材に応じた。
村田は、東京五輪が1年延期されたアマチュアの後輩たちにも触れた。
「ここにピークをもってきた選手はいっぱいいると思うんです。何カ月、何年も前からそこに向けてやってきたので、そこが1年延期となったら、気持ち的にもすごい難しいと思う」とおもんぱかった。
その一方で「オリンピックに出て活躍することで得られるメリットはすごく大きい。僕も、エンダムとの(不可解判定で敗れた1戦目)判定とか、ブラントとの2戦目の(王座)返り咲きとか、オリンピックに比べたらインパクトは大したことないんですよ。やっぱり、オリンピックまで頑張るしかない。その気持ちを保つしかないですよね」と、ブレずに五輪を目指し続けようとエールを送っていた。
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