渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ライディングフォームとオートバイ

2020年04月10日 | 公開情報

ヤマハのサイトから。
極めて正しいライディングフォームを取っ
ている。
肩のチカラを抜いて肩甲骨を緩めて肩は
下げ、背骨を直立硬直させずに緩やかで
綺麗なアーチを描いて緩衝と空力に備え
ている。
頷は引き、背骨の延長上に脛骨のアングル
を取り、血流を阻害しない。
膝は真下にだらんと自然に脱力させて
垂らす。
乗れてるライダーのフォームだ。

以前のヤマハの155のネット記事。
このフォームは、固まり過ぎで×だ。
GPライダーの福田照男さんが「背中に
三角定規」と批判していたフォームで、
私がヤキトリと呼ぶトリの姿焼き型の
フォームだ。


XSR700は元本モデルと国内モデルでは
プロジェクト責任者が異なる。
このモデルを作った時の本来のテイスト
を有するモデルを入手しようとしたら、
ヨーロッパからの初期型中古輸入物と
る。作られた最初のコンセプトや作り
みは、初期モデルにこそ結実している。
サクッと国内現行版を私が買わない意味
もそこにある。

どうせなら、マシンを生み出した人が
自分で乗っているのと同じ仕様で最初は
乗りたい。
「イタリアに行きたいな」と言うと、
ぜひぜひと彼は言う。
イタリアには私は行ったことがない。
このオートバイでイタリアの景色の中を
走れたら、どんなに素晴らしいか。
私の狙いはこのマシンを生み出した開発
総責任者のコンセプトと思いが詰まった
初期型限定だ。
国内版は日本向けに細部が変更された
タイプだからだ。

開発総責任者とヨーロッパ総合発売前の
XSR700。




奥にある同時発表のコンセプトカスタム
の仕様に最初からしたいと私が言ったら、
「まず最初はノーマルで」と作った本人
からやんわりと釘を刺された(笑)。


こんな改造も大好きだが、やはり、本来
のその車の良さを味わうにはノーマルで
乗るのが一番よいのだろうなあ。

しかし、これはこれで、めちゃくちゃ乗り
たいというのはある。
自分の中での一つのコンセプトとして。
でも、車検時に戻すの大変そお〜(笑)。
ここまでやるなら、私なら構造変更申請
をする。
車は違法改造車ではなく、合法車両に
乗りたい。マフラーも車検可の物で。
ハンドルの高さと形状は申請で変更でき
る。突起部分のないセパレートクリップ
オンズは合法化可能だ。
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