愛知県の大村秀章知事(60)が9日に記者会見し、10日に同県として独自に緊急事態宣言を発令すると発表したことを受けて、中日の加藤宏幸球団代表(61)と与田剛監督(54)がナゴヤ球場に隣接する選手寮・昇竜館で今後のチーム活動について話し合い、自主練習を継続することを決めた。
加藤代表は「練習は仕事ととらえている。われわれはもっとも安全な場所で、体を動かしてもらっていると認識している。リスクは避けられないから、できるだけ3つの密を避けるように工夫する」と説明した。11日からはグループをさらに細分化するなどして自主練習すると思われる。
与田監督も「明日(10日)正式に(緊急事態宣言が)出てからコメントさせていただきます」と前置きし、「自粛をして、選手たちがあちらこちちに散らばってしまう方が事故にもなる可能性もある。危険なこともあるわけだから、こういう方法(ナゴヤ球場ので自主練習)をとっている」と続けた。
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