埼玉県内6市46万件の特定個人情報含むデータ入力業務を無断再委託|AGS株式会社

画像:受託業務における契約および法令違反のご報告とお詫び/AGS株式会社より

AGS株式会社は2019年1月8日、埼玉県県内6市の自治体から受託した個人情報を含むデータ入力業務及び封入封緘業務を、法令に違反して無断で第三者に再委託していたと明らかにしました。

発表によると、同社の無断委託は2016年~2017年と複数年に渡り実施され、データ入力業務合計46万2,015件と封入封緘業務合計8,414 件に含まれる個人情報が流出したとのことです。

自治体からの要請を受け調査

AGS株式会社は今回の無断再委託について、社内調査により発覚したと説明しています。

同社によると、委託元の各自治体から同社に向けて、特定個人情報(マイナンバーなど)を取り扱う受託業務において無断再委託の有無に関する報告要請があったとのこと。

要請を受け同社が調査を実施したところ、番号法が施行された2015年度こそ再委託の許諾を得ていたものの、その後の2016年~2017年度分は自治体の許諾を得ずに再委託していたことが明らかになりました。

6市46万件以上の個人情報が流出

AGS株式会社によると、無断再委託の対象となっていたのは埼玉県内の東松山市や羽生市など合計6市。影響を受けた個人情報は46万件以上になるとのこと。

市名 件数 業務内容
本庄市 7万2,120件 H28・29年データ入力業務
東松山市 8万2,970件 H28・29年データ入力業務
羽生市 4万8,407件 H28・29年データ入力業務
深谷市 11万7,670件 H28・29年データ入力業務
和光市 9万4,221件 H28・29年データ入力業務
幸手市 4万6,627件 H28・29年データ入力業務
8,414件 封書封緘業務

参照受託業務における契約および法令違反のご報告とお詫び/AGS株式会社

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